テス君の部屋

観光、旅先での風景や印象に残った事・日常の事などをできる限り写真を付けて気ままに書いていきたいと思っています。

”文学座” №2

2007年06月18日 | 文学座
第3・4作品目は、”美しきものの伝説”(70年3月16日 大阪毎日ホール)
                       (70年3月18日 神戸国際会館)
この作品は何か凄く感動したことを憶えている。
大阪では一般公演であり神戸では労演公演になっていた。
大阪で観てどうしてももう一度観たいと思い、18日に神戸労演の事務所に行き入会し観ることができた。
伊藤野枝役を太地喜和子さんと吉野敬子(よしこ)さんのダブルキャストでした(私は両方観る事ができた)。吉野敬子さんは初演の時、野枝役で紀伊国屋演劇賞を受けている。
この公演時には藤田弓子さん吉野敬子さんは座員に昇格されている。
石立鉄男さんは文学座をはなれられている。

第5作品目は、シェイクスピアの ”十二夜”(71年5月28日 大阪毎日ホール)
新劇の舞台で初めて観た喜劇でした。たいへん愉快でもあり、悲しくもありとても滑稽な
お芝居でした。

演出・出口典雄
配役/オーシーノゥ・坂口芳貞/サー・トービー・加藤武/サー・アンドルー・江守徹/
マルヴォーリオ・北村和夫/フェイビアン・金内喜久夫/フェステ・菅野忠彦/セバスチャン・小林勝也/オリヴィア・宇都宮雅代、藤田弓子(交互出演)/ヴァイオラ・木村夏江/マライア・荒木道子/アントーニオ・石川徹郎/など
楽士役で西岡徳美(現徳馬)さんも出ていました。

この”十二夜”は、74年に劇団雲、78年にシェイクスピアシアターで90年には文学座でも観ています。

つづく 


”文学座” №1

2007年06月18日 | 文学座
私の趣味の一つである演劇鑑賞に関して少し書いてみます。
これまで新劇の舞台は、文学座57本・俳優座34本・四季26本・民芸21本・青年座12本あと雲・円・昴・文化座・新人会・五月舎などあわせて240本鑑賞していますがでも最近はご無沙汰です。
初めて観た舞台は、劇団浪漫劇場第四回公演の”クレオパトラ”です。
浪漫劇場は、三島由紀夫、松浦竹夫が幹事をする劇団でした。
演技部(役者)には、中村伸郎・村上冬樹・川合伸旺・中山仁・南美江・村松英子等がおられました。

ブログでは一番多く観ている文学座の公演パンフレットの表紙をUPしていきます。
第一作目は、”富島松五郎傳”(70年6月16日 大阪毎日ホール)そう無法松です。
松五郎を加藤武・吉岡大尉を川辺久造・婦人を荒木道子さんが演じられていた。
この頃の文学座には、北村和夫・加藤武・江守徹・高橋悦史・細川俊之・加藤嘉・三津田健・そして最近亡くなられた石立鉄男さんも、女優陣には、杉村春子・長岡輝子・荒木道子・小川真由美・太地喜和子さんなどがおられた。
研究生に、峰岸隆之介・原田大二郎・村野武範・藤田弓子・宇都宮雅代・新橋耐子さんらがおられた。

二作目は、”花の館”(70年12月8日 神戸国際会館)。
この作品は ”70神戸市民劇場”として神戸市の主催で上演されました。
司馬遼太郎の作品を出口典雄が演出、日野富子を杉村春子・足利義政は高橋悦史 ほかに
北村和夫・細川俊之・太地喜和子そして藤田弓子・宇都宮雅代・原田大二郎・村野武範・西岡徳美(現徳馬)など若手演技陣も多く出演していた。

高橋悦史さんはこの作品で、昭和45年度芸術祭優秀賞を受賞されている。

つづく