久々に空の色を見たような気がする。 少しだけ乾いた風を、胸の奥深くまで吸い込んだら、雨上がりの草木の匂いがした。 飛行機雲で切り取られた空が、パズルのように見える。 そんな触れることの出来ないピースを少しの間だけ眺めていた。
気づけば、街路樹にはキラキラと輝く電飾があり、青と白とが交互に点滅している。 そして12月は目の前・・・。 寂しい時間と暖かい時間の両方がある月でもある。 寂しい青と暖かい白。 交互に点滅するのは、傍観者である僕の気持ちを表しているようだ。
さて、今回は小説から離れて、音楽を紹介したいと思う。 これを、全3回にて紹介していく予定である。 そして、その記念すべき第一弾は・・・
「しるし」 Mr.Children
過去に何度か紹介したこともある彼らが、ドラマ「14歳の母」の主題歌にもなっているNEWシングルをリリース。 ドラマは見たことないが、CDを聞いて久々に身体が共鳴した。
歌詞もメロディーも切ないはずのに、溢れ出る感情の波が共鳴を誘い出す。 聞いていると、叫びたくなってきてしまうほどだ。
「最初からこうなることが決まってたみたいに
違うテンポで刻む鼓動を互いが聞いてる
どんな言葉を選んでも どこか嘘っぽいんだ
左脳に書いた手紙 ぐちゃぐちゃに丸めて捨てる
心の声は君に届くのかな?
沈黙の歌に乗って・・・
ダーリンダーリン いろんな角度から君を見てきた
そのどれもが素晴らしくて 僕は愛を思い知るんだ
『半信半疑=傷つかない為の予防線』を
今、微妙なニュアンスで君は示そうとしている」
さすが、ミスチル。 言葉のどれをとっても無駄がないから、分かり難い部分が見当たらない。 心に直で当たってくる曲全体に共鳴してしまうのも、肯けてしまった。
そして、僕がもっとも気に入ってるフレーズがある。
「泣いたり笑ったり 不安定な思いだけど
それが君と僕のしるし
ダーリンダーリン いろんな角度から君を見てきた
共に生きれない日が来たって どうせ愛してしまうと思うんだ
ダーリンダーリン Oh My darling...
狂おしく 鮮明に 僕の記憶を埋めつくす
ダーリンダーリン・・・」
共に生きれない日が来ても、どうせ君を愛してしまうだろう・・・なんて、常人には出てこないフレーズだ。 このブログの一つ前に、ゲーテの小説の記事があるが、そのゲーテが言った台詞を思い出してしまった。
この愛が終ろうと、いや、この愛は終らない。 魂が朽ち果てようと、死んでもなお、君を愛している。 この愛は永遠の愛だ・・・みたいな台詞が、ゲーテの小説「ファウスト」に登場する。
現代のゲーテ、桜井和寿。 ミスチルの発表する新曲は、間違いなく常に進化を続けている。 これが終りなき旅になってくれるといいのだが・・・。
画像は東京タワーの展望台にある、透明な床である。 もちろん、丈夫なガラスで出来ているが、通る人は立ち止まって、おそるおそる下を覗いていく。 この写真を撮るのには苦労した。 誰かの足が入ったり、子供が騒いだり・・。 壊れるかどうか確かめる為に、片足を思い切りこの床に叩きつけると、レンズに入っていた邪魔な足が一斉に消えたので、思わずシャッターを切った。
気づけば、街路樹にはキラキラと輝く電飾があり、青と白とが交互に点滅している。 そして12月は目の前・・・。 寂しい時間と暖かい時間の両方がある月でもある。 寂しい青と暖かい白。 交互に点滅するのは、傍観者である僕の気持ちを表しているようだ。
さて、今回は小説から離れて、音楽を紹介したいと思う。 これを、全3回にて紹介していく予定である。 そして、その記念すべき第一弾は・・・
「しるし」 Mr.Children
過去に何度か紹介したこともある彼らが、ドラマ「14歳の母」の主題歌にもなっているNEWシングルをリリース。 ドラマは見たことないが、CDを聞いて久々に身体が共鳴した。
歌詞もメロディーも切ないはずのに、溢れ出る感情の波が共鳴を誘い出す。 聞いていると、叫びたくなってきてしまうほどだ。
「最初からこうなることが決まってたみたいに
違うテンポで刻む鼓動を互いが聞いてる
どんな言葉を選んでも どこか嘘っぽいんだ
左脳に書いた手紙 ぐちゃぐちゃに丸めて捨てる
心の声は君に届くのかな?
沈黙の歌に乗って・・・
ダーリンダーリン いろんな角度から君を見てきた
そのどれもが素晴らしくて 僕は愛を思い知るんだ
『半信半疑=傷つかない為の予防線』を
今、微妙なニュアンスで君は示そうとしている」
さすが、ミスチル。 言葉のどれをとっても無駄がないから、分かり難い部分が見当たらない。 心に直で当たってくる曲全体に共鳴してしまうのも、肯けてしまった。
そして、僕がもっとも気に入ってるフレーズがある。
「泣いたり笑ったり 不安定な思いだけど
それが君と僕のしるし
ダーリンダーリン いろんな角度から君を見てきた
共に生きれない日が来たって どうせ愛してしまうと思うんだ
ダーリンダーリン Oh My darling...
狂おしく 鮮明に 僕の記憶を埋めつくす
ダーリンダーリン・・・」
共に生きれない日が来ても、どうせ君を愛してしまうだろう・・・なんて、常人には出てこないフレーズだ。 このブログの一つ前に、ゲーテの小説の記事があるが、そのゲーテが言った台詞を思い出してしまった。
この愛が終ろうと、いや、この愛は終らない。 魂が朽ち果てようと、死んでもなお、君を愛している。 この愛は永遠の愛だ・・・みたいな台詞が、ゲーテの小説「ファウスト」に登場する。
現代のゲーテ、桜井和寿。 ミスチルの発表する新曲は、間違いなく常に進化を続けている。 これが終りなき旅になってくれるといいのだが・・・。
画像は東京タワーの展望台にある、透明な床である。 もちろん、丈夫なガラスで出来ているが、通る人は立ち止まって、おそるおそる下を覗いていく。 この写真を撮るのには苦労した。 誰かの足が入ったり、子供が騒いだり・・。 壊れるかどうか確かめる為に、片足を思い切りこの床に叩きつけると、レンズに入っていた邪魔な足が一斉に消えたので、思わずシャッターを切った。