まさにエポック・メイキングな映画でした。

 

映画は、原作のサスペンス的な部分を抽出した脚本となっています。
つまり、宗教的な部分をバッサリとカットしています。その意味で、原作が大好きな人には物足りないといった感想もありました。
しかし、この映画の近未来の LA のイメージは多くの人に衝撃を与えました。
日本人としては、主人公の部屋に盆栽が置かれていたことが面白かったです。

音楽を担当したヴァンゲリスは、残念ながらこの５月に旅立ってしまいましたが、彼の愛用した YAMAHA の CS-80 のアナログ・シンセ・サウンドを堪能できます。