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やまだの日常

ここまで出かかっているんだけど…それをTOT現象という

やまだです。

友達と雑談しているときに、人の名前など固有名詞がすぐに思い出せないときってありませんか?

ここらへん(喉くらい)まで出かかっているのに…と、思い出せそうで思い出せない。
その人の顔はわかっているのに〜。

と、気になりすぎて他のことが考えられなくなるあの現象です。
調べてもいいけど、どうしても自分で思い出したいと思ってしまう。

この現象には実は、名前がついているのを知っていましたか?

その名も「TOT現象」。
心理学的な正式名称がついているそうです。

ティーオーティー。

だんだんと顔文字にも見えてきました。
(TOT)←すごい泣いてるやつ。
思い出せなくてつらい感じを表現しているわけではありません。

日本語では「舌先現象」とも言われ、TOTはTip of the tongue phenomenon の略称です。

思い出せたときはとても頭がスッキリしませんか?
記憶を呼び戻すときに感じる頭のスッキリ感は、パズルのピースがぴたっとはまっていくような感覚です。

このとき脳内では、シナプスが活性化されます。
シナプスは、神経細胞同士が情報を伝達するための接続部であり、記憶の形成や呼び戻しに重要な役割を果たします。

情報が思い出されると、脳が情報を整理した感覚が得られます。
これにより、不安やストレスが軽減され、心地よい解放感や満足感があります。
思い出した情報が頭の中で整理され、頭がクリアになり、集中力が回復することもあるそうです。

この現象が起きたとき、記憶力が低下しているのではなく、語彙力が増えて、脳内検索に時間がかかっているからだとポジティブにとらえることにします。

実際年を重ねていくにつれ、TOT現象が起きやすいと言われているそうです。
確かに、子どもの頃はそんなに起きなかった気がします。

こうした日常的な「あるある」に名前が付けられているあたり、心理学でははきちんと探究されていることがうかがえました。

そういうことあるよね〜、と共感できる出来事が起きたときに、名前を調べて紹介していきます。
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