The Pleasure Dome

道楽家・幻彩が音楽好きの方々に執筆

Vegas Pro 12.0 と Vegas Pro Edit は「 High Resolution Audio 」の世界を探究できます

2014年02月14日 18時48分02秒 | 立体映像



Movie Studio 13 Suite

Vegas Pro Edit は「 39,000円 」、Vegas Pro 12.0 は「 59,000円 」…
英語版の Movie Studio 13 Suite は「 10,875円…2014年2月28日まで…」という
価格差に唖然とします。初めて使う人にはチャンスだと思います。



Vegas Pro Edit と Vegas Pro 12.0 は Movie Studio 13 Suite と大きく異なることは
“業務用レベルのアプリでハイスペックな画質と音質を提供できる”という点です。

**** 最大4096ピクセル × 2160ピクセルの画像サイズに対応 ****

映画製作のカメラで採用されている“ DCI 4K 4096×2160 ”という画像サイズに対応…
4K テレビ放送の“ UHDTV 3840×2160 ”という画像サイズのレンダリングが可能です。

**** 24-bit, 192 kHz Stereo と 24-bit, 96 kHz 5.1ch Surround ****

今オーディオ愛好家たちが話題にしている「ブルーレイ・オーディオ」のコンテンツを
作成できます。“ 24-bit, 192 kHz Stereo ”または“ 24-bit, 96 kHz 5.1ch Surround ”という
ハイスペックなオーディオ・トラックを持つブルーレイ・ディスクの作成が容易なのです。



「 High Resolution Audio 」または「 High Definition Audio 」の世界を探究できます。
いずれの呼び方にしても…“ 高音質・高解像度・高精細”を意味しますが
マイクで収録した音声を劣化させることなくスピーカーまたはヘッドホンで聴取する
音世界であります。「音の強弱…ダイナミック・レンジ」と「可聴周波数帯域の維持」など
早い話が良質なホールにおけるオーケストラなどの演奏会を収録したものが
スピーカーまたはヘッドホンから違和感なく聴こえる…という希望を叶える技術です。



今まで音質が良いとされてきた CD は「 16-bit, 44.1 kHz 」で作られおり
最高音は約 22 kHz まで…BS放送は約24 kHz まで。ところが
“ 24-bit, 192 kHz Stereo ”で製作された「ブルーレイ・オーディオ」は
最高音が何と…約96 kHz。“ 24-bit, 96 kHz 5.1ch Surround ”の場合は
最高音が約48 kHz。通常のCD(44.1kHz)には記録することができなかった
周波数(96~192kHz)を含めて、2倍~4倍の細かさ( Resolution )で音声データを
ブルーレイ・ディスクに記録することが可能になり、オリジナル・マスター音源に限りなく近い
ダイナミックな音を楽しむことができます。静寂な音から最強音に至る音響を
再生するには「近所迷惑にならない防音処理」をした部屋が必須ですが
良質なステレオ・ヘッドホンを使えば…それなりに楽しめます。しかし、サラウンドは
全く別物です。「自然な音場感を再生」するには良質なサラウンド・スピーカーが必要です。



私は「 Blu-ray 3D 」「 SA-CD 」そして「ブルーレイ・オーディオ」を英国タンノイ製の Mercury シリーズの
サラウンド・システムで楽しんでいます。臨場感が抜群のスピーカーで現在は入手不可能。
Vegas Pro Edit または Vegas Pro 12.0 で作成できる「 High Resolution Audio 」のブルーレイ・ディスクは
非圧縮の「リニアPCMによる 5.1 チャンネル・サラウンド」なので実に高音質な仕上がりです。
しかも“ Blu-ray 3D ”の仕様ですから、立体画像も楽しめます。





***** 本日はここまで *****





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