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梅雨の晴れ間に (1)

2008-06-15 07:23:22 | 日記・エッセイ・コラム
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わいわいガヤガヤ、鬱陶しい梅雨を喜びお祭りさわぎをやっている命がいる、一方我々ヒト、毛皮を被った動物や鳥?など頭を抱えてふさぎ込む類もいる。体温を常に一定に保つカラクリを生存の武器にしている一団、内に脂をため込む奴もいるが、多くは高性能かつ精緻極まりない毛衣を纏い環境の温度変化に対応している。山里の茅葺き屋根の原理を感じさせる蓑にも似たこの衣、大変優れた雨合羽でもあるのだが、あまり激しい動きをすると水が逆流??滲み込んでくるのだろうか、雨の日はあまり活動的でない様子だ。

神から与えられた毛衣をほぼ脱ぎ去ってしまった我々ではあるが、やはり過去の記憶を脳ミソの奥にしまい込んでいる様で、気圧が下がり雨が降り始めると興奮した気もおさまり妄想に適した精神状態となるのだ。ちなみに、こういった鬱陶しい曇りや雨の日は、ことさら、原始的暴力精神を遺伝子の中に有している人間は、直に反応し「ボーッ」となるのであろうか、統計的に凶悪な殺生事件の発生が少ない様で、こんな日は、髪の長いひ弱な美女に似た、オカマの夜歩きも、わりと安全なのかも知れない。  《頭目》


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