昨夜のTVで福島原発1号機がメルトダウン(炉心溶融)したと放送されていました。
これって 超 超 超 危険な事じゃないの?
核燃料棒が溶けて原子炉容器の底に溜まっている状態のことなんでしょう?
TVを見ていてもまったく危険を感じない、淡々とした説明はどういうことなんでしょうか。
そんなに大した事はないよって言わんばかりの説明でした。
地震前の福島原発1号機の写真は、窓が無くベールに包まれた建物として、破壊される前の姿を記念に残しただけになってしまいました。
今では、地震とその後の水素爆発で見るも無残な姿で日々TVに映っているわけです。
東京から200kmしか離れてなくて、人口・200万人の福島県は原発次第で消えて無くなるかもしれない危機に陥っているのに、TVの解説者は第三者的立場で見ているようにしか感じないのです。
大袈裟に言うとパニックになるから、本音を言わないようにやんわりと説明しているのかもしれないけど、やばいよね!
先般、発表された原発の工程表はメルトダウンが分かったことで達成できないわけで、落ち着くまでは数年から数十年かかるとも言われているのに慌てないのはどういうこと?
津波は数年かけて整備すれば何とか対応が出来るでしょうが、原発は数十年単位で対応しないとダメかも…。現に「打つ手なし」なんて言っている学者も出てきているしね!
やっと原発について本音で検討される時代がやって来たかと感じます。
それも、地震で目が覚めたというのも皮肉な話です。
民族大移動も有り得るかもしれないと思うのは小生だけでしょうか…。
では また