天乃のされど愛しき世界

愛猫がにゃあと鳴いてくれて、
紅茶がおいしくて・・・。
そんな幸せ忘れずに生きまっしょい。

2月23日・君を大事に思う人が泣いても

2006年02月23日 20時39分36秒 | 愛しき日々
う~ん・・・・。

ウソはつかずに、私の生きてる日々を書く・・・。

そして、反面教師でもなんでも、誰かのお役に立てないかと
書いている日記なのですが、
難しいですね、やっぱり・・・。



自分に関わる人間、しかも、褒めたり楽しかったりするのではない
内容を書くというのは・・・。

どうしても一方的になりますし、もし関わる本人が読んだら、
気持ちよくはないでしょう。
直で反論できないですし。

なので、こういう事態が起きたときの私の心。
あくまで私の心の動きを書こうと思います。


私の気持ちはご本人に伝えてあるので、ここでこそこそと
愚痴っているというような卑怯なものではないと思いますし、
公開で反論がある場合、今回に限り匿名もオッケーです。




皮肉ですが、とてもいい内容なんです。
人様のお役に立つ可能性の高い、とても思考する価値のある
出来事だったので、これを日記に書かないというのは、
もったいない。

もちろん、私以外の方は匿名でお話します。

さてさて、自分に関わる人間が「風俗関係で働く」と言い出したら
・・・・。この問題の結論・・・。

あ、知り合いにはもう
私の意見はいらないと言われたんですけど、
しっかり結論出ないと私の今後に関わるので突き詰めただけです(笑)
ご意見しようとか思ってませんからね~。







今日は、数ヶ月ぶりに人生の師、ドクターと会ってきました。

日記でときおり出てくる「ドクター」の正体は
通称「菊ちゃん」。

年は40代後半。その世界でも一目おかれている凄腕の
カウンセラーさんだ。


といっても、私は治療を受けているわけではない。


ちょっとしたキッカケでお知り合いになり、
家を出てしまった父との再会を助けていただいたのだ。



それ以来、なにかあったら話にきなっと言ってもらったので、
ややこしい問題が起きた時に、手っ取り早く解決するために
お世話になっている。

なぜだかお礼のお金もいらないという。



さすが、凄腕のカウンセラーさんなので、
自分の意見を押し付けたりはせず、相手の頭や心の整理整頓を
手伝うのがうまい。

絶対に「こうしたほうがいい」とかは言わない。

「そこは大事みたい、もうちょっと掘り下げて考えてみようか。」とか
「何に怒ってるのかがわからない。何に怒ってるの?」とか
バラバラのパズルみたいになっている頭や心をうまいこと一つの絵・・、
結論に導いてくれるのだ。





今回も、知り合いがホステスだかイメクラだかで店員として働くとか
言い出したため、大混乱に陥ってしまった頭と心を整理するのを
手伝ってもらいました。


それを聞いたときのパニ苦っぷりは、21日の日記のとおりです(笑)


正直、そこまでバカだったのかと見下したり泣いたり怒ったり。


でも、ホステスとかメイド喫茶とかイメクラとかいう世界が、
どういうものかハッキリと把握はしていなかったので、
自分の考えに確固たる自信がもてなかったのです。


世間一般にもキャバクラとかで働くことには「止めなさい」っていう
常識があるのですが、「どうして?」と聞かれると困るじゃないですか
(笑)






身近な人間の意見もやはり「止めて欲しい」と思うけど、
どうしてって聞かれたら困るし、
それだけの理由があるなら止められない・・・。

↑これ多かったです。



「私、チャイナクラブで働くよ。」

「冗談じゃない!止めなよ!」

「なんで?お客様のためにがんばることにかわりないじゃん。
単にチャイナ服着てウエイトレスやるだけの接客業だよ。」

「でも男性相手にサービスするんでしょ?」

「体、売るわけじゃないもん。お食事運ぶだけだもん。
職業差別しないでよ。」




終了~って感じですね。
チャイナクラブをキャバクラでもホストクラブでもメイド喫茶でもヘルスでも
イメクラでもなんでも代えてください(笑)

この手の「職業差別」だ「偏見だ」
ってので全ての会話が終わってしまうんです~



「お金がいるんだよ!」

↑この理由の場合、もうホステスやらやるより道がない・・
て場合、私も止めはせんし、むしろ尊敬するくらいなのですが、
今回の場合、
「他に道はあるだろうけどやってみたかったから」という
ことなので、当てはまらない。

私の友人で、毎日、パンの耳を牛乳でふやかして食べて
お金を節約してがんばって勉強してる人だっているし。








さて、「なにが私はそんなに許せないのか」

これを切り口にこの問題に切り込んでいきましょう。


これはつまり、
覚悟の問題であるということが、話しているうちにわかった。



たとえ売春婦であろうと、ホステスであろうと、
それで負うリスクを全て一人で背負って立つ女なら、
かっこいいとすら思えるのだ私は。

夢のため子供のため生活のため、300万は絶対に溜める!

