いよいよ来週、蕎麦の実を脱穀する予定である。蕎麦を育て、『蕎麦』情報をキャッチするアンテナを立てると不思議とそれに係わる人が現れるものである。一昨年、NYへ一緒に行った嵯峨根さんも、その一人である。
彼は舞鶴に暮らし、1000坪+●●●坪の広大な地で農作業をしながら作陶され、自ら作った穴窯で焼成されている。大きな器も得意とされ、嵯峨根さんの持つ力強さを感じるものである。
農作業においては、お茶や蕎麦なども作り、自然である事にこだわりを持ち、育てておられるそうだ。嵯峨根さんが作った『無農薬紅茶』が、と~っても美味しい!!
陶展に伺った際に、ご近所の酪農家にわけて頂いたという『搾り立ての牛乳』をよばれたのであるが、これがまた、優しい甘みがあり、これが牛乳か~っ!!と思うくらい美味しかった。
夏の終わりに嵯峨根さんの陶展で、『蕎麦』ついて微笑ましく語られていた事を思い出した。 《瑠素番虫》
《嵯峨根辰夫 陶展:くらふとギャラリー集にて/9月》