朝鮮総連施設に非課税措置は違法確定

2007年11月30日 | news
2007.11.30 15:51
 熊本市の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)関連施設への固定資産税減免措置は違法などとして、市長が徴税権を行使しないことの違法確認などを市民が求めた訴訟の上告審で、最高裁第2小法廷(中川了滋裁判長)は30日、市長側の上告を退ける決定をした。これで、税減免措置の違法性を認めた2審福岡高裁判決が確定した。「朝鮮総連関連施設への税減免措置は違法」との判断を最高裁が是認したのは初めて。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071130/trl0711301551006-n1.htm




朝鮮総連施設に非課税措置は違法確定
2007.11.30 15:51
 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の関連施設「熊本朝鮮会館」への固定資産税などの減免措置は違法として、拉致被害者と家族を支援する「救う会熊本」のメンバーが、熊本市長の徴税権不行使の違法確認などを求めた訴訟の上告審で、最高裁第2小法廷(中川了滋裁判長)は30日、市長側の上告を棄却する決定をした。税減免措置の違法性を認め、税減免措置の取り消しを命じた2審福岡高裁判決が確定した。
 総連関連施設への税減免措置は違法との判断を最高裁が是認したのは初。全国の各自治体で対応の分かれている総連関連施設の税減免措置に影響を与えるとみられる。
 2審判決は、熊本朝鮮会館が有限会社の所有になっていることを指摘。その上で「有限会社は熊本朝鮮会館を所有するために設立されたもので、会社としては何の活動もしていない」と判断。有限会社は「公益のための固定資産を所有する者」という税減免対象には該当しないと結論付けた。
 さらに、2審判決は「熊本朝鮮会館は総連の活動拠点として使用されている。総連の活動は、在日朝鮮人の利益を擁護するもので、わが国の利益のために行われているものではない」と認定していた。
 市長側は「熊本朝鮮会館は公民館のような施設で公益性があり、税減免の対象になる」と主張。1審熊本地裁は「公益性がある」と判断し、原告側の請求を退けていた。
 総務省の今年度の課税状況調査では、総連関連施設のある全国131自治体で75の自治体が固定資産税などを減免する優遇措置を取っている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071130/trl0711301551006-n1.htm





日中環境基金:両国政府が設立へ 円借款の代替支援

 【北京・大塚卓也】日中両国政府が、中国で行われる省エネ・環境保護関連事業を資金支援する共同基金を設立する方向で検討を進めていることが明らかになった。複数の日中外交筋が明らかにした。対中環境協力を資金面で支えてきた日本の円借款が今年度で打ち切られるのに伴い、民間金融機関では難しい採算性の低い事業への資金供給を確保する。
 両国政府は地球温暖化対策が最大テーマとなる来年の北海道洞爺湖サミットで日中連携を印象付けたい考えで、中国国家発展改革委員会と日本政府が調整に入っている。来春の胡錦涛中国国家主席の訪日までに、基金規模や両国の資金負担割合などを含めた具体案を詰める。
 資金支援の対象は、砂漠化防止のための植林事業や下水道整備などが想定されており、基金規模は最低でも日本円で数百億円に上ると見られる。東シナ海のガス田共同開発について政府間交渉が進展すれば、その関連事業が資金支援の対象になる可能性もある。
 対中円借款については、今週末に北京で開かれる第1回日中ハイレベル経済対話に合わせ最後の供与分四百数十億円の調印が行われる。90年代後半以降、円借款の大半は中国の環境関連プロジェクトへの資金協力だったため、廃止で対中協力の足場が揺らぐ外務省や事業に参画する日本企業から資金協力の存続を期待する声が強かった。
 ただ、円借款廃止は中国の著しい経済成長や軍事支出増加に対する与党内の懸念がきっかけで、日本の一方的な資金拠出を存続するのは難しい情勢だったため、日中両国政府が共同で資金を拠出する方向となった。
毎日新聞 2007年11月30日 2時30分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071130k0000m010143000c.html


