グリーンピースが宅配便を無断で持ち出し窃盗

2008年05月15日 | news
調査捕鯨 “肉横領”で告発状
5月15日 18時32分
日本の調査捕鯨船「日新丸」の乗組員が南極海で捕獲したクジラの肉を個人的に大量に自宅に送っていたとして環境保護団体の「グリーンピース・ジャパン」は15日、業務上横領の疑いで東京地方検察庁に告発状を提出しました。水産庁は、関係者から話を聞くなどして事実関係の確認を進めています。
「グリーンピース・ジャパン」によりますと、調査捕鯨船「日新丸」が先月15日に南極海での調査捕鯨から東京港に戻った際、乗組員が自宅に送った段ボール箱の中に「畝須(うねす)」と呼ばれるクジラの肉23キロ余りが入っていることを確認したということです。調査捕鯨は、水産庁の許可を受けて日本鯨類研究所が東京の船舶会社「共同船舶」から船や乗組員を借りる形で行われています。グリーンピース・ジャパンは、乗組員の行為は業務上横領に当たるとして15日、東京地方検察庁に告発状を提出するとともに、農林水産省などに対して日本鯨類研究所や共同船舶による調査捕鯨の停止を求めています。これについて共同船舶では、乗組員には1人およそ10キロのクジラの肉を土産として渡しているが、会社が買い上げた肉で問題はないとしており、水産庁は、事実関係の確認を進めています。ところで、今回の告発にあたってグリーンピース・ジャパンは、乗組員が送ったとみられる宅配便の荷物の1つを、本人に連絡しないまま運送会社の配送所から持ち出し、中を開けたということです。この行為についてグリーンピース・ジャパンの弁護士は「証拠品であるうえ、不当な利益を得る意思もなく、違法性を免れることができると考えている」と話しました。一方、宅配便を取り扱った業者は「この荷物が見つからないため調査していたが、このような形で発見され驚いている」としていて、15日、警察に遺失物の届けを出しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/k10014606721000.html#




鯨肉持ち出し疑惑、「証拠品」示す グリーンピース
2008年05月15日12時08分
 日本の調査捕鯨で捕られた鯨肉を乗組員が無断で持ち出している疑惑について、環境NGO「グリーンピース(GP)・ジャパン」が15日、東京都内で記者会見した。船から配送されたという段ボール箱に入った塩漬けの肉を「証拠品」として示し、疑惑解明や調査捕鯨の見直しを訴えた。同日午後、乗組員ら12人を業務上横領の疑いで東京地検に告発する。
写真会見で乗組員が無断で持ち出したとされる鯨肉を提示するグリーンピースのメンバー=15日午前、東京都千代田区、福留庸友撮影

 GPによると、箱に入っていた鯨肉はベーコンの原料になるウネスと呼ばれる部分で23.5キロ。市価で11万~35万円相当という。星川淳事務局長は会見で、「調査捕鯨には税金も使われている。日本の信頼にかかわる問題で、政府は徹底して真相解明する必要がある」と話した。また、水産庁に対し、調査捕鯨を実施している財団法人日本鯨類研究所などの調査捕鯨許可を停止するよう求める文書を送ったという。

 GPが確認した箱は、4月15日に東京に帰港した船から降ろされた荷物の一部。GPは調査捕鯨船・日新丸の元乗組員から「乗組員が鯨肉を私的に持ち帰っている」との情報提供を受けて調査しており、同日、船から出された荷物を積んだ運送会社のトラックを追跡。配送所などで「塩物」などと書かれた伝票と乗組員の名簿を照合し、12人の名前を47箱で確認。うち1箱を無断で持ち帰ったという。

 一方、日本鯨類研究所は、乗組員に赤身とウネスを数キロずつ土産として配ることは認めているが、「乗組員が何十キロものウネスを持ち出すことはまず無理だ」としている。
http://www.asahi.com/national/update/0515/TKY200805150114.html





