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蕎麦:こね鉢

2008-11-30 23:54:07 | 日記・エッセイ・コラム
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脱穀した蕎麦は、ほぼ乾燥したので大まかに茎や葉は取り除いたが、次の工程になかなか取り掛かれない。
蕎麦をこねるのは、まだ先になりそうであるが“こね鉢”が手に入った。というより近所の方から拝借することになった。拝借したこね鉢の底には、“若狭屋”という屋号?が3箇所に彫られており、拝借した方の御婆さんのモノであったらしい。1本の大きな木から作られており、大そう立派な“こね鉢”である。歴史を感じる“こね鉢”…どのくらいの蕎麦粉?がこねられたのだろうか。

木工品の木地は、時間とともにひび割れが起こるものもある。拝借した“こね鉢”も幅は1ミリ以下ではあるが、長いひび割れが入っている。快く貸してくださった“こね鉢”、木の粉と生漆を混ぜ、それをひびの隙間に埋め込む作業を繰り返し、その後、内面と外面も漆を塗り、修繕することにした。かなりの時間がかかりそうである。

あ~、早く“蕎麦”を食べたい。  《瑠素番虫》
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