久しぶりに映画を見て泣いてしまった。 映画で泣くということがあまりない僕の涙線は、最近になってかなり弱い。
過去、映画を見て泣いたという記憶は「男はつらいよ」だったと思う。 知る人ぞ知る渥美清主演の映画である。 男はつらいものだと、痛感したものだ。 自分の恋心を殺して、誰かの為の愛にする。 時には、若者に自分の恋を投影させ、陰ながらに応援をし、時には、相思相愛でも、自分に人を幸せに出来ないと、愛してくれる人へ背を向ける・・・。
愛の意味は今でも分からないが、それが悲しいか悲しくないかぐらいは分かる。 正しいか正しくないかは分らないが、男のつらさに痛く共感を覚えたものだ。
さて、今回の映画はこういった愛ではないものの、色々な愛がある映画だった。
「ALWAYS ~続・三丁目の夕日~」
「この映画は泣ける」やら「感動した」やらの話を聞いたものだから、そんなわけがないと、鑑賞してみるとそれが事実であることが分かった。 涙線の弱さもさることながら、そこに見た愛は「男はつらいよ」の愛に似たものもあった。
実らぬ恋に思いを馳せ、捨てた恋に思いを寄せ、未熟な愛の思いを告げる。 作中には、様々な愛が点在しているし、それを上手く表現できる役者陣の演技力はズバ抜けている。 作品内容の影響もあるだろうが、小雪のシーンを見て、僕は泣いてしまった。
シリーズの第1作目では、泣かなくとも、グッとくるところは沢山あって、こちらもオススメなのだが、今作はかなりの出来栄え。 1作目を見ていないと登場人物の相関が分かりづらいかもしれないが、2作目からでも、十分に映画を堪能出来るはずである。
また、この映画の魅力の一つとして、そのほとんどが実際の昭和のエピソードに近い、ということが言えるだろう。 というか事実ではなかろうか? 僕は、その昭和の時代に生まれ、映画の時代を生き抜いた人達に育てられた。 僕の中に根強く残る倫理や道徳は、全て昭和のものだ。 時代に逆行してるわけではないが、この映画に魅力を感じるのは、これも一つの影響だろうと思う。
今年に入り、映画を見て良かったと思うことは何回目だろうか・・・。 今年、最後になりかねない映画が、これで良かったと心から思う。
さて、画像は整理していたら出てきた猫特集。 季節は夏。 スイカを狙っている様子を撮ったものだ・・・。
過去、映画を見て泣いたという記憶は「男はつらいよ」だったと思う。 知る人ぞ知る渥美清主演の映画である。 男はつらいものだと、痛感したものだ。 自分の恋心を殺して、誰かの為の愛にする。 時には、若者に自分の恋を投影させ、陰ながらに応援をし、時には、相思相愛でも、自分に人を幸せに出来ないと、愛してくれる人へ背を向ける・・・。
愛の意味は今でも分からないが、それが悲しいか悲しくないかぐらいは分かる。 正しいか正しくないかは分らないが、男のつらさに痛く共感を覚えたものだ。
さて、今回の映画はこういった愛ではないものの、色々な愛がある映画だった。
「ALWAYS ~続・三丁目の夕日~」
「この映画は泣ける」やら「感動した」やらの話を聞いたものだから、そんなわけがないと、鑑賞してみるとそれが事実であることが分かった。 涙線の弱さもさることながら、そこに見た愛は「男はつらいよ」の愛に似たものもあった。
実らぬ恋に思いを馳せ、捨てた恋に思いを寄せ、未熟な愛の思いを告げる。 作中には、様々な愛が点在しているし、それを上手く表現できる役者陣の演技力はズバ抜けている。 作品内容の影響もあるだろうが、小雪のシーンを見て、僕は泣いてしまった。
シリーズの第1作目では、泣かなくとも、グッとくるところは沢山あって、こちらもオススメなのだが、今作はかなりの出来栄え。 1作目を見ていないと登場人物の相関が分かりづらいかもしれないが、2作目からでも、十分に映画を堪能出来るはずである。
また、この映画の魅力の一つとして、そのほとんどが実際の昭和のエピソードに近い、ということが言えるだろう。 というか事実ではなかろうか? 僕は、その昭和の時代に生まれ、映画の時代を生き抜いた人達に育てられた。 僕の中に根強く残る倫理や道徳は、全て昭和のものだ。 時代に逆行してるわけではないが、この映画に魅力を感じるのは、これも一つの影響だろうと思う。
今年に入り、映画を見て良かったと思うことは何回目だろうか・・・。 今年、最後になりかねない映画が、これで良かったと心から思う。
さて、画像は整理していたら出てきた猫特集。 季節は夏。 スイカを狙っている様子を撮ったものだ・・・。