捕鯨調査船が鯨肉持ち帰り? グリーンピースが告発状
2008.5.15 14:41
調査船乗組員の鯨肉問題で、“証拠”の鯨肉を手に説明するグリーンピース・ジャパンの男性=15日、千代田区
 環境保護団体「グリーンピース・ジャパン」は15日、日本の調査捕鯨船「日新丸」が調査捕鯨で捕獲した鯨肉を個人的に持ち帰った疑いがあるとして、同船の乗組員12人に対する業務上横領罪での告発状を東京地検に提出した。これを受け、水産庁も不正な持ち出しがなかったか、実態調査に乗り出す方針を固めた。
 12人は、日本鯨類研究所から調査捕鯨の委託を受けた船舶貸船会社「共同船舶」(東京都中央区)の乗組員。
 グリーンピース・ジャパンによると、4月15日に東京港に帰港した同船から発送された荷物を追跡したところ、乗組員1人が青森市内の自宅あてに送った段ボールから、鯨ベーコンに使われる「畝須(うねす)」と呼ばれる部位23・5キロが塩漬けの状態で見つかった。市場価格は11-35万円相当の高級品という。さらに、最低47箱の荷物に鯨肉が入れられ、12人の乗組員の自宅に送られた疑いがあるとしている。
 同団体は配送所から、乗組員の了解を得ずに荷物をを持ち出し開封していたが、「横領行為の証拠を入手するためで違法性はない」などと主張している。
 一方、日本鯨類研究所によると、調査捕鯨船の乗組員は「土産」として1人最大で約7-8キロの鯨肉を、無償で持ち帰ることができる。石川創・調査部次長は「鯨肉は船内の施錠された冷凍庫で厳重に保管されており、勝手な持ち出しは不可能だ。船内は狭く隠すスペースもない」とする。
 共同船舶では「勝手に段ボールを開けたことは盗みであり、許されない」と、グリーンピース・ジャパンの行為を強く非難している。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080515/crm0805151443017-n1.htm




宅配荷物紛失で被害届=環境団体持ち出しの鯨肉か-西濃運輸
5月16日13時31分配信?時事通信
 日本の調査捕鯨船「日新丸」の乗組員が鯨肉を横領したとして、環境保護団体グリーンピース・ジャパン(GP)が告発状を出した問題に絡み、鯨肉を配送した西濃運輸(岐阜県大垣市)が16日、宅配中の段ボール1箱が盗まれたとして、青森県警に被害届を出した。
 GPは15日、鯨肉入りの段ボール1箱を4月16日に西濃運輸の青森支店で入手したと説明。送り主の了解は得ておらず、顧問弁護士は「形式的には窃盗かもしれないが、横領行為の証拠として提出するためで、違法性はない」としていた。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080516-00000067-jij-soci






証拠得るため「窃盗」までする グリーンピース手法
2008/5/16
環境保護団体グリーンピース・ジャパンが、調査捕鯨で得られた鯨肉を運輸業者の保管所から持ち出し、業者が盗みの被害届を出したことが分かった。グリーンピースは「横領の証拠品確保に必要だった」ため窃盗には当たらない、としている。しかし、専門家は証拠収集だとしても犯罪になると指摘、その手法が波紋を呼んでいる。

青森県警に盗みの被害届を出す
写真グリーンピース・ジャパンのホームページ
グリーンピース・ジャパンが持ち出した鯨肉は、日本の調査捕鯨船の乗組員が帰港後に北海道函館市の自宅に送ろうとした段ボール箱に入っていた。運び込まれた西濃運輸青森支店で2008年4月16日になくなり、同社では、J-CASTニュースの取材に対し、青森県警に盗みの被害届を5月16日に出したことを明らかにした。なくなったのは、客が自由に出入りできるトラックターミナル内だった。

グリーンピースによると、この段ボール内には、鯨肉のうちベーコンに使われる高級な部位「畝須(うねす)」23.5キロが入っていた。関係者から鯨肉横領の情報を得たとして、捕鯨船が東京港に戻った4月15日、乗組員12人が47箱の荷物を宅配しようとするのを確認。そのうち函館市の乗組員に目をつけ、鯨肉入りとみられる段ボール箱を積んだトラックを追跡していた。

一方、調査捕鯨をしている日本鯨類研究所と乗組員を出している共同船舶は、持ち出された鯨肉が乗組員への土産だったことを明らかにした。約250人いる乗組員全員に、4キロの畝須の切り身2本などを渡している。函館市の乗組員が10本23.5キロも持っていたのは、「仲間から集めたため」という。

グリーンピースは、23.5キロで11?35万円するとし、47箱にも畝須が入っている可能性が高く、その場合、約1トン1500万円ほどになるとしている。日本鯨類研究所などでは、「ベーコンの状態でないので、それほどの値段はつかない。衣類などの生活用品が入っていた段ボール箱もあり、畝須は今のところ1箱でしか確認されていない」としている。

水産庁遠洋課では、「事実関係を確認しているところで、まだコメントを出す段階ではありません。共同船舶が日本鯨類研究所から購入した鯨肉を乗組員に渡していたと聞いており、それなら何ら問題はないと思っています」と話している。

グリーンピースは違法性を否定
これに対し、グリーンピースでは、持ち出した1箱は、土産ではなく、乗組員が横領したものだと主張している。担当部長は、その理由として、「お土産や販売用なら、冷凍されてクール宅急便で送られます。今回のは、そうではなく、常温の塩漬け状態になっています」と説明。「鯨肉は横流しで転売しているという証言も得ています」と話している。そして、グリーンピースでは5月15日、記者会見して、この鯨肉を証拠品として示し、東京地検に業務上横領罪で告発した。

