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マイナ保険証支援金  ばらまき→利用5倍に

2024年07月06日 12時21分18秒 | 一言
本紙報道薬局
 武見敬三厚生労働相と河野太郎デジタル相は5日、「マイナンバーカードを健康保険証として積極的に利用している薬局」として、東京都品川区内で「さくら薬局グループ」(824店舗)の店舗を視察しました。同グループは6月のマイナ保険証利用率が21・39%(762店舗平均)に上ると示しました。全国平均(5月、7・7%)の3倍近い高率です。

 厚労省は712億円の予算を投じ、薬局には1カ所に上限20万円の支援金をバラまいてマイナ保険証を推進。同グループのマイナ保険証利用率は、支援金による促進策が始まった1月(3・99%)から5倍以上に急増していました。

 同グループをめぐっては都内の男性患者(77)が、「『8月から保険証が使えなくなる』など事実と違うことを言われて、『次回からマイナンバーカードを持ってくるように』と2度にわたって求められた」と訴えています(5日付既報)。

 両相は視察後、記者団の質問に答えました。本紙記者は、男性患者の事例を示しつつ、「保険証の新規発行が停止になる12月2日以降は保険証が使えない」との誤った認識が同グループ以外にも広範な薬局にあると指摘。厚労省がマイナ保険証推進のために作成し、支援金の要件としている患者への声掛けの「台本」が不適切なために患者が不安になっているとして、是正しないのかとただしました。

 武見氏はマイナ保険証の利用促進を強調しつつ「丁寧な対応をしなければならない」とのべ、「台本」の改定は「あらためて考えてみたい」とのべました。


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