平成23年という年は日本にとって苦難の年でした。
今日、仕事納めでこうしてブログを書いていますが暗い話しか出て来ないのが残念です。
東日本大震災が及ぼした影響は東北だけでなく、日本全体に影響を与えています。
ここ宗像市でも被災地からの受け入れ体制はできていますが、転居者は僅かしかいません。
なぜ？
家を準備できれば其れで住めるわけではないのです。仕事、生活、環境、などの要因…そして心のケアが必要です。
自治体によっては精神的なケアを重点的にサポートしている所もあります。
一家族で引越しして来ても、そこの生活環境にすぐ馴染むことは大変です。
福島の場合、東電からの補償も鼻くそみたいなもので、それで十分な生活が出来るわけがないのです。
いまの政治の世界を見ていると、復興に真剣に取り組んで行こうという姿勢が見えない！
それは特に東北の人達が痛いほど感じ取っていると思います。
この程度の国会議員しか選べないのも残念なことです。
被災した子供たちの5年後、10年後を考えれば今すぐにでも対処しないといけないことが山ほどあるのではないかと思います。
来る平成24年を期待したいけど、それが出来ない政治の世界が報道されています。
僅かながら寄付した義援金もスムーズに被災者へ渡っていない事実はどういうことなんでしょう！
何かがおかしい、何かが間違っているけど、是正出来ないもどかしさ！
でも僅かな希望を持って新年をむかえることにしよう。
僅かな光さえあれば、まっ暗闇にならなくてすむから。
そして、新たなる年の初日の出が平成24年を照らすサーチライトのように日本を明るくしてほしいものです。
