~Memory Of Melodies~

趣味の範囲で色々なことを書き殴るブログ

「夜空に霞むは、記憶の吐息」

2008年02月27日 | Weblog
今日は暖かい風の吹く日だった。 家を出てすぐに雨の匂いを感じた。 傘を持たなかったのは、ただ面倒だったから、ということもあるが、自分の運試しという理由もあった。

連日、冷たい風に身を震わせては通う会社への道。 暖かい風は、身も心も救ってくれる、少しだけ贅沢な風だ。 結して満ちるのことはないが、気持ちを和ませてくれるような気がする。

疲れが溜まっている所にきて、疲れの溜まるような出来事の連続。 心身疲労が絶え間もなく襲ってくる。 そうなってきて、転職も考えるわけだが、自分の歩んだ道には何一つとて社会に役立つものがないような気がする。 

唯一の救いは、仕事柄、分析装置などが多少なりとも使えることと、分析したものをexcelにグラフ化するので、PCも少々使えるということくらいか・・・。

「死に至る病とは、絶望のことである」と言ったのは、哲学者キルケゴールだったと思うが、26という年齢に絶望するわけではないが、徐々に道は狭くなっていくことは明白。 年齢と共に上がるのは「ハードル」と「覚悟の価値」だ。 悩みどころである・・・。


さて、今回は自分が見たい要チェック映画を紹介したい。 最近は全く見ていなかったので、暇があれば見に行きたいものである。


先ずは・・・


「ドラゴンボール(実写版)」

日本を代表するアニメが明らかに失策で実写化。 実は、このドラゴンボールだが、ハリウッドよりも先に実写化されている。 

YOUTUBE「HmonG DragonBall Z」

台湾(ちなみに韓国でも実写化あり)で実写化されていることに驚きだが、出来の悪さは一目瞭然。 しかし、この落ちぶれた感が大好きな自分とっては、かなり楽しく見れた。 亀仙人が持っている杖にツタンカーメンみたいなものが付属されていたが、何を意図して作られたのだろうか?・・・と書いては見たものの、実は全く気になってはいない自分がいる。 何も意図していないからである。

ただハリウッドはいけない。 CGに頼るのは目に見えている。 細かい所は、CGで隠し、設定はまるで無視。 それを踏まえて「見るべき」と判断した。


「ヤッターマン(実写版)」


驚きなのが、当時のアニメ、ヤッターマンのキャラデザインは天野喜孝(「ファイナルファンタジー」のキャラデザイン担当)。 メカのデザインは「機動戦士ガンダム」を手掛けていた大河原邦男だということ。 さらに驚きなのが、ヤッターマン実写化の監督が三池崇史なのである。

続いて配役も凄いが心配なのは、ドロンジョが深田恭子ことフカキョン。 あのセクシーさを彼女に出せるのだろうか? 幼すぎるような気がするのだが、期待がないと言えばウソになる。 是非とも見てみたいものだ。 ちなみに、ガッチャマンも実写化するようである、こちらはあまり・・・。


「カンフーくん」


今日、ポスターを見ただけで自分が好きな映画だな、と確信を持てた作品である。何故か、泉ピン子が「ニュー幸楽」という中華料理屋の主人として登場する。

幼い少年が悪の組織に立ち向かうあまりに無理のある設定。 少子化時代が叫ばれる中、少年が活躍するという一見世相を反映する映画でもあるが、世間で大ゴケするような感じもする。 そして、そういう映画が大好きな自分。 パターン的には、映画で失速、TVで加速ってところか・・・。 


と、見たい映画はこのほかにも沢山あるが、今日はこの辺にしておこう。 疲れを取る為には寝なければならない。 明日が怖くなる日がまた来るとは・・・。

「ノットビコーズ」

2008年02月07日 | Weblog
一つの命の粒がある。 それは見た目より重くて、暗い暗い世界の奥底に光り続けている。 その光は世界の闇に吸いこまれ、決して表に出ることがない。 目を閉じる時だけ見ることの出来る光だ。

どれだけ世界の闇を憎んだことだろうか? ただその光を目を開けて見たくて。

どれだけ腕に絡まる闇を振り払おうとしただろうか? ただその光に触れたくて。

どれだけ闇に傷つけられただろうか? ただその光が救いだと思って。

そして気付いたことは、その闇も命の粒の一つなのだということ。 疑い、憎しみ、悲しみ、痛み、裏切り、怒り・・・全てを捨てることなんて出来ないのだ。

ただ、放置もなかなか出来ることではない。 闇が病みに変わってしまうから。 でも、そんな時は違う光に触れてみればいいのだ。 一瞬だけでもいい。 触れられなかったら、見るだけでもいい。 命の粒の光が、闇をほんの少しだけ溶かしてくれる。 

・・・そして、また目を閉じる。


さて、暗いオープニングから始まったが、今回は何を書こうか迷っている。 このブログに来てくれる人は、mixiからリンク、もしくは偶然来てしまった人、またコメントを定期的にくれる人だろう。

mixiでは「season」というハンドルネームでやっているが、このブログとは180°違う自分で日記を書いている・・・2ヶ月に一回くらいだけど。 内容は家族や友人のこと。 事件的なことが起こると日記を書くようにしている。 

そういえば、昨日、事件があったばかりだった・・・。 それはともかく。


今日もRADWIMPSを紹介しよう。 前回の記事で、「有心論」と「オーダーメイド」は紹介しているので、今日は違うものを。


RADWIMPS 「ノットビコーズ」


英歌詞の歌で、どこか懐古的な印象を受ける彼らの歌。 最近は、激しい曲ばかり聞いていたので、この歌を聞いて久しぶりにゆったり出来た。


You loved me cuz I loved you
Not because that I'm the best

You're with me cuz I wanted to
Not because that you wanted to

You kissed me cuz I looked so pity
Not because that you missed me

You loved me, you're with me, and you kissed me,
But not because...

For me you were the very one
For you I was one of all
Are there any ways to make you turn to me?

Let's talk about love, about everything you need
Everything that's something to do with our love...

Talk about love, about everything we need
Everything that's something to do with our love...


正に、恋をした男の話と言ったところだろうか。 どうしたら君のことを振り向かすことが出来るか、愛について語ろう、など話し合いを望む男のやるせなさを感じる。 洋画に出てきそうなダメ男の歌みたいで、聞いていて面白い。

珍しくリピートをして、ずーっと聞いている。 RADWIMPSの力を改めて感じた。 BUMP OF CHICKEN以来だと思う、こんなにハマるバンドは。 新曲のオーダーメイドが売れてるのを知って、少しだけ不安になったが、RADならいつまでも自分たちの音楽を奏でてくれることだろう。