2015年の税制改正で消費税が8%から10%になろうかとしている時期に贈与税の非課税枠が変わろうとしています。
お金持ちの老人がもっているお金を早く使わせたいのが見え見えの税制ですね。
子供や孫が家を建てる時、現在の1000万円の贈与税の非課税枠を3000万円に引き上げるそうです。
住宅市場が消費税8%になったおかげで冷え切っているのが要因のようです。
その打開策として出て来たのが3000万円の非課税枠ということみたいです。
消費税が10%になれば、今以上に新築物件が減って来るのは分かり切ってますよね。
今の若い人はお金をもっていないんだから、持ち家なんて無理無理・・・。
でも、親から3000万円を贈与されれば家やマンションが買える!!!!
福岡県では分譲マンションや新築戸建は3000万円あれば一般的な物件が購入できます。
つまり、お爺ちゃんや両親が持っているお金を早く使わせて、家やマンションをどんどん作って行こうと言うですね。
人口が減っているのに、目先の仕事を増やす為にこんなことをやっても大丈夫なのかな?
今でも空き家は全国に820万戸もあって、毎年増えているのに、それでも家を作る?
人口は減って行くのに?
何か変だと思いませんか?
50年先いや100年先のビジョンを持っている議員さんっているのかな?
取りあえずここ数年が良ければそれで十分という人達が多いんでしょうな・・・
空き家が1000万戸建を超える日も近いかも・・・
日々憂いながら仕事をしている昨今であります。
では また