~Memory Of Melodies~

趣味の範囲で色々なことを書き殴るブログ

亀は意外とリンダ・リンダ

2007年08月22日 | Weblog
連日の猛暑で、疲れがとれない気がしてならない、というか実際に疲れが取れない・・・。北海道では記録的な猛暑にエアコンが飛ぶように売れているようである。異常気象とはこのことだが、地球の危険信号だと理解しなければならない。

環境整備にはコストがかかるのは有名な話。 しかし、「備えあれば憂いなし」であり、後々の地球に有益なものを残してくれることは間違いないはず。 政治に、株安に・・・色々と不安定な出来事が多いが、以前より訴えられている環境問題にも、そろそろメスを入れていくべきではないだろうか?


お盆の帰省で実家に戻っていたが、ネット環境にないために、PCもDVDを見るためのものになってしまっていた。 しかし、これは予定通り。 帰省前に友人からDVDを借りたというわけである。 そして、見たのがタイトルにあるもの。 実は、2作品のタイトルを複合させている。

というわけで、今日はその2作品をご紹介。 

先ずは、「亀は意外と早く泳ぐ」。 上野樹里が主演しているが、蒼井優や有名どこの俳優陣が揃っている作品である。

内容は、平凡な生き方をしている女、片倉スズメ(上野樹里)が、偶然見つけたスパイ募集の広告(1cm×1cm)を見つけ、スパイになるというもの。

スパイの条件として、自分の正体がバレないように、平凡に生きなければならないことを義務付けられる彼女は、自分のほかに、同じ街に住むスパイ達と出会い、自分の中の意識の変革に気付き始める。

また友人のクジャク(蒼井優)は、このストーリーにおける適度なスパイス的存在。 色々と問題を起こす問題児という視点もあるが、ハマリ役と言ってもいいほど、彼女の役柄には違和感がなかった。

終始コメディタッチで描かれていくストーリーは、笑いどころが満載になっており、吹き出してしまうほど、面白い作品だった。 


そして、2作品目「リンダ・リンダ・リンダ」。 まぁ、このタイトルを見て気付くだろうが、ブルーハーツの曲である。

とある高校の文化祭。 軽音楽部の女子生徒の間で揉め事があり、文化祭の出場が危ぶまれている中、当の問題に関与しているキーボード担当の恵(香椎由宇)は、半ばヤケになった状態で参加を希望する。 どの曲で参加するかを考えていたときに、偶然見つけたのがブルーハーツ。 その歌詞とメロディーに心を打たれた、ベースの望(base ball bear:関根史織)、ドラムの響子(前田亜季)、キーボードからギター担当になった恵の3人は、文化祭で演奏する曲をブルーハーツの「リンダ・リンダ」、「僕の右手」、「終らない歌」に決定。 だが、そこには問題が一つ。 彼女らのバンドにはボーカルがいない状態だったのだ。

そこで、3人でボーカルを探していたところに、喧嘩をしていた旧ボーカルが3人の下へ・・・。 響子が意を決して、文化祭でのボーカルを頼み込むが、恵がまたしても暴走。 偶然、目の前にいた、韓国人留学生にボーカルを頼むことになる。 何も知らない留学生のソン(ペ・ドゥナ)は、恵の誘いに、ただただ空返事を繰り返す。 後で、詳しい事情を聞くと、「無理、無理!」と断る。 しかし、ブルーハーツの曲を聴いてからでも・・・と、ソンに曲を聴かせると、ソンの目には涙が・・・・。

こうして始まった4ピースバンド。 文化祭当日には問題もあり、演奏できるかどうかの危機が・・・。

二度と戻らない高校時代の青春を謳歌する生徒達の物語「リンダ・リンダ・リンダ」。 僕の昔(高校時代)とは何となく違うが、心打つ懐古的なシーンもあり、恋愛もありと、こちらも見所だらけになっている。


実は、友人からはもっとたくさんのDVDを借りているし、見た作品は2作品以上。 機を見て、アップしていきたいと思うが、今はワードに書き溜めている状態。 友人に借りたDVDが全て当たり、というのも凄い話だが、さすがは映画好きの友人。 間違いはなかった。 帰省して映画三昧という日々を送るのも、悪くないかもしれない。 まぁ、それでも、このまま長居したいとは思わないわけだが・・・。

ピアノの森

2007年08月10日 | Weblog
暑中お見舞い申し上げます。 東京は暑い日が続くもので、通勤するだけで汗だくである。 この時期は水分を多く摂取しなければ、熱中症になってしまう。 皆さんも気をつけて頂きたいと思います。

そうそう、最近「ビリーズブートキャンプ」をやる機会があり、この際なので真面目にやってみよう、ということで、早速1週間分のプログラムをやってみた。 結果は、体中が筋肉痛で、自分の身体能力の減退をその名の通り痛感してしまった。そして、思った・・・ここまで過剰なトレーニングは本当に必要なのか?

