テス君の部屋

観光、旅先での風景や印象に残った事・日常の事などをできる限り写真を付けて気ままに書いていきたいと思っています。

京都・時代祭

2009年10月28日 | 
京都三大祭のひとつ、時代祭見物に出かけた。

昨年は、時折小雨がぱらつく天気でしたが、今年は良い天気です。

時代祭は平安神宮のお祭です。

明治28年に平安遷都千百年を記念して、平安京創始である第五十代桓武天皇をご祭神として平安神宮が創建されました。
これを奉祝する行事として時代祭は、創建当時から毎年京都の誕生日に当たる平安遷都の日10月22日に行われます。

時代祭行列は、京都市全域からなる市民組織「平安講社」(全十社)によって運営され、明治維新・江戸・安土桃山・室町・
吉野・鎌倉・藤原・延暦の八つの時代をニ十の行列に分けて一列づつ担当しています。

また、江戸は京都市地域女性連合会、中世・平安の各時代婦人列は、京の五花街が輪番で奉仕されるなど、総勢二千名の
人達が参加する一大行列です。

今日の見物場所は、三条通の京都滋賀県人会館の前です。

12時に京都御所を出て平安神宮に行列の最後が到着するのは16時ごろになります。

行列の先頭がやってきました。
 

名誉奉行
 
維新勤王隊列
 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 行列も終わりに近づいています。

白川女献花列
 

 
行列の殿です


時代祭を見終わったあと、清蓮院門跡に行きました。
12月20日まで、国宝・青不動明王が御開帳されています。
 





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蘇洞門めぐり

2009年10月26日 | 旅行・観光
9月15日(木)、蘇洞門めぐり(福井県小浜市)に出かけた。

大阪駅を9時16分発の敦賀行新快速(湖西線回り)で2時間、11時15分に敦賀駅に到着です。

敦賀で小浜線に乗り換えて小浜に向かいますが、次の列車まで1時間ほどの待ち時間があります。

すこし早いですが昼食を摂ります。

12時20分発で小浜には13時22分に到着です。

駅から遊覧船の乗り場がある若狭フィッシャマンズワーフまでタクシーを利用(徒歩でなら20分弱です)。

遊覧船の出航時刻は、9時・10時・11時・12時・13時・14時・15時・16時は3月~11月の期間のみ。
所要時間は約50分、料金は大人2000円です。

蘇洞門とは、福井県小浜市の内外海半島にある海岸景勝地。
全長は6㎞に亘り、一帯には洞門、瀑布、断崖が見られる。
若狭湾国定公園の景勝地のひとつであり、若狭蘇洞門という名で、1934年に国の名勝に指定されている。

蘇洞門(そとも)めぐりに出発です。










大門小門

外海に出ると結構船は揺れます。思うように写真が撮れませんでした。すこし残念です。

敦賀にもどり駅から徒歩で15分ほどで行ける気比神社に向かいます。

気比神社・この大鳥居は日本三大木造大鳥居の一つで国の重要文化財に指定されている。


二の鳥居と拝殿


敦賀駅前、本町1丁目、2丁目のシンボルロードのアーケード沿いには、敦賀港開港100周年記念事業の一環として
製作された「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」のキャラクターのモニュメントが展示されている。

下の写真はその一部。
旅立ち


永遠の星の海へ


ガラスのクレア


エメラルダス


アナライザー


スターシャ


帰りは、敦賀駅17時49分発の播州赤穂行き新快速(北陸本線・琵琶湖線)に乗車し大阪には20時13分に着きます。
行きと帰りで琵琶湖一周の電車旅です。

大阪-敦賀間乗換え無しで利用でき楽でした、天候にも恵まれて良い観光ができました。

上田・松本・上高地観光

2009年10月06日 | 旅行・観光
すこしばかり古くなりますが、

8月22日(土)23(日)の二日間を利用して、男3人観光ドライブ旅行に出かけました。

彼たちとはもう、30年の付き合いになります。

いつものように、当日になってもハッキリとした行き先は決まっていません。

と、いう事は宿泊地も宿も決まっていない(夏休み中の土曜日なのに大丈夫?)。

これも恒例の零時過ぎに大阪を出発、大山崎インターから高速に乗り取りあえず東に向かいます。

最初の休憩場所(多賀SA)で行き先を決めます。

私は、松本城、他には高山の朝市見物、上高地など。S君はテレビで見た無言館(美術館)に行ってみたいとのこと。

一番若いM君は、「どこでもいいよ」っと言う事で、3人とも行ったことがない無言館に。

中央道諏訪インターで下り、ビーナスラインから大門街道を走り無言館のある上田を目指します。

上田駅近くのファミレスで朝食を摂り、近くにある上田城を見物に行きます。


真田昌幸により1583年に築城された平城。現在は旧二の丸内が上田城跡公園となっている。
毎年、花見の季節には多くの市民や観光客で賑わうそうです。

上田城西櫓

南櫓

大手門


真田神社
   明治に松平神社として建立された歴代城主祀っている。

真田石

      

上田城見物を終え、目的地、無言館に向かいます。

   
戦没画学生慰霊美術館・無言館(塩田平を見下ろす静かな丘の上に建っている)。

    信濃デッサン館の管主・窪島誠一郎氏が、画家で自らも出兵経験があり、また美術学校の仲間を戦争で失った
    画家・野見山暁冶さんとともに日本各地の第二次世界大戦中、志半ばで戦場に散った画学生のご遺族のもとを
    敗戦後50年を迎えた平成7年5月から2年間探し訪ね遺作を蒐めたという。
    そして、信濃デッサン館の分館として、平成9年5月2日に開館されました。

