蔵王の山では根曲がり竹の竹の子(山竹の子)が最盛期を迎えています。
この春は気温も上がらなかった事もあり
例年より1週間ほど遅れているようです。
昨日の山竹の子
ただ、出かたに斑があり出ている場所と
出ていない場所があり、収穫量はいつもより少なめでした。
山竹の子を採った後はその処理が大変です。
うちでは保存するため瓶詰めをしますが
その処理手順は
洗浄 → 茹でる(流水にさらす) → 皮むき →
洗浄(流水にさらす) → 節取り(長さ調整) → 瓶詰め
この中でも皮むきが大変な作業でしたが
十数年前に皮むき機を導入、作業時間は極端に減少しました。
◎ 山竹の子皮むき機 ◎
竹の子をセットして
ハンドルを回すと
簡単にきれいに皮が取れます。
次に節取りです。かたい部分の節を丁寧に取っていきます。
採って来た者からすると、勿体ないほど節を除いていきます。
山竹の子は半分ゴミを背負ってくるようなものですが
皮と節は畑の肥料として再利用します。
この季節、蔵王温泉では採って来た新鮮な山竹の子が食べられます。
ぜひ、ご賞味下さい。