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蛙の掘立小屋~カエルノホッタテゴヤ~

蛙のレトロ探求と、本との虫と、落語と、日々の雑事。

データ200冊達成を機に……

2005-04-11 21:49:02 | フリーゲーム・フリーソフト
先日ご紹介させていただきました、EKAKINさん私本管理Plusを利用した書籍データの入力が、200冊を突破しました。

……というわけで、集計機能を使って、自分の蔵書(?)の分析をしてみたり……。

先ずは、発行所。東京創元社が、46冊でトップというあたりが、自分の嗜好が滲み出ています。次は講談社の35冊ですが、漫画文庫で稼いでいるかな?同じく白泉社11冊も、明らかに漫画文庫です。
思ったより少ないのが、角川28冊。でも、古本で買った横溝作品の文庫を入れたら一躍トップに躍り出るかと思われます。(古い版なので、ISBNがついておらず、入力は後回しになっています)
気がついたら溜まっていた、岩波20冊。根性さえ向けば、面白いです。が、根性が無いときには読まないので、おそらく積読率が最も高いかと(爆)。
自分でも意外なのが、ベースボールマガジン社5冊。中国武術の資料が少なかったときに、書店に無理を言って取り寄せてもらった本があるせいです。
蛙が、普段からお世話になっていると自覚するのは、7~10冊ぐらい所持している発行所のようです。

お次は作者。ダントツが横溝正史。お次の金田一少年シリーズシナリオ作者の天樹さんは、コミックということで自然冊数も多くなった19冊。乱歩先生は意外にも遅れをとって、16冊。田中芳樹14冊、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ8冊、大和和紀8冊と続きます。あとは、一冊やら二冊の作家が延々と続きます。蛙が持っていると自覚するのは、5冊辺りかも。

最後に未読・既読の比率は……。18対207.意外にまじめに読んでるじゃん、自分(爆)。

あくまで途中経過ですので、最後の結果は分かりません。が、こうやって自分の読書癖を見てみると、中々面白いものがあります。

フリーソフトハントと、歳かと思う瞬間

2005-03-24 21:04:06 | フリーゲーム・フリーソフト
蛙がフリーソフトを使うようになったのは、大学3年ぐらいの頃でした。研究室の後輩の子から借りて、雑誌に載っていた解凍・圧縮ソフトをDL。それ以来、ネットでフリーソフトを漁る、漁る。……と言っても、99%がゲームでしたが(爆)。
その頃は面白そうと思ったものを片っ端からDLしては利用していました。

しかし、気がつくとネット時間は減り、先代パソコンのモデムもクラッシュ。そんなこんなで、フリーソフトから暫く離れておりました。

さて、ブログを始めるにあたって、「フリーゲーム・フリーソフト」というカテゴリを設けたからには、頑張ってDLせねば!と決意も新たにベクター等を覗いてみるのですが……。
体力(?)気力を使うこと、使うこと。
以前はYahooのフリーソフト&シェアウェアを愛用していたのですが、最近は辛い。情報が膨大すぎて、機能面・動作環境面で自分に合ったものを探すのが面倒になってしまう。ソフト数が比較的少ないことから敬遠していた窓の杜が、最近では使い易い。自分で探すより、雑誌の付録CDからDLするのが楽で楽で、しょうがなかったりします。
ネットから必要な情報を意地で探し出す体力(??)が無くなって来たということだろうか、あの大学生の頃に比べて。

……嗚呼、情けない。

データ登録、100冊達成!

2005-03-18 20:20:41 | フリーゲーム・フリーソフト
……ということで。お約束の蛙が使っている蔵書整理用フリーソフトをご紹介します。
EKAKINさんの私本管理Plus(Ver2.0.0)を利用させていただいています。
この手のソフトを使うのは初めてなので、特徴云々と言ってよいものか迷いますが、蛙が使いやすいと思った点を箇条書きにします。

・軽い……動作が軽い、サイズが軽い。
・直感的に使い方が分かる……今のところデータ入力ばかりですが、ヘルプのお世話にはほとんどなっていません。
・見やすい画面……特にカテゴリー別一覧が見やすいです。
・らくちんデータ入力……新巻登録でシリーズものやコミック、雑誌のバックナンバー管理は楽々。著者名や分類、発行所等も以前登録したデータからすぐ選べる。(スクリーンショットは、夢枕獏氏の『陰陽師』を出してみました)
・多目的に使える設計……読書記録、感想ノート、図書館等からの貸し出し記録としても使いやすい。自由に使える備考欄が多いので、★評価や、古書の売買記録などもつけられる。
・ISBN検索機能……世界共通(?)本の背番号ISBNでネットからデータ取得可能。

以前、古本屋で買ったことを忘れた本を、書店で注文までしてしまった蛙には心強い司書さんになってくれるかと。

……それにしても、蛙の趣味が分かりやすい分類だ(爆)。

サスペンスゲーム「風の殺意」

2005-02-21 22:12:51 | フリーゲーム・フリーソフト

本日のカテゴリは「フリーゲーム・フリーソフト」です。蛙が「面白い!」「使える!」と思ったものをご紹介。第一回目は風の殺意制作委員会さんのサスペンスゲームです。

★あらすじ★
アメリカへ留学する仲間の送別会をすることになった涼子(主人公)たち放送部メンバー。
しかし会場の別荘を提供すると申し出たにも関わらず、何故かいつもの彼女からぬ態度を取り始めるメンバーの一人・さやか。違和感を感じながらもパーティの準備をしていた涼子は、留守にしている筈の管理人・香苗が倒れているのを発見する。しかし、涼子が仲間たちを呼んで駆けつけたときには、既に彼女の姿は無く……。

ミステリものと聞いて、「トリック崩しは苦手」とか、「ロジカルなゲームはちょっと……」と思った方もいるかもしれませんが、ご安心を。この作品は犯行手段のトリックよりむしろ、プロットや人間関係に仕掛けられた罠……思い込みによる誤解を解きほぐしていくことにより真相に近づきます。先ずは登場人物たちに誠実に接すること。そうすることでキャラごとの隠しシナリオが登場し、主人公の立場では知りえなかった事実が浮かび上がります。

この作品のすばらしいところは、なんと言ってもキャラそれぞれの視点がしっかり設定されているところ。人は立場によって同じ事実の見え方が違う、だから真実も人の数だけ存在するということを、妥協せずに作り上げた製作者の方々に脱帽です。
主人公やパートナーを変えても一本調子なストーリーで全クリアする気を起こさせないようなアドベンチャーゲームしか作れないような本職(プロ)には、爪の垢を煎じて飲ませたい作品です。

『風の殺意』に興味を持たれた方は、こちらへどうぞ♪