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vol.6"キャプテン・アメリカ"【杉森ジャックのMARVELアメコミマラソン】

2016-06-10 18:00:49 | 映画
毎週金曜18時更新!!杉森ジャックのSUPER FRIDAY!!!
前回飛び込みでデッドプールの感想を挟みましたが、MARVELアメコミマラソン継続中です。
今回はキャプテンアメリカ。MARVELの中でも屈指の知名度を誇るキャプテンアメリカがとうとう登場!!そして次作、お待ちかねのアベンジャーズへ。

まずこのキャプテンアメリカさんはめちゃくそ真面目です。弱いものいじめはよくない!と真顔で言えるタイプ。(バンドマンに少ないタイプ)
それもそのはず、キャプテンアメリカはアベンジャーズの中でも最も古い第二次世界大戦期キャラクター。愛国心の塊キャプテンアメリカは善を勧め悪を叩くのです!
圧倒的ピュアネスと筋肉が武器のスーパーヒーロー。これってアイアンマンと全部逆だ。
キャプテンアメリカは戦前の価値観、アイアンマンは戦後の価値観を象徴していると思います。
キャップに殴られるヒトラー。キャプテンアメリカは舞台が戦時中ということもあって映画の作りもその時代の映画っぽさをフィルム加工やBGMでいい感じに作りこんでます。"彼は違う時代からきた違う価値観の人なんだ!"と、感じさせられると共に、タイムスリップ感を観客はエンターテイメントとして楽しめます。MARVELの中でも異例の懐かしい感じ。そしてお約束のヒーロー誕生シーン、地味になるかなぁ~と思ってたけど意外に良かったです。
キャプテンアメリカさんは元々めちゃくちゃひ弱ですが、実験でパワーアップします。これがもう劇的ビフォーアフターで、目ん玉飛び出ます。まさに成功したハルク。やったぜ大胸筋!この筋肉には真面目パワーが詰まってます。ちなみに敵はこの人。キャプテンに比べてとても雑な作りです。レッドスカルとのこと。例によって悪役はいつも通り魅力なしです。今作は次作アベンジャーズへのつながりを意識しているため、単体の面白さはそこそこなものの、キャプテンアメリカがどのように形成されていったのかを丁寧に描写してます。
もっとエンタメに振り切れるところをあえて時代背景にたっぷり時間を割くことで、彼がこれから現代社会と遭遇しても自然と観客は感情移入できるはず。
アベンジャーズだけ見ると、なんでこいつこんなクソ真面目なんだよ…と呆気にとられますが、本作で納得か。エンターテイメントとしても中々です。
アイアンマン&キャプテンアメリカ、アベンジャーズ2大ヒーローを立たせるために放つ驚異の送りバント。死ぬまでにあと1回は観ます!700点!(1000点満点)
ちなみに日本ではBOSSでおなじみのトミーリージョーンズさんも出てますよ。
自分はノーカントリーが好きだな、ハビエルバルデムの最高悪役も圧巻。

また来週。
明日THIS IS JAPANの企画もあるので遊びに来た人は映画の話しましょうね。

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詳細→http://thisisjapan.net

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