すぐ近くに、「傷ついた画布のドーム」(オリーブの読書館)があり、ここにも入館できます。

場  所:長野県上田市古安曽山王山3462



館内に入ると、他の美術館とは違った雰囲気を感じました。

外から建物を見たときには気づきませんでしたが、館内は十字の形になっています。

美術館の建物が十字架を模して建てられているのです。慰霊美術館だからでしょう。

展示品・展示物には、その作者名、享年、戦死した場所、そしてその作品の添え書きが記されています。

ひとつひとつの作品(まだ未完成のもの、走り書きの様なものもあります)を見ていく内に胸に迫ってくるものがあります。
目頭が熱くなってくるのです。涙している人もいます。

私が中でも心引かれたのは、最初で最後、戦地に赴く前に妹さんを一度だけ描いた作品です。
妹さんには兄の形見となったこの絵を戦災の中守り通し、今日まで大事にされていた妹さんの兄への想い。

また、奥さんの裸体を初めて描き、必ず帰って作品を完成させると誓って出兵し帰らぬ人となってしまた方の未完成作品。

貧しいながらも美大に進学させてくれた両親と家族への感謝の気持ちを絵に残して戦地に赴いた方の家族団欒の絵。
などなど心に迫る絵ばかりです。

将来の夢や希望を、そしてささやかな幸せをも奪ってしまう戦争を、なぜ人間は止めることができないのか?

生き物の中で人間ほど高い知能を持ちながら、人間ほど愚かな生き物もいない。

考えさせられる時間でした。


上田附近を訪れられたら、ぜひ一度訪れていただきたい所です。


無言館を後にし、松本を目指します。



途中、別所温泉駅(上田電鉄別所線)に古びた電車が展示されてました。

別所温泉=古くは「七久里の湯」と呼ばれ枕草子にも登場する信州最古の温泉。

   愛称:丸窓電車(モハ5250形)
   誕生:昭和 2年(日本車輌・名古屋)
   重量:32.7t
   引退:昭和61年



松本に着いたのは12時を少し過ぎたころ、市内は観光客で混んでいる様子。

空いている駐車場を探すのにも時間がかかりました。

松本城は、姫路城・彦根城・犬山城とともに四つの国宝城郭のひとつ。
松本城を訪れるのは2度目、25年ぶりぐらいです。


一番の記念撮影スポット(内堀に架かる埋の橋と松本城)


現存する日本最古の五重天守と乾小天守。


天守の中に入ると、人、人、人です。天守2階に張り紙で「天守6階まで30分」という告知。えっ30分も

本丸御殿跡


北アルプスの山々が薄っすらと見えます。


天守の見物を終え、食事のため街中にもどります。
昼食は、信州に来たのですから蕎麦にしました。

食事の後、今日の宿泊先を確保しなければなりません。
ガイドブック(S君がもっていた)に記載されているホテルに電話します。
4軒目で部屋を確保できました。

松本市立博物館を見学(松本城との共通観覧券)し、その後、内堀沿いに城公園を歩き開智学校に向かいます。


右側から、月見櫓(高さ11.1m)、辰巳附櫓(高さ14.7m)、天守(高さ29.4m)。



開智学校
明治6年5月6日、筑摩県学を改め学制による小学校として廃仏毀釈で廃寺となった全久院の建物を仮の校舎として開校。
新校舎は明治9年4月に全久院跡地に竣工し、昭和38年3月まで約90年間使用されわが国で最も古い小学校のひとつ。





旅の二日目、
9時過ぎにホテルを出発し、なんとなく西(上高地・高山方面)に向かいます。

沢渡の駐車場で休憩をとります。足湯の設備があったので浸かりながらノンビリしていると、
上高地に向かうバスが結構来るので、我々も上高地観光に行くことに(以前にも訪れてはいるが)。

あとのことも考えて大正池はパスし終着バス停まで。

今日は素晴らしい天気です、ここも人、人、人でいっぱいです。

上高地・かっぱ橋
近くで撮りたかったのですが、よそ様のお顔が写ってしまうので近くでは写せませんでした。
         

焼岳


穂高連峰


遊歩道に咲く花。


ウェストン・レリーフ
   現在のレリーフは昭和40年に新たに製作されたものだそうです。
   毎年6月にウェストン祭が開催される。(第一回は昭和22年6月14日)




少し遅い昼食を終え、帰りのバス停にも人の行列です。
我々が乗るバス停にも100人近く並んでいます。2、3台待たなくてはなりません。


平湯温泉卿からの笠ヶ岳(日本百名山のひとつ)。



高山の町も少し歩きたかったですが、帰りの高速のことも考え高山見物は見送ることに。

所々短い渋滞には遭遇したが、21時半前には大阪に戻ってこれた。

今回の旅は天候に恵まれ(行きの高速走行中雨にあったが)上高地の素晴らしい大自然の景色を堪能でき、
松本城も好かったし、近年お城めぐりをしている私にとっては上田城も短い時間ではあったが見物でき嬉しかった。

でも、一番はやはり無言館かな。
S君が見たテレビ放送は2007年1月4日TBS系列で放送された番組だと思います。
一年前の2006年1月「SBCスペシャル 無言館・レクイエムから明日へ」(信越放送製作)の再放送。
この放送は第2回日本放送文化大賞の最高賞であるグランプリを獲得。

機会があればもう一度行ってみたい美術館です。



 お帰りの際には、フロントにて先のページ(トップページ)でご説明させていただいた、
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 またのご来店(ご来訪)心よりお待ちしております
 本日はありがとうございました
                                               総支配人・テス君  
                                               ご案内係・ともさん