日本の円借款を「評価」 中国、「感謝」は使わず
2007年12月1日 20時02分
 【北京1日共同】中国の楊潔☆外相は1日、北京で行われた高村正彦外相との会談で、2007年度で終了する日本の対中円借款について「20数年にわたり中国の経済発展と日中経済貿易関係の拡大、日中友好のために積極的な役割を果たしてきた。高く評価する」との見解を表明した。 楊外相はこの中で、中国の急速な経済発展と微妙な日中関係を背景に円借款打ち切りを決めた日本側の対応に不満は示さなかったが、日本への「感謝」という言葉は使わず、円借款をめぐる日中間の微妙な温度差をうかがわせた。 また、楊外相はチベット自治区の「高度な自治」を求めているチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の訪日に言及。14世を受け入れた日本の姿勢に遺憾の意を示した。(注)☆は竹カンムリに后の一口が虎
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007120101000550.html



日航機内誌が尖閣諸島掲載 中国説明求める
2007.11.30 20:38
 日本航空が中国の大連支店に送った乗客向け機内誌の地図に掲載されていた尖閣諸島(中国名・釣魚島)について、大連の税関当局が同社に説明を求め、通関に約1週間ほど時間がかかっていたことが30日分かった。
 同社関係者によると、11月中旬に大連空港に機内誌100冊余りを送ったところ、税関側が、これまでの地図になかった島があると指摘してきたという。しかし、既に4月の機内誌から尖閣諸島も記載した路線図を掲載していることを説明。その後通関が認められた。
 尖閣諸島は日中双方が領有権を主張している。
 大連市には多数の日本企業が進出しているが、2005年には日本人学校の副教材が台湾に関する記述などに問題があるとして、税関当局の差し押さえを受けたことがある。     (共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/071130/chn0711302039008-n1.htm




中国海軍のイージス艦視察計画、米側抗議で中止

 日本と中国の防衛交流の一環として、日本に寄港した中国海軍艦艇乗員が予定していた海上自衛隊のイージス艦「きりしま」(7250トン)の視察が、計画を知った在日米軍などからの抗議で中止となったことが29日、明らかになった。

 米側が防衛機密漏えいの可能性を懸念したためで、計画は補給艦視察に変更され、30日午前に実施される予定だ。
 海自と中国海軍による艦艇の相互訪問は、8月の日中防衛相会談で実施が決まり、中国海軍のミサイル駆逐艦「深セン」(6000トン、乗組員350人)が第一陣として、11月28日に東京・晴海ふ頭に入港した。(深センのセンは土ヘンに「川」)
 同艦艇は12月1日まで滞在する予定で、中国側の希望により、同艦指揮官ら乗員幹部十数人が11月30日午前に海自横須賀総監部(神奈川県横須賀市)を訪問する際、横須賀基地を母港とする第1護衛隊群所属の「きりしま」を視察することを予定していた。
 複数の政府関係者の証言によると、28日に視察計画を知った在日米軍や在京米大使館から、防衛省や外務省に問い合わせや中止要請があったため、防衛省では急きょ、「きりしま」視察を中止して、インド洋での給油活動から23日に帰国したばかりの補給艦「ときわ」の視察に変更した。
 同省関係者によると、海自は今回の視察に備え、以前に米海軍が中国軍関係者にイージス艦を公開した事例について在日米軍に照会したが、中国海軍の視察については米側に正式に連絡していなかったという。
 イージス艦は米国で開発された世界最高の防空能力を持つ艦船。防衛省幹部は、「海自は戦闘指揮所(CIC)などのイージス・システムの中枢部分を見せなければ大丈夫だろうと判断したようだが、事の重大性を分かっていなかった」と話している。
(2007年11月30日3時5分??読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071130i101.htm


イージス艦公開問題「米の抗議で中止ではない」…防衛相
11月30日12時5分配信?読売新聞
 石破防衛相は30日午前の閣議後の記者会見で、中国海軍艦艇乗組員による海上自衛隊のイージス艦視察が在日米軍などの抗議で中止となっていた問題について「いろいろ担当部署で検討したと思う。米政府の抗議で公開中止とは聞いていない」と述べた。
 そのうえで「根底にあるのは(中国海軍との)信頼醸成ということだが、同時に、機密保全ということもある。そこの調和をどうとるかということだ」とし、現段階でのイージス艦公開は適切でないとの認識を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071130-00000504-yom-pol



