楽町楽家：町家で満月コンサート

《写真：Ⅱ部スウェーデン民族音楽演奏》

昔、御池通りにあった町家の佇まい、どのくらいの方が、記憶におありだろうか。
その佇まいの中から２件の町家が龍安寺近くに移築されたそうだ。
京都市内の町家にて６月１４日(日)まで、盛りだくさんのイベントが開催されている。
その『楽町楽家』のイベントの一つであり、今回で２回目の『町家で満月コンサート』が、趣きのある１件の町家で行なわれた。

コンサートの内容はⅠ部コスモサウンド桂堂玄定氏、叶マリコさんによる、お琴にも似た形をした楽器やオリジナルとして作られた独創的な楽器での演奏。
Ⅱ部はブズーキー・赤澤淳氏、フィドル・高垣さおりさんによるスウェーデン民族音楽の演奏。

人と人との出会いにより生まれた空間。勿論人だけではない。
出会うという事は、偶然ではなく必然であるのかもしれない。
未来の起こりうる事の為に人と人は引き寄せられるのかもしれない…と。
さてさて、皆さん、この世にもし『タイムマシーン』が存在し、一度限り自由なところへ行けるとしたら、どこへ行きたいですか？
過去ですか？未来ですか？

時間の流れが早い昨今…
『町家で満月コンサート』、心地良いひとときの中で楽器の音色と共に未来へ引き寄せられていった。　　《瑠素番虫》




《写真；マンドリンに似たアイルランドの楽器、ブズーキー》


《写真：息がぴったりのお二人の演奏でした》