天皇をどう見るか。
つまり、神に連なる存在と見るか、そう見ないか。
天皇を神に連なる存在(あるいは天皇は代を継いでいるが歴代すべてを一体とする存在)だと見れば、女系はありえない。
女系でいいじゃないかとする人は、天皇を神に連なる存在だとは見ていないということですね。
(単なる長く続いている「家」と見ているということですね)
女系だと、外の『人間』が天皇家を継ぐことになってしまいます。
過去にも『乗っ取り』を企んだ連中がいたことが歴史に残っていますね。
ところでわたしは、天皇については、はっきりしない、実にアンビバレントな状態です。せっかく続いているんだから、きちんと残したほうがいいんじゃない? といった程度ですw
わたしはアンチ・グローバリズムの立場ですが、日本的保守とはとても言えません。
天皇を神に連なる存在、信仰の対象とは、とても思えないからです。
わたしはアンチ・グローバリズムですから共産主義者ではないわけですが、宗教に関しては、すべての宗教に「気持ち悪さ」を感じてしまいます。
いわゆる新興宗教のみならず、仏教の読経も気持ち悪いしw、一神教のキリスト教の洗礼なども気持ち悪いw つまり、すべて『オカルト』じゃないかと感じてしまいます。
(人間が生み出したものと考えれば、「オカルト」はとても面白い、興味深いものですが)
ですから、天皇を『神』的な存在とすることにも「気持ち悪さ」を感じてしまいます。
ただ、「自然」に対しては感謝あるいは仲間意識のようなものを持っています。
その意味では、わたしは天皇と結びつく以前の古代神道的、アニミズム的なのかもしれません。