単純に痩せたいのであれば、食べないのがベスト。 食事制限というやつだ。 人間を構成している物質として挙げられる三大栄養素「炭水化物」、「脂肪」、「たんぱく質」。 人間が筋力トレーニングをする際、この栄養素を燃焼させ、カロリーを消費していくことになる。

先ず、最初に燃焼されるのが「炭水化物」。 これは栄養素の中で、1番エネルギーに変わりやすいためである。 ダイエットをする際に、炭水化物(ご飯やジャガイモetc)を多く摂取しないようにするのは、有名な話。 

問題は2番目に消費される栄養素の「脂肪」である。 注意しなければならないのは、1番目の炭水化物の摂取量。 炭水化物を多く摂取すると、脂肪がエネルギーに変わる前に、炭水化物だけがエネルギーに変わってしまい、脂肪が中々エネルギーにならなくなってしまう。

食事注意して、程よい筋力トレーニングさえすれば、誰でも痩せることが出来る。ビリーのトレーニングも勿論、それが可能だろう。 ただ、この季節のことを考えても、過剰なトレーニングは身体を壊す恐れもある。 気をつけて運動したいものだ。


と、今日は映画のご紹介。 実は先月見たのに、更新できない日々が続いてしまった。 画像にもあるように、見た映画とはアニメ「ピアノの森」である。 実は、僕が前々からオススメしている漫画「花田少年史」の作者と同じ作者。 これは見ないわけにはいかない、というわけで鑑賞してきた。


父親がピアニストで、自身もピアニストになりたいと夢見る雨宮修平(声:神木隆之介)は、家族の都合で、田舎の町に転校してくる事に。 転校生と言えば、イジメ。 修平の予想通り、そのイジメは転校初日から始まる。

しかし、怖くて何も出来ない修平に、突如として助け舟を出す少年がいた。 少年の名は、一ノ瀬海(声:上戸彩)。 海に救われた修平は、その田舎町にある大きな森に一緒に行くことになる。 というのも、ピアニストを目指す修平に、その森にあるグランドピアノを弾いて欲しいという海お願いからだった。

森には確かにピアノがあり、修平が早速弾いてみると、殆ど音が出ない。 修平はピアノが壊れている、と海に言うが、海は壊れてないと言う。 そこで、海が弾いてみると確かに音が出て、修平は不思議な感覚に捕らわれることになる。 しかも、海の弾く幻想的なピアノは我流のものと知り、更に驚くことに・・。 天才的なピアノの才能を持つ海とピアニストを目指す修平。 二人は必然的に仲良くなっていった。

ある時、二人の通う学校の音楽教師が、昔は世界的に有名なピアニストだということを知った修平と母親の雨宮奈美江は、その音楽教師、阿字野壮介(声:宮迫博之)に、ピアノを教えて欲しいと哀願するも、阿字野が断固として拒否。 理由は交通事故で指を怪我してしまった自分へのコンプレックスからであった。 

しかし、阿字野は修平から聞いた森のピアノを海が弾いていたことを知り、一人で森へ。 そこで、海の演奏を目の当たりにした阿字野は絶句・・・。 自分が昔弾いていたピアノを少年が弾いている。 指圧が強くなくては弾けない自分だけのピアノ。 それを少年が容易く弾いているのだから、驚かないわけがない。 そして、阿字野は、海にピアノを教えたい、と思ってしまった・・・。

素人の海がピアノコンクール出場? 修平と対決、そこに新たな刺客とは? 阿字野が描く野望とは?


綺麗な旋律に、映画の前半に寝かけてしまったが、何を隠そう、今時分のほうが眠くて仕方ない。 あとがきを考えてるうちに寝てしまいそうなので、とりあえず、ここでお開きにしたいと思います。 おやすみなさい・・・。