そう決心してホステスとかやる女性も多い。

リスク・・・。

それを全て背負ってやりぬく覚悟があるのか。







さてさてさて、
ホステス、キャバ嬢、メイド喫茶のメイド、ヘルス嬢、ママ、
などなどをやるにあたってのリスクとはなんでしょう。
(メイド喫茶は違う・・という意見もありましたが、男性相手の危険性や
食事というより女性が売りという点は同じかと・・。)



まずはお客様が何を求めてくる場所なのか。
それがポイントです。

女性とのコミニケーションを求めてくるわけです。

そこで働く以上、「触っていい女」「エロい女」そういう意識を
持たれることは否めません。

男性のそういう意識でのアプローチをいなせる技術があるのか。

男性の力は強いですからね・・・。
ちからで迫られたらかなわないし。
(ほんと強いよ~)

メイド喫茶の場合、エロさはあまり無いと思われがちですが、
キャバクラに行くほどの度胸もない「人間と付き合えない」男性が
「生きたフィギュア」を求めてくる場所なわけです。

コントローラーの代わりにメニューがあって、
選んでお金払えば、女の子が思い通りのサービスをしてくれる。

そういう男性が多くくるお店ですから、
より怖いかもしれません。

その人たちのお人形になるわけですから。

男性の怖さを相手にしなければならないリスク。


運良く、何もなく働けても、
「そんな危険を犯して、家族や友人に心配かけてもホステスやりたいんだ。」
ていう意識をもたれることは否めないです。

よっぽどの理由があったとしても、その理由を知ってくれる人が
何人いるか。

無責任な世間などは、そう思うでしょう。

たとえ、ストーカー被害などで殺されたとしても、
「ホステスやってた女だろ。」
「メイド喫茶で働いてた女だろ」
と泣いてももらえないでしょう。

友人たちは、情け無い涙を流すでしょうね。




そして、クラブやパブなどの経営には、たいてい、ヤクザがからんでいます。

裏に組があるのです。

ホステスとして働くことで、組とつながりが出来てしまい、
辞めたくても辞めれない。麻薬打たれてボロボロになるまで使われる。

最悪、外国に売られる。拉致られるも有です。

大げさと思いますか?

だったら、経験者、ここにいますから。


ヤクザなんかいないとか、そんな大げさなとバカにして
うんたら組なんかと関わった女がね、私です。


そういう女の子のサービスを売りにする世界は危険なんです。


そんな危険を犯していい理由が、貴方にはありますか?


万一のときに、泣いてくれる人たちに、
それしかなかった。私は間違っていなかったと言えますか?


性病やら妊娠の危険も多いですね。
実際、そういう事件も数多く起こってますから。
だってそういうことしていい女なんだって思われますから。

(私としては今はそういう女だと思われることが耐えられない。)


女性のサービスがメインのお店では、どんなに言い訳をしようと
お客様の求めるものは「女性のサービス」がメインなんです。

外見重視です。

真実も心も貴方自身もいらないんです。


そこで、男性をうまくあしらい金を出させ、心は売らず、体は売らず、
たくましくかっこよく生きていける知的な女性もわずかにいますが
滅多に・・滅多にいない。

男性の道具になっちゃう可能性も高い。

だから、大事な娘やなんかがホステスになるなんていったら、
良識ある親は反対するのです。

娘が意にそまぬ人生を送ってしまう可能性が高いから。








そんなこんな全てのリスクを自分ひとりで背負い、
もし自分が傷ついたときに泣いてくれる人がいることも
かまわない。心配かけることもかまわない。

私は背負える!
失うこともいとわない!

それだけの覚悟がある女性ならば、おやりなさい!と言いますし、
そのリスクを知ってもやるならば、そうですかと言うしかない。






いろいろ法律とか事件とか、風俗に対する意見とか勉強して、
私自身の経験もふまえて出して結論はこれです。


説得力を出すために白状しましょう。


私、トチ狂ってた時期にホステスやってました。
だから、男性の怖さを知っています。

チャイナクラブだろうとクラブだろうとメイド喫茶だろうと
男性相手のお店は危ないんです。

そして、その危険を承知で(知らずに)そこで働くということは、
その人の品性や大事な人への思いにかかわるんです。

町を歩いているときに、偶然にお客様に会ってしまって
人前で親しく話しかけられる。
そのあと、町を歩くのさえビクビクすることになる。

あそこのお嬢さん、うんたらで働いているみたいよ、なんて
ウワサにでもなったら目も当てられない。
家族まで変な目でみられる。

運悪くお客さんが、よく行くお店のだんなさんだったりしたりね。

ストーカーされたり?


辞めたあとだって、偶然、同僚のホステスさんに声かけられたり
マスターに会ったりするかも。

友達の前で。




そこを踏まえて、自分の道を選んでほしいですね。




これから、そういうお仕事を選ぼうとしてる人。

そして、身近にそういう仕事をしようとしてる人がいる人。

止めたくても止められないという人。



この記事が少しでも役に立ってくれます様に。






蛇足ですが、何百人とカウンセリングをしてきた菊ちゃんが
今、マスコミなんかが取り上げる「メイド喫茶」に対して、
めずらしく怒りを表していました。

<今、増えている「人とコミニケが取れない男性」
「いわゆる人間としては脆弱」
そういう人達が金になるって目をつけた頭のいい人達が、
病気をさらに助長するような商売を始めた。
生身のパソコンゲーム。生きたフィギュア。
マスコミなんていい加減で、売れりゃいいって取り上げるけど
萌えとかいうメイド喫茶とか増えていく社会ってね・・・。>

彼女は必死でがんばっている。

誰かを幸せにするために。


なのに、社会がそれを邪魔する。


私は微力ながら彼女の力になりたい。

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追伸 ()
2006-02-24 12:06:53
私、キャバクラで働いてるけど、

キャバ嬢はやってない。時給がいいから

清掃作業とかやったりお酒作ったりしてるだけだもん

と言ってきたアホがいました。



友達が強盗やってるんだけど、私は見張りしてた

だけだからいいよね



と同義です。

あまりのアホらしらに机、ぶっ叩きました。

同じだっつの。



むしろ、同姓がそんなことやってるのを

平静と見て金をかせぐ・・しかも

自分の快楽のために。



それを私に納得しろと?



くだらないメール送ってくるな~!
返信する

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