国際宇宙ステーションに長期滞在した若田光一さんが無事帰還された。
テレビのニュースでその様子が映され若田さんが「スペースシャトルを降りて出来て、草の匂いがした時、地球に迎えられたのだな、と思った。」と言われた。非常にシンプルな言葉であったが心に響いた。地球上に生まれ暮らし記憶の中にたくさんの「草の匂い」が刻まれていたのであろう。
旅をするといろいろなものが見え、いつもの居場所から距離をおくと日常が違う形として見えるのも不思議である。
覆い隠していた『時計』の布を剥がし、旅にでる。
目指すは『金沢21世紀美術館』。「見て」「触れて」「体験できる」、観る側も参加できる新しい形態の美術館。
手弱女?4人、金沢への旅。
何に出会い、何を問い、何を語るか… 《瑠素番虫》
《開館5周年記念「愛についての100物語」》