ドンとマインド

バンド THIS IS JAPANの歌と運動、杉森ジャックのブログ。

vol.18 "エルム街の悪夢" 【追いかけろ!4大ホラーヒーロー】

2016-09-09 18:00:19 | 映画
こんばんは。
先週はライブで更新できず…。しかし今週は更新。来週も更新予定です。
勝手に括った4大ホラーを追いかけるコーナー!第二回目!

今回は言わずと知れたフレディの登場する"エルム街の悪夢"です。赤緑のボーダーにハット鉤爪というホラー界では超絶に有名なフレディVS女子高生ナンシーの物語。公開は1984年。

前回の"13日の金曜日"は、焦らして焦らしてで恐怖を煽っていくスタイルだったのに対し、本作はガンガンフレディ登場だ!始まってソッコー出てきます。
圧倒的驚異として描かれるけど、フレディは夢の中にしか出てこないという制約があるので、映画には嫌な緊張感が流れます。ざわざわざわ…そしてフレディに夢の中で殺されたり傷を負わされるとそれが現実世界の自分にそのまま反映されるということが途中でわかります。
夢の中のフレディは無敵の殺人鬼なので、眠ったら最後、確実に殺されてしまう…という高校生達のあたふたドタバタが見所です。
しかも夢の中でぶっ殺されるからかなりファンタジックな殺され方されちゃいます。現実と夢を微妙に行き来する感じもあるしもう何でもありです。そんなフレディの存在だけでもなかなかの恐怖なのですが、高校生と大人の構図が恐怖を加速させます。
夢の中の出来事を現実と捉え、危険を知らせる高校生VSそんなの夢の中の話だろうHAHAHAという大人。助けてくれるはずの大人が助けてくれない。自分たちしか信じられない、自分たちだけで何とかしなきゃ…という危機感が子供ダマシになりかねない作風をシリアスにしています。ちなみにジョニーデップのデビュー作です。

"13日の金曜日"がサスペンス寄りで渋めな作りであったのに対し、エルム街の悪夢はファンタジックでアメリカンな印象。しかし感じるゾクゾク感はなかなかの辛口です。
夢の中で大暴れするハチャメチャなフレディ。奔走する高校生。信じてくれない大人。
ヤバいやつを自分たちだけが知っている…誰も助けてくれないという恐怖はいつの時代も変わらないからこそ、これだけ支持されているのかと。
有名シーン。
ザッツエンターテイメントな一作。死ぬまでにあと1回はみます!700点!

来週はとうとう"悪魔のいけにえ"!!!!!

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THIS IS JAPAN next live…発売中の新譜"DISTORTION"のレコ発企画です。みんなきてね!
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