ドンとマインド

バンド THIS IS JAPANの歌と運動、杉森ジャックのブログ。

vol.3"アイアンマン2"【杉森ジャックのMARVELアメコミマラソン】

2016-05-27 18:00:50 | 映画
こんばんは。毎週金曜18時更新、杉森ジャックのSUPER FRIDAY!!!
いつもみてくださってるみなさまthanx。

MARVELアメコミマラソン!
今回は"アイアンマン2"です。まだまだ先は長い。
マーベルシネマティックユニバースでいうと3作目、アイアンマンシリーズ2作目の本作。
今回は新キャラのブラック・ウィドーにスカーレット・ヨハンソン、そしてミッキー・ロークはヴィラン(悪役)にあたるウィップラッシュとして登場。

今回は2体のアイアンマンとウィップラッシュのバトル!!
ウィップラッシュはムチで戦うしアイアンマンも割と拳で殴るので、CGを多用しながらもアナログ感のあるバトルは迫力あり。
アイアンマンの視覚効果はCGをうまく混ぜてくるので、「うわぁCGやなぁ…」ってならなくて良い。
しかしウィップラッシュがあんま強くないので、中盤のアイアンマンvsアイアンマンの方が面白かったです。

三部作における二作目はそんなに面白くない、というかつなぎとしての役割が大きくなってしまう…と思ってるけど、今回はズバリそんな感じだ。バトルはミッキーローク先生のおかげもあってかシリアス感出てるし、コメディもあるし、ヒロインともラブコメさせてくるし、なんだかまとまらない印象。これで悪役が良いとひきしまりそうだけどウィップラッシュがよくわからん動機で暴れるあんま強くないおじさんそれでもインクレディブルハルクより面白かったのはアイアンマンに出てくるキャラクター像が確立されているから。2で一番良かったシーンはDJアイアンマン!DAFTPUNKとか流れちゃいます。あとドーナツ屋さんのアイアンマンも良かった。
こういうキャラを立たせる演出は前回よりも際立ってたかも。
そんな感じで、状況説明や人間関係にフォーカスし、バトルはまずまず…といった感じがしました。コメディは◎
死ぬまでにはもうみません!600点!!(1000点満点)



ミッキーロークといえば自分はレスラーが好き。闇のロッキー的な感じで、老いていくレスラーの生き様にしびれます。
スカーレットヨハンソンだと、ゴーストワールド。サブカル女の果てがそこにある!!

また来週金曜に。

vol.2 "インクレディブル・ハルク"【杉森ジャックのMARVELアメコミマラソン】

2016-05-20 18:00:55 | 映画
毎週金曜日18時更新。THIS IS JAPANの杉森ジャックのSUPER FRIDAY!!!

前回にひき続きマーベルアメコミ映画マラソン。第2回目はインクレディブル・ハルク!!
いわずとしれた緑の巨人です。それではレビューはじめます。

主演はエドワード・ノートン。
個人的に大好きな俳優です。いわゆる演技派というんでしょうか、マッドな役を演じさせたらピカイチです。なので今回のハルクにも期待してみました。
変身前からいい体してますね。

アメコミ映画の醍醐味であるヒーロー誕生エピソード!!
なのですが今回はなんとオープニングでサクッと全部説明しちゃう。
怒るとハルクになるという悩みで悶々としている主人公の物語です。頑張ってコントロールするぞ!

ハルクになると暴走し記憶もないので、暴れるハルクにはほぼ感情移入できません。
感情移入できるのは、負のスパイラル(力をコントロールするぞ!→失敗する→ハルクになって暴走→もう一回コントロールするぞ!→失敗する→ハルクになって…)から抜けられない主人公の方。ひたすら苦悩、苦悩の日々です。

ではどこでおれたち観客を楽しませてくれるのか!答えはダイナミックアクション。そして大暴れするハルクとそれを抑えようとする人間の物語。この2つが見所です。
特にアクションはトランスポーターの監督なのでさすがです。でも変身してないときのほうが面白かった、CGはやはりCG…となってしまう。暗闇のCGはリアルでよい感じでしたが。
物語についてはゴジラを見たときを思い出しました。大暴れするハルク、翻弄される人間、という構図で魅せます。

いろいろ書きましたが、前作アイアンマンと比べると予想通りの筋書きをなんとかガチアクションとハルクのCGでエンターテイメントにしたという印象。エドワード・ノートンの演技もエドワード・ノートンじゃなくて別に良かったのでは…。死ぬまでにはもう見ません!550点!!
苦悩、苦悩の日々!

