小児科医+tettyとともに.....

5人の子持ち小児科医tettyが日頃感じたことを鋭い目で斬る!訪問される方は名前とできたらURL入れてくださいね。

まぐろのお寿司

2006-08-04 14:21:50 | なつかしの...

私が小さい頃

近所に美味しいすし屋さんがあった。

当時はもちろん回転寿司などなく

カウンターと小さな席が二つほどの狭い店内

時々そこに連れて行ってもらってた私は

いつも決まってまぐろの赤身のお寿司ばかり食べていた。

それがどうしてなのかはいまだに思い出せない。

そこの大将も、お酒を私の父とよく飲み交わしながら寿司を握ってくれた。

人情味溢れるにこやか顔。

その大将も肝硬変、肝癌で亡くなり、もうその寿司を食べることは出来なくなった。。

もう何年になるだろうか。。

料理にはその時々の自分の気持ち、その人情が込められてるように思う。

それは一杯の味噌汁にだって、一粒のお米にだって。。。

 

人気blogランキングへ  人間はいつも だれかに支えられ。。。 tetty 

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我慢

2006-08-04 08:45:19 | Weblog

我慢。。

それは日本人の美徳。

「耐え難きを耐え、忍び難きをしのび。。。」は玉音放送

先日ある方と話していたら、

「先生、耐え過ぎてない?」って。。。

確かに今まで良く耐えてきたと思う。。

大学病院時代の上司には私の留学先からの

留学の通知の手紙を先に開けられ。。

医員なのに研究生の面倒を見て

奥さんにモラ発言されるのにも耐え

浪人生時代に前年度行ってた予備校にも蹴られ

大学受験は8連敗。。。

身体が弱く、小学校1年生は30日以上欠席。。

小学校では仲の良い子?に手首を曲げられ

掃除のロッカーに閉じ込められ。。

パンチを受け前歯がぐらついたことも。。

母からはあそこが小さいと言われ。。

・・・・・・

だからこそ、弱者の気持ちが良く分かるようになったのかもしれない。

我慢。辛抱。挫折。

そこから這い上がってこそ、本当に心の分かる人間が出来るんです。

自分がそうだとは言いません。

でも、今の日本人に最も足りないのはこの”我慢”だと思うのです。

 

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする