ちょうど1年ぶりの更新です。わぉ。
(前の投稿のタイムスタンプは間違ってますね、多分下書きの時のものでしょう)
公演がなければ、年末ぐらいにしか更新されないこのblogのことを覚えていてくださる方は、
公演がなければ、年末だけ見ておけば見ておけばいいと思っている方だと信じて、
2355のスペシャルを待ちながら定例の更新記事を書いております。
久しぶりの更新のときにつきものの、最近の(というか2015年の)お仕事を思い返してみようかなと。
既に終わってしまったイベントや作品が多いのは申し訳ないですが、備忘録を兼ねて、ということでどうかご容赦を。
書き仕事では、1月に『Quick Japan』誌で以前にもインタビューさせていただいた天月氏とラッパーのはしやん氏のユニット、
メロストのインタビュー記事を書書かせていただきました。
11月には、恩師・東浩紀の主宰するゲンロンが配信するメールマガジン『ゲンロン観光通信』にて
東さんと人工知能学者の松尾豊氏のトークイベントのレポート「ダートマス再訪」を寄稿させていただきました。
専門家のみならず、社会一般にディープラーニングが流行した昨今の総括になっていると思います。
人工知能学徒を志して大学に入学してから10年と少し、人工知能の専門家として文章を書く機会を初めて得られたことが、
やっぱりかなり嬉しかったです。
…あれ、2本だけか。今年は書き仕事少なかったですね。
来年はもっと文章のほうも頑張りたいです。
実は間も無く発表される短文がもう一つあるのですが、それは乞うご期待、ということで。
不思議なつながりが産んだ、意外なコラボレーションなので、きっと楽しんでいただけるかと。
舞台その他のお仕事としては、
2月に松戸の『MAD CITY PARADISE』でのエントラス・プロジェクションマッピング、
3月にゲンロンカフェでの笑の内閣『超天晴!福島旅行』ゲンロンカフェ版での音響・照明・映像オペレーション、
5月の渋谷TSUTAYAでのワンオクロック立体ライブ音響での照明設計、
同5月の笑の内閣『名誉男性鈴子』の主題歌編曲など、
なんだか専門外のお仕事が多かったような気がします。
メディアアート関係を幅広く手掛けた、といえば聞こえがいいですが、
これまで以上に何屋だかわからなくなる一年だった気がします…。
演劇関係はさっき挙げた笑の内閣関係くらいで、あまり劇場にいられなかったことが悔やまれます。
劇団粋雅堂としては、地味に今年のコミティアには全部参加して、ついでのコミケには全部落ちました…。
ボイスドラマとしては、頼まれて今年唯一書き下ろした、一人芝居の『tele- -phone』をライブ録音したのがリリースできただけで、
録音まで全て終わっている『サンダツの5DAYS』を年内にリリースできなかったことも心残りです。
本当はコミケで売れたら最高だったのですけど、ね。
あとは次回作の構想を、ゆるゆると進めていました。
なんだかこう書くと、後悔ばっかりしているように見えてしまう一年ですが、
本人としては割合に満足をしています。
これまで長い時間をかけて、それこそ雫で岩を穿つように蓄積してきた知識や、経験や、人とのつながりが、
ようやく誰が見てもわかりやすい形に集積できるようになってきたんじゃないかな、というおぼろげな手応えを
感じることができた一年でもあったわけです。
今更書くのも恥ずかしいですが、自分の肩書きを読み返してみると、
劇作家、舞台音響家、プログラマ、人工知能学徒、批評を少し…と、それぞれが隣接しながらもバラバラな、
出来のよくないチョコチップ・クッキーのような団塊だったわけで、
それを統合した何かになりたいまま、けれど何にもなれない分裂感のもとで、
とりあえず落手してきた「できそうなこと」に取り組んできたばかりの時間を過ごしてきました。
それがちょっとだけ、そう、ちょっとだけ、一つの”何か”になりつつあるんじゃないかな、と期待を込めて。
来年の抱負なんて大層なものを書ける気がしないので書きませんが、
この感覚を少しだけ進めていければなぁと。
そして、この「統合された何か」が少しでもお見せできる形になればいいな、と、次の公演に備えていきます。
次回作は、ロボットと、あるいは、人の作った知能と、ヒトの物語になります。
16年の後半までには、お届けできればと思っております。
…あ、そうそう、それと、8月に就職をしました。
ロボットを作って、ロボットを動かす、専門のお仕事です。