エドワード・ノートンといえばファイトクラブとアメリカンヒストリーXが好き。どちらもキレキレです。

変身しなくても十分強そうだ。

次回はアイアンマン2!!
また来週金曜日18時に。





vol.1 "アイアンマン"【杉森ジャックのMARVELアメコミマラソン】

2016-05-13 18:00:17 | 映画
映画ブログはじめました。バンドTHIS IS JAPANのギターボーカル、杉森ジャックです。
記念すべき第一回。
映画って人によって好みも全然違うし、何やろうかなぁと思っていたところ、コーナーものから初めてみようと思いました。コーナー第一弾です。

【杉森ジャックの独断と偏見で解説するアメコミ映画コーナー】

☆毎週金曜日18時に投稿。
金曜日にDVD借りて帰るからこの時間。

アベンジャーズって何なんだ、今更もう手遅れなのか…という人向けにシリーズを1作品ごとにレビューしていきます。では。


アイアンマン!!
ロバートダウニージュニア主演です。

その前に一つ。
実はいわゆる"アベンジャーズ"っていわれてる作品群には"マーベルシネマティックユニバース"という正式なくくりがあります。

◼︎マーベルシネマティックユニバース

1.アイアンマン
2.インクレディブル・ハルク
3.アイアンマン2
4.マイティ・ソー
5.キャプテン・アメリカ
6.アベンジャーズ
7.アイアンマン3
8.マイティ・ソー2
9.キャプテン・アメリカ2
10.ガーディアンズオブギャラクシー
11.アベンジャーズ2
12.アントマン
13.シビルウォー(キャプテン・アメリカ3)


今のとこ全13作品です。なのでこのコーナーはアメコミといってもバットマンとかはレビューしません。上の13作品をレビューしていき、最後にシビルウォーでみんなぶちあがろうという企画です。

レビュー始めます。

まず驚いたのが、ロバートダウニーjr.演じる主人公トニー・スタークがめちゃくそ金持ちの社長。
武器商人です。戦地にいってミサイルぶっ放して兵隊にプレゼンとかします。
ヒーローっていうと、悲しみを背負っていたりトラウマがあったりとどこか暗いルーツがあるっていうイメージですが、アイアンマンは違う!なんてったって金持ち!天才!女好き!性格も陽気なおじさんです。適当です。ヒロインの人が素敵です。既存のヒーロー像とは一線を画すアイアンマン。

路線としてはシリアスなダークナイトと真逆ですが、同じくらいリアルな世界観で作られてます。ちゃんと社長の仕事もしてたり、スーツのテストシーンもしっかり描写していて、決して子供騙しのファンタジーじゃないと伝わってきます。


ちゃんと現実的な世界観。だけど爆笑しちゃうくらいコメディもたっぷり。適当だけどやる時はめちゃくちゃカッコよく頑張るアイアンマン。"大人はカッコイイ!"と思わせる今までのヒーロー像にない不思議な魅力があります。
笑えてハラハラして感動する…そんなアメリカ映画の美味しいところをバランスよく盛り込んでいてる映画だと思います。

アメコミは子供騙しだという大人も、最近のアメコミは暗い…という少年も!マーベルシネマティックユニバース、記念すべき1作品目。これが映画だ!とまでは思わないけど、これがエンターテイメントだ!とは思いました。死ぬまでにあと2回はみます!800点!(1000点満点)


ちなみにロバートダウニーjrさんの若いころの映画も好きです。レスザンゼロという作品。その壮絶な人生がアイアンマンの役作りにバチっとはまっている気がする。
顔に出る!



また来週。