1950年代後半の家庭電化製品の“三種の神器”といえば、白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫。絶え間ない技術の進歩と発展により、現在の“三種の…”といえば、食器洗い乾燥機、IHクッキングヒーター、生ゴミ処理機とされている。
さて、農機具の“三種の神器”といえば……耕運機、田植え機、脱穀機か~???あれっ、草刈機は~?
その三種の一つ?といえる“脱穀機”を村の爺から拝借し、蕎麦の脱穀作業に取り掛かる。“脱穀し隊”の皆様に、ご協力を頂き、生まれて初めての脱穀体験を行なう。
片足を地に着け、もう片方の足は、足踏みミシンの板を踏む感覚で板を動かし、鉄で出来た逆U字型の突起物がついたドラム部分を回転させ、それに蕎麦の束を当て脱穀をする。蕎麦の束が鉄部分に当たる時に出る音が、チロチロチロ~、キュロキュロキュロ~~~いい音色であった。
徐々に蕎麦暖簾もなくなり、日が暮れた中で作業が続く。90?のバケツ2杯程の収穫!!(蕎麦の実+蕎麦の葉等付であるが)
次のステージは、しっかり乾燥させる事である。口に出来るのは、いつになる事やら…
ご協力頂きました皆様、どうもありがとうございました。 《瑠素番虫》
《最下段写真(番外編):マッチ/滝町昌寛氏 作》