愛蓮家の厚ちゃんが、軽い病にかかってしまった。それは、“紙飛行機”にとりつかれてしまったのである。割り箸の先に輪ゴムを付け、手作り紙飛行機を飛ばし、それが落ちた?場所まで走っていく…“飛行機野郎”になった。
散々飛ばした後、いよいよ“蕎麦食べ隊”に変身。
蕎麦を乾燥させた後、唐箕(とうみ)という名称の道具で、取っ手を廻し起こす風力で殻と実を吹き分けるのだが天骨洞では、それに代わり送風機を使いながらの手作業である。殻と実を分けた後、ようやく石臼で蕎麦粉を挽く。蕎麦をこね蕎麦をうつのは、まだ先になりそうである。
“蕎麦がき”という、蕎麦をお湯で練り、固まったところへ更にお湯を注いだものを少しずつ食べた。究極の素朴な味?!
蕎麦は、やはり奥が深いのかもしれない。蕎麦道楽、蕎麦の味を追及するには時間がかかりそうである。 《瑠素番虫》