こんにちわ
お約束どおり練炭ストーブ 「カネゴン」について現在分かっている範囲で解説したいと思います。
その前に、このカネゴンは現在使用しておりません。
なぜか?
ユキさんが大の石炭等の鉱物臭嫌いというのが最大の原因です。
つまりユキさんはSLには乗れないということです。 というのか、乗ることもないのでしょうが・・・
イメージ的には石炭・練炭の香りというのは「男の匂い?」的に勝手に感じるのですが
さて本題
あらかじめお断りしておきますが、この解説だけでは完全には理解できないと断言させていただきます。 後は各々勝手に自分の理屈でストーブライフに生かせていただければ幸いです。
思いを巡らせる事・・・大切な事だと思います。 後は何を見落としているかということなのでしょうが・・・
まず練炭は、上部のふたを開け、おもてで着火後 火が点いている方を下に向けてセットします。 これは従来の練炭とは動作が違っていますよね。そこでサンマやヤカンを沸かしたりという調理器具ではないためです。あくまでも「ストーブ」だからです。
画像で横並びに互い違いに6個の穴が見えている部分が鉄管になっていて、練炭の着火した部分がこの鉄管の上にのっかる形になります。 まぁーロストルを兼ねてもいるのですが・・・
そしてすぐ下の蓋が付いた部分が、空気の吸入口なっています。
また画像から、アールになっている鉄管が3本見えますが本来は4本で1本欠品しておりますが別段支障はございません。
アールの鉄管も先ほどの鉄管同様、燃焼庫から上部に抜けております。合計8本になります。
また画像に戻りますが、上部は簡単に言えば「鉄でできたドーナツ」とあらわしたほうがいいでしょうかね?
このドーナツ部分と燃焼室とは3本の太い鉄管がトライアングルの間隔でつながっております。
また画像にもどりますが、下のほうにある引き出しのような物は練炭の灰受けになっていてます。
カネゴンのおおまかなユニットは大体以上のような感じでしょうか
さてここからがこのストーブのぶっ飛んだ原理になっていくのですが・・・
こんな言葉を添えさせていただこうと思います。
「 熱は、熱いうちに鉄へ!!! 」
現在普及している薪ストーブの考え方というのが、ずうたいがデカくて大量に薪を投入すればカロリーがでる!
ホント、これは当たり前の考えなのですが・・・なにか?この考え方というのは日本人的な感覚ではないような気がするのです。 いかにも欧米風といいましょうか?
余談になりましたが、「カネゴン」に話を戻しましょう。
練炭そのものが着火部分だけが熱を放熱するので従来の薪ストーブのようにいきなり熱が煙突に抜けてしまうとストーブとして役に立たない。
そこでまず、互い違いになっている鉄管に一番高温の熱を伝える。そして次に、燃焼庫内の温度が上昇し、燃焼庫内に通っている「アールの鉄管」8本に熱が伝わってゆく。
そこでなぜ?あのようなアールの鉄管になっているのだろうか?・・・と
つまりこうなのです。 燃焼庫内で高温になった鉄管内部の熱をジェット気流のように噴出させるために庫外から鉄管内に空気を吸入させるためにああいったものが付けられたと思うのです。
次に高温になる燃焼庫内の熱気は、3本の太いパイプを通って鉄製のドーナツ部分に流れ込むのです。
そしてドーナツ部分を熱くした後、煙突へと流れていくという仕組みになっています。
こういった動作が最初に書かれた言葉に結びつくわけですが、いかがでしょうか?
なかなか上手く解説が出来ませんでしたが、個人的には「よくもまぁーここまで考えたもんだなぁー」というのが正直な感想でしょうか。 凄すぎる!
日本人の HEAT SOULというのか? そんなアホなぁー的な微笑にもなってしまうのですが
いかがでしたでしょうか?
なんとなく「あーーー、そういう感じなのか?」くらい理解していただけたらいいのですが・・・
こんなところで
おわり
休憩時間が終わっちゃうよ
ありがとうございます。
このストーブのいろんなことがわかりました。
私は家族の猛反対により、石油ストーブを導入することになりそうです(^_^;)