The Pleasure Dome

道楽家・幻彩が音楽好きの方々に執筆

2014年は Blu-ray Audio がオーディオ愛好家に受け入れられるか?

2014年01月04日 10時36分40秒 | 立体映像



1999年「超高音質の次世代音楽メディア」として“ DVD-Audio ”と“ SACD ”が登場
私も興味津々で高価な“ SACD ”に対応するプレーヤーとサラウンド対応オーディオ・システムを
揃えました。しかし、プログラムの多くは「CDの焼き直し」でした。



高価な“ SACD ”に対応するプレーヤーとサラウンド対応オーディオ・システムが
必要ということで、それなりに裕福な世帯でないと「買い求めたいけれど…」と躊躇する人の方が
多かったように思います。“ DVD-Audio ”と“ SACD ”の魅力を存分に楽しめる新作が全く無い…
これはレコード会社の怠慢でしかありません。しかし、超高音質の探究に余念の無い
オーディオ愛好家たちにアピールしたことは確かです。



2012年秋にヨーロッパで登場した“ Blu-ray Audio ”も同じく殆どが...「CDの焼き直し」なのです。



但し、今や普及しつつある「ブルーレイ・ディスク・レコーダー/プレーヤー」と
HDMI接続のサラウンド対応オーディオ・システムで楽しめる…ということで
“ SACD ”を陵駕するものと思います。しかし、音楽をインターネットでダウンロードし
スマホのイヤホンで楽しむ人たちには全く無縁の存在…か、と思いますが、Blu-ray Audio のディスクは Amazon で取り扱っています。

再生周波数帯域: 20Hz ~ 48kHz(24-bit, 96kHz) 20Hz ~ 96kHz(24-bit, 192kHz)... CD: 20Hz ~ 22kHz(16-bit, 44.1kHz)
量子化ビット数(分解能): CD の 256倍

“ Blu-ray Audio ”のプログラムも魅力的な新作は皆無。筆者は落胆しています。
なお、Blu-ray Audio は Blu-ray Disc 再生ができる環境であれば PC でも再生できます。



しかも、“ Blu-ray Audio ”のコンテンツは自作できるのです。
“ DVD-Audio ”と“ SACD ”はパソコン環境では再生不可能であり、それなりの製作環境を整えなければ自作不可能。

**** Blu-ray Audio コンテンツ作成アプリケーション ****

Sony Creative Software, Inc. の Vegas Pro 12.0 Edit。
これだけで「メニュー構成なし/チャプター送り・戻し」のコンテンツを作れます。



... ハイ・リゾリューションオーディオ特性 ...

24-bit 192kHz LPCM Stereo & 24-bit 96kHz LPCM Stereo
24-bit 96kHz LPCM 5.1 channel Surround



... 映像特性 ...

Stereoscopic 3D H.264-AVCHD-MVC / AVCHD Side by Side Full or Harf
ビデオ: 2 ストリーム, 23.976 fps, 1920x1080 プログレッシブ, YUV, 25 Mbps ... Blu-ray 3D 形式出力
対応 3D カメラ: SONY HDR-TD20V-S or Panasonic LUMIX DMC-3D1-K



Sony Creative Software, Inc. の Vegas Pro 12.0 Edit は Blu-ray 3D 仕様のディスクを自作できます。
「お気に入りの 3D 画像」を音楽に組み合わせると素敵なコンテンツになります。







**** ハイ・リゾリューションオーディオ・マルチ・トラックレコーダー ****



24-bit 96kHz LPCM 6 channel / 6 traks のマルチ・トラックレコーダーがあります。
ZOOM H6 という製品が秀逸です。32 GB のSDHCカードで収録します。

2014年…私の探究テーマは Blu-ray Audio 形式による「サラウンド・コレクション」の自作。
そして、1969年~1980年にかけて収集した「4トラック・4チャンネル・サラウンド・テープ」の Blu-ray Audio 化。

***** 本日はここまで *****

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