病棟転換型居住系施設について考える会

世界に誇る日本の精神病院の病床数と長期入院者の問題とは…。削減した病床を病院敷地内の居住系施設に転換する問題とは…。

【案内】EテレハートネットTV「60歳からの青春 ―精神科病院40年をへて―」再放送

2014-06-12 13:26:29 | 案内
 6月10日20:00~20:29、次の番組が放映され、大きな反響を呼んでいます。
 再放送がありますので、見逃してしまった方は、是非ご覧ください。
 ちょうど、お昼の時間帯です。職場などでも、みなさんでご覧いただければと思います。

Eテレ
ハートネットTV
放映時間:
再放送2014年6月17日(火)13:05~13:34

以下番組ホームページより
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2014-06/10.html

「60歳からの青春 ―精神科病院40年をへて―」
 3年前の原発事故をきっかけに、およそ40年ぶりに社会に出た人がいます。時男さん(63)。10代の時に統合失調症と診断されて以来、ずっと精神科病院で入院生活を送っていました。ところが、入院していた病院が原発事故で突如閉鎖。入院中から症状は安定しており、十分に地域で暮らすことができることから、現在は群馬県のグループホームで暮らしています。

 精神疾患で1年以上の長期入院を続けている人は、国内に20万人以上。その中には時男さんのように、本来なら退院して社会で暮らせるはずの人が数多くいるといわれています。しかし、国の“地域移行”への取り組みの遅れや、入院の長期化に伴う社会の中での居場所の喪失などによって、何十年も病院に“住む”しかない状況が、依然、続いているのです。こうした実態は「社会的入院」と呼ばれています。日本国内の精神科の平均在院日数は、他の先進国が1~2週間程度であるのに比べ、283日と圧倒的に長く、「社会的入院」は国際的にも問題視されています。

 規則の厳しい入院生活から、地域に出て自由に暮らせるようになった時男さん。いま時男さんは、失われた“青春”を取り戻すかのように、毎日新しい発見の中で暮らしています。どうすれば必要のない入院を減らすことができるのか。時男さんの姿を通じて「社会的入院」の問題を考えます。

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