米空母が台湾海峡を通過 香港寄港拒否で示威行動

 香港への寄港を一時拒否された後、台湾海峡を通過し横須賀基地に帰港した米空母キティホーク=27日午後、神奈川県横須賀市
 中国政府から香港寄港を一時拒否された米空母キティホークが、香港近海から事実上の母港の横須賀基地(神奈川県)に戻る際、台湾問題への配慮から航行を控えてきた台湾海峡を通過していたことが29日、米軍関係者の話で分かった。
 寄港を拒否した中国に対する事実上の示威行動とみられる。米空母が台湾海峡を通過したのは、1996年の台湾総統選に端を発し、米空母2隻の派遣で情勢が緊迫した「台湾海峡危機」以来とされ、米中関係に波紋を広げそうだ。
 関係者によると、21日に香港入港を断られたキティホークと随行するイージス駆逐艦など計6隻は南シナ海を北上し、23日から24日にかけて台湾海峡を通過。その際、不測の事態に備え、艦載機を飛ばして周辺の警戒監視活動を行ったという。

http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007112901000820_Main.html



<続報><中国軍艦>「深セン号」来港、音楽やスポーツでの日中交流進むー東京

2007年11月29日午後、日中国交正常化35周年の記念行事の一環として、東京・晴海ふ頭に寄港した中国海軍南海艦隊「深セン号」の来日にちなんで友好促進行事が行われた。

両国組織の主催によって開かれたスポーツ交流では、日中両国の将兵によってサッカー試合が催された。チームは国別ではなく、船上での担当業務によって2つのチームに分けられた。その後行われた綱引き競技でも同様に日中混合チームが編成され、チアリーダーも二か国語で声援を送った。

また、中国海軍と海上自衛隊双方の楽団によるパフォーマンスもこの日のイベントに花を添えた。中国海軍の楽団はこれまで40か国以上で演奏の実績があり、「深セン号」が今回入港する際にも甲板で華麗な演奏をくりひろげ、晴海ふ頭で出迎える市民を魅了した。このたび初共演を果たす二楽団は、二国の外交史において初の演奏となる日中両国歌を奏で、喝采を浴びた。

同夜に海上自衛隊の護衛艦「いかづち」甲板で行われたレセプションでは、樽酒と日本料理がふんだんにふるまわれた。半田横須賀地方隊総監、河村海上自衛隊第一護衛艦群司令と「いかづち」の宮崎艦長は南海艦隊副指令員・肖新年(シャオ・シンニエン)少将と朱建達(ジュー・ジエンダー)艦長、崔天凱(ツイ・ティエンカイ)駐日中国大使を迎え、友好の杯を交わした。(翻訳・編集/愛玉)
http://www.recordchina.co.jp/group/g13290.html



中国軍艦寄港ー新たな歴史の第一歩に

 日中間の防衛交流で、中国海軍のミサイル駆逐艦「深セン」が東京港を訪れた。中国の軍艦が日本に来るのは中華人民共和国の建国以来、初めてのことだ。
 この訪問が実現するまでには長い曲折があった。
 両国が海上自衛隊と海軍の艦艇の相互訪問に合意したのは98年のことだった。橋本首相、江沢民主席の時代だ。いったん02年春に中国軍艦の訪問が計画されたものの、その直前に小泉首相が靖国神社に参拝し、キャンセルされた。
 再び機運が盛り上がったのは昨秋、安倍首相の訪中で日中関係が改善に動き始めてからだ。4月の温家宝首相の訪日で相互訪問が再確認され、福田首相になってようやく実現にこぎつけた。合意以来、9年もの年月がかかったわけだ。
 関係修復の流れの、いわば象徴のような形である。約350人の乗組員を含め、今回の訪問を歓迎する。来年は海上自衛隊の艦艇が訪中する番だ。これを弾みに防衛交流をさらに広げ、両国関係の安定化につなげてもらいたい。
 とはいえ、軍事に関する両国間の不信は、一度や二度の往来でぬぐえるものではない。日本側は、中国軍の急速な増強や活動の活発化に不安を募らせている。中国側も、ミサイル防衛をめぐる日米協力や台湾への関与の可能性などに神経をとがらせる。
 結局、交流と対話を重ね、相互の信頼を培っていくしか方法はないのだ。艦船の相互訪問はその一歩である。少しずつでも相手側の実情に触れることが、無用な緊張を解くことになる。
 大筋で合意されている当局間のホットラインの設置も早く実現すべきだ。誤解による偶発的な事件を防げるし、日常的に意思疎通ができるようになればさらに相互理解は進むだろう。
 軍事の面での信頼醸成は、両国関係だけでなく、アジア全体の安定にも好影響を及ぼす。中国は積極的に国連の平和維持活動(PKO)に参加しているが、要員の訓練などで日中が交流し、アジア諸国にも広げていくことを考えたい。
 もう一つ望むのは、防衛交流を軍事関係者だけにとどめず、一般にも開いていくことだ。例えば、日本の研究者やメディアが中国軍を見学したり、取材したりする機会を増やす。国民レベルで少しでも理解が進めば、それだけ的はずれな推測は減ってくる。
 歴史好きの人なら、中国の軍艦と聞けば「定遠」「鎮遠」といった名前を思い出すに違いない。清朝が誇る大戦艦だった。明治時代に日本の港を訪れ、その威容が日本人を驚かせた。
 日本はこれに負けじと海軍力強化に突き進み、後年、日清戦争でぶつかることになる。
 もちろん、いま求められるのは軍拡競争ではなくて、平和のための協力だ。「深セン」の名前がそのスタートとして歴史に刻まれるよう努力していきたい。
asahi.com:朝日新聞社説
http://www.asahi.com/paper/editorial20071130.html#syasetu2