(前の投稿のタイムスタンプは間違ってますね、多分下書きの時のものでしょう)
公演がなければ、年末ぐらいにしか更新されないこのblogのことを覚えていてくださる方は、
公演がなければ、年末だけ見ておけば見ておけばいいと思っている方だと信じて、
2355のスペシャルを待ちながら定例の更新記事を書いております。
久しぶりの更新のときにつきものの、最近の(というか2015年の)お仕事を思い返してみようかなと。
既に終わってしまったイベントや作品が多いのは申し訳ないですが、備忘録を兼ねて、ということでどうかご容赦を。
書き仕事では、1月に『Quick Japan』誌で以前にもインタビューさせていただいた天月氏とラッパーのはしやん氏のユニット、
メロストのインタビュー記事を書書かせていただきました。
11月には、恩師・東浩紀の主宰するゲンロンが配信するメールマガジン『ゲンロン観光通信』にて
東さんと人工知能学者の松尾豊氏のトークイベントのレポート「ダートマス再訪」を寄稿させていただきました。
専門家のみならず、社会一般にディープラーニングが流行した昨今の総括になっていると思います。
人工知能学徒を志して大学に入学してから10年と少し、人工知能の専門家として文章を書く機会を初めて得られたことが、
やっぱりかなり嬉しかったです。
…あれ、2本だけか。今年は書き仕事少なかったですね。
来年はもっと文章のほうも頑張りたいです。
実は間も無く発表される短文がもう一つあるのですが、それは乞うご期待、ということで。
不思議なつながりが産んだ、意外なコラボレーションなので、きっと楽しんでいただけるかと。
舞台その他のお仕事としては、
2月に松戸の『MAD CITY PARADISE』でのエントラス・プロジェクションマッピング、
3月にゲンロンカフェでの笑の内閣『超天晴!福島旅行』ゲンロンカフェ版での音響・照明・映像オペレーション、
5月の渋谷TSUTAYAでのワンオクロック立体ライブ音響での照明設計、
同5月の笑の内閣『名誉男性鈴子』の主題歌編曲など、
なんだか専門外のお仕事が多かったような気がします。
メディアアート関係を幅広く手掛けた、といえば聞こえがいいですが、
これまで以上に何屋だかわからなくなる一年だった気がします…。
演劇関係はさっき挙げた笑の内閣関係くらいで、あまり劇場にいられなかったことが悔やまれます。
劇団粋雅堂としては、地味に今年のコミティアには全部参加して、ついでのコミケには全部落ちました…。
ボイスドラマとしては、頼まれて今年唯一書き下ろした、一人芝居の『tele- -phone』をライブ録音したのがリリースできただけで、
録音まで全て終わっている『サンダツの5DAYS』を年内にリリースできなかったことも心残りです。
本当はコミケで売れたら最高だったのですけど、ね。
あとは次回作の構想を、ゆるゆると進めていました。
なんだかこう書くと、後悔ばっかりしているように見えてしまう一年ですが、
本人としては割合に満足をしています。
これまで長い時間をかけて、それこそ雫で岩を穿つように蓄積してきた知識や、経験や、人とのつながりが、
ようやく誰が見てもわかりやすい形に集積できるようになってきたんじゃないかな、というおぼろげな手応えを
感じることができた一年でもあったわけです。
今更書くのも恥ずかしいですが、自分の肩書きを読み返してみると、
劇作家、舞台音響家、プログラマ、人工知能学徒、批評を少し…と、それぞれが隣接しながらもバラバラな、
出来のよくないチョコチップ・クッキーのような団塊だったわけで、
それを統合した何かになりたいまま、けれど何にもなれない分裂感のもとで、
とりあえず落手してきた「できそうなこと」に取り組んできたばかりの時間を過ごしてきました。
それがちょっとだけ、そう、ちょっとだけ、一つの”何か”になりつつあるんじゃないかな、と期待を込めて。
来年の抱負なんて大層なものを書ける気がしないので書きませんが、
この感覚を少しだけ進めていければなぁと。
そして、この「統合された何か」が少しでもお見せできる形になればいいな、と、次の公演に備えていきます。
次回作は、ロボットと、あるいは、人の作った知能と、ヒトの物語になります。
16年の後半までには、お届けできればと思っております。
…あ、そうそう、それと、8月に就職をしました。
ロボットを作って、ロボットを動かす、専門のお仕事です。
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