日本鯨類研究所などでは、グリーンピースの主張に反論。「段ボール箱に入っていた鯨肉は、土産で渡したものであって、横領とは違います。また、横流しして売っていたという事実もありません。狭い船ですから、何百キロも隠すようなことは物理的に無理だからです」と話している。

グリーンピースが乗組員の鯨肉を持ち出したことについては、「盗み出したとしか思えません。『証拠品』と称して記者会見で高々と盗品を掲げるセンスは理解できない」と反発している。乗組員がグリーンピースのメンバーを窃盗罪で告発するかどうかについては、「まだ聞いていませんが、やる方向で検討していると思います」としている。

グリーンピースの証拠収集の手法は、専門家から見てどうなのか。

刑法に詳しい日大大学院法務研究科の板倉宏教授は、「鯨肉を持ち出したのは、窃盗に当たると思います」と話す。グリーンピースが犯罪の証拠品になると主張していることについては、「証拠能力はあります。ただ、証拠を得るために窃盗までするのは、正当性がなく認められるものではありません」と指摘している。

記者会見で鯨肉持ち出しを認めたグリーンピースでは、「乗組員の業務上横領を示す物的な証拠を確保するため、仕方がなく必要なことでした。ですから、私たちは、盗みだとは思っていませんし、違法性はないと考えています」と主張している。

http://www.j-cast.com/2008/05/16020256.html





(鯨肉)コメンテーター「グリーンピースの行為は危険な事」(窃盗)
http://jp.youtube.com/watch?v=FnrcvHNPXwo
目的のためなら手段を選ばないグリーンピース
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid488.html#sequel



「告発鯨肉は盗難」西濃運輸が被害届、青森県警が捜査開始

 調査捕鯨で捕獲されたクジラの肉が横流しされていると環境保護団体「グリーンピース・ジャパン」(東京・新宿区)が指摘している問題で、同団体が証拠として公開したクジラ肉は盗まれたものだとして、「西濃運輸」(岐阜県大垣市)が16日、青森県警に盗難被害届を提出し、受理された。

 県警は同日、窃盗容疑で捜査を開始した。
 同団体は15日、調査捕鯨船の乗組員がクジラ肉を大量に持ち出しているとして、乗組員12人について業務上横領容疑での告発状を東京地検に提出した。
(2008年5月17日03時07分??読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080516-OYT1T00951.htm







松坂牛:中国で商標登録申請 「松阪牛」と一字違い

 中国で三重県を代表するブランド「松阪牛」と一字違いの「松坂牛」の商標登録が中国人によって申請されているとみられることが14日、分かった。中国商標局のホームページ上に申請が掲載されていることを三重県松阪市が確認した。同市は市内の企業を通じて「松阪牛」の中国での商標登録を進めているが「松坂牛」が先に認められると本家の「松阪牛」が類似商標扱いで登録を認められない可能性もあるという。市が事実関係を調べている。

 市農林水産課によると、ホームページには、中国人の個人が05年9月に「松坂牛」の登録を申請したことが掲載されている。松阪市側の申請は06年5月で、「坂」が先に認められる可能性がある。申請者や、申請の意図は不明。現在、登録に向けて審査が進められているかどうかも分からないという。

 中国では「鹿児島」「美濃焼」など日本の地名やブランド名を勝手に商標登録するトラブルが相次いでいる。市などは対抗策として中国での商標登録を進めたが、その前に思わぬ「変化球」が投げられていた形。同課は困惑しながらも「事実を確認し、対応を検討する」としている。【山口知】

毎日新聞 2008年5月15日 2時18分
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080515k0000m040189000c.html

中国産「松阪牛」「美濃焼」…現地で勝手に商標申請・登録








ガソリンを米に輸出へ、価格高騰で

アメリカでガソリン価格が高騰しているため、日米両国の政府と民間企業は、日本からガソリンなどの石油製品をアメリカに輸出するため協議を始めることになりました。

 15日にアメリカ・サンフランシスコで協議に参加するのは、アメリカのエネルギー省やエクソンモービルなどの石油メジャー、日本からは経済産業省や新日本石油など石油元売り各社です。
 原油の高騰を受けて、アメリカではガソリンの小売価格が最高値を更新し続けている一方で、日本国内では石油の需要が頭打ちになり、だぶついています。このため、日本で精製したガソリンなどの石油製品をアメリカに輸出することで、日米の政府が一致したものです。
日本からアメリカ向けにガソリンをまとまった量で輸出するのは初めてのことになり、今後、輸送を含めたコストなどを検討していきます。
http://news.tbs.co.jp/20080514/newseye/tbs_newseye3852344.html

石油高騰の謎
http://tanakanews.com/080514oil.htm




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