警戒し合う日本と清 競って海軍を増強

 定遠は日本にとって、いわく付きの船である。1886年に他の艦船とともに日本に寄港した際、水兵たちが長崎で騒ぎを起こし、警察との大乱闘となって双方に死者が出た。日本側は清艦隊の威容を見せつけられる一方、水兵たちの振る舞いに「国辱だ」との反発も出て、海軍の増強に拍車をかける一因となった。
asahi.com:朝日新聞 歴史は生きている
http://www.asahi.com/international/history/chapter02/02.html


長崎騒動
●明治19年8月17日付、毎日新聞より
長崎の変報、14日午前長崎発電
 昨夜、当地において清国軍艦から休暇で上陸した水兵と巡査との間に、激しい騒動が発生した。その夜、清国人たちは警察署を襲撃し、巡査と争闘を繰り広げ、清国人に死者4人、重傷6人、軽傷15人を発生した。巡査側も死者1人、負傷者19人を出している。・・・日本メール新聞より
 長崎でなにか異変が起こったという一報は、すでに受け取られていたけれども、同地では英、露、清、三国の軍艦が相次いで入港したため、礼砲の発射が相次ぎ、これを騒動と取り違えたか、もしくは悪徳商人どもが売り惜しみによって暴利を貪ろうとし、そのために騒動が起きたのかもしれないなどと、勝手な推測が一人歩きしていたので、紙面への掲載を控えていた。
 ところが昨日、日本メール新聞が、長崎よりの電報として上記の記事を掲載した。いかに清国人としても、警察署を襲撃するというのは尋常のことではなく、なにか仔細があるに違いない。ここでは一報だけにとどめ、詳報が入るのを待つことにする。

8月14日12時、長崎電報
 昨夜当港停泊中の清国軍艦乗り組みの水兵たちが、人民に対し暴行を働いたので、県庁ではこれの取り鎮めのため、巡査を派遣した。水兵たちがこれに対し抜刀して抵抗したことから、双方にケガ人が出ている。
8月15日午後1時30分、同所電報
 清国水兵の暴行は、梅ヶ崎警察署管内の広馬場、梅ヶ崎町、また長崎警察署管内の本籠 (もとかご) 町、船大工町、本石灰 (もとしっくい) 町などで発生したもので、10時頃になって治まった。長崎町で起こった騒動は、午後8時半頃から始まり、11時過ぎにようやく鎮まった。

明治19年8月18日付、毎日新聞より
長崎電報
 清国兵士が、陸海のへだてなく、とかく不条理な行動をすることはかねて知られていたことであり、今回の艦隊による長崎訪問が、なにか揉め事を起こさなければよいがと考えていた矢先、事件は起こった。
 しかし、外国軍艦が我が国の港に入り、上陸した乗組員が住民や警察と騒動を起こしたという事件そのものは、けっして珍しいものではない。実際、日本の水兵が清国の港で揉め事を起こしたことがあるのは、過去にも報道されていることである。それでも、今回の騒動は、その規模において看過できないものであり、原因の究明を誤れば、将来に禍根を残すことになるだろう。

