The Pleasure Dome

道楽家・幻彩が音楽好きの方々に執筆

立体感の補正…ステレオスコピック 3D 調整は必須…

2013年06月06日 17時51分42秒 | 立体映像



Sony Creative Software, Inc. の Movie Studio Platinum 12.0 (64-bit)は
「ビデオ イベント FX」に“ステレオスコピック 3D 調整”を装備しています。
これについては再三述べてきましたが、未だ理解できない人がおられるようです。



上は Panasonic LUMIX DMC-3D1 で撮影した 3D 動画で“まったく無調整”の状態です。
プレビューを“アナグリフ方式(赤/シアン)”にしています。
下は“自動補正”を適用した状態です。「垂直オフセット」「ズーム」「回転」に数値が示されました。
この数値は「自動補正の結果」なのです。「水平オフセット」は自動補正されません。
これはユーザーが各自…マニュアルで調整…する項目です。





「水平オフセット」を調整することで鑑賞性が向上します。「数値の適量」は
各 3D 動画において異なります。従って、クリップ毎に“自動補正”を適用してから
必ず「水平オフセット」を調整しましょう。最適な数値を求めるには
下図のように「画像の奥~手前の中間付近でズレが最小になるように調整」します。





3D 静止画においてもクリップ毎に“自動補正”を適用し、「水平オフセット」を調整します。









***** 本日はここまで *****