THINKING ECO

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「U2」ボノさん

2008-05-28 | 世界のこと

アイルランド出身でロックバンド「U2」のボーカル、ボノさんの記事が今朝の新聞に載っていました。早速、動画配信に接続、歌を聞いてみました。歌の力強さもさることながら、全身から大きな大きなエネルギーが放たれているのを感じ、引き付けられ、見入ってしまいました。

 

ボノさんは、今日から横浜で開催されています「アフリカ開発会議(TICAD)」に参加するためにロック歌手のボブさんと共に来日。福田首相や「MOTTAINAI」でご存知の方も多いノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんを始め、多くの方とお会いになるそうです。

 

20年以上もアフリカ支援に取り組み、90年代末には、貧困国の債務削減を求める国際的な運動である「ジュビリー2000」に参加しました。彼はローマ法王やクリントン米大統領と個別に会見をし、ジュビリー2000への支援を取り付け、1999年のケルン・サミットでは、ヒューマン・チェーンの輪に加わり、「貧困国の債務削減」という馴染みの薄い、難しい問題に対して積極的なアピールを行っています。

 

2002年にはアフリカにおける貧困やエイズ・貿易の問題に取り組むためにNGO「DATA」の設立に関わり、全世界の市民が貧困削減を呼びかけるONEの活動も推進しています。

 

G8諸国の首脳らと直接対話して貧困国の債務削減を訴えるなど、精力的な活動をアフリカ支援拡大に奔走しているボノさんですが、「開発途上国が直面している最大の問題は、マラリアやエイズといった病気ではなく、政府の汚職問題などの腐敗である。援助額を増やそうとするときは必ず汚職問題に関して条件をつけなければならない。」とも話しておられました。

 

昨日、ボノさんに、慶応大学から名誉博士の称号が授与されました。

 

ONE活動:http://www.one.org/jp/

エコ辞典:http://www.thinking-eco.net/index.htm


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