 前記記事によれば、複数の死者を出したほどに負傷者の数が多いこと、数時間に渡って騒動が続いたとされるように、その継続時間が長いことも普通ではない。もし、これが我が国民を原因とするものであれば、しっかりと追求しなければならない。
 しかし、電報の伝えるところによれば、清国兵は13日夜に警察署を襲撃したとあり、また後報では、騒動の起きた場所が複数で、しかも同時に行われているようだ。これらからすれば、我が方の住民がこれを起こしたと考えるのには無理があり、騒動は清国兵が惹起したと推測できる。巡査が清国兵を襲撃するというのが考えにくいばかりでなく、その場が警察署であるというのならば、これは清国兵が襲撃したと考えるほかないだろう。

 別な新聞の報道するところによれば、まず上陸した清国兵が住民に対して無礼を働き、これを見た巡査が制止したという。清国兵はこれに恨みを抱き、夜になって警察署を襲撃したもののようだ。この襲撃が15日に行われたという部分は首肯しがたいのだが、遺恨を抱いて警察署を襲撃したという部分は他の報道とも符合する。
 昼間、乱暴狼藉を止められたことを逆恨みし、夜になって報復を行うなどという行為は許しがたいことであり、これが事実であれば、我が政府は断固とした態度で談判を行わなければならない。損害を賠償させ、暴動に加わった兵士を罰して、以後このようなことがないように手を尽くさなければなるまい。

 清国兵は、日本に来てはしばしば不穏当な行動をしており、これは朝鮮のソウル、インチョンにおいても同様であると聞く。彼らは欧米の兵士にはおもねって無礼など働かず、日本人や韓国人ならばあざけって我意を通そうとする。韓国人は清人を怖れて言いなりになるから、朝鮮では騒動が起きないけれども、日本人は往々にして衝突する。
 これは、日本人が清国人の無礼を見逃せないからであり、一方で清国人が日本人を蔑視する傾向があることから、騒動が起こりがちなのである。

 そもそも清国兵が日本に来て、朝鮮でするのと同様の行為を行うから問題が起きるのであって、これを未然に制すれば、清国兵も騒動を起こすことはないのである。このような事態を放置すれば今後、清国の軍艦が日本に寄港するたびに、我が国の港は安全を失い、日清両国の兵士が血を見るような結果を招くだろう。私はそれを怖れる。
 短い電報の文面からだけでは、これ以上のことは推測できない。当局者は厳重に事実を追求、解明し、こちらに非のあることは当事者を処分すべきだが、先方に非のある部分は、仮借なく清国政府に処分を要求すべきである。
http://www.d3.dion.ne.jp/~ironclad/wardroom/Nagasaki_riot/nagasaki_riot1.htm
http://www.d3.dion.ne.jp/~ironclad/wardroom/Nagasaki_riot/nagasaki_riot2.htm


軍靴の足音が聞こえる

米原子力空母ロナルド・レーガン 佐世保港に入港
2007年02月24日10時38分
 米西海岸のサンディエゴを母港とする米海軍の原子力空母ロナルド・レーガン(満載排水量10万2000トン)が24日朝、長崎県佐世保市の佐世保港に入港した。28日まで停泊する。同港に米原子力空母が入るのは昨年5月以来。昨年11月には横須賀基地(神奈川県)を拠点とする通常型空母キティホークが訪れており、同港に空母が立ち寄る頻度は増している。
朝日を受けながら、佐世保湾内に入る米空母ロナルド・レーガン=24日午前7時55分、長崎県佐世保市で、本社ヘリから

 レーガンは午前8時前、海上保安庁の巡視船に守られ、随伴のイージス巡洋艦レイク・シャンプレインと共に佐世保港を進んだ。労組の抗議船が海上デモを展開する中、陸から約1キロ沖に停泊した。
 米海軍によると、レーガンと随伴艦で構成する空母攻撃群は、横須賀基地で修理中のキティホークの代わりに、2月上旬から西太平洋やインド洋を管轄する第7艦隊の指揮下で活動しているという。
 佐世保港への原子力空母入港は02年以降、ほぼ2年に1回と定例化しており、1年足らずの間に2回寄港したのは冷戦時代の83年だけだ。
 米海軍の動向に詳しい市民団体「ピースデポ」の梅林宏道代表は「北朝鮮への抑止力を働かせるため、米軍にとって佐世保は横須賀と並ぶ空母の重要な寄港地だ。できるだけ多くの寄港地を確保するため、地元の反応や港湾の状況を確認する目的もある」とみる。

http://www.asahi.com/national/update/0224/SEB200702240003.html




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