管理人が最近買ったDVDに「とのさまツアー2001於:日比谷野外音楽堂」(GO!GO!7188)というのがあります。以前の記事でどうしても欲しくてオークション物色中と書いたやつ。いくらしたか忘れましたが、ともかく手に入れております。
ゴーゴーがデビューしたのが2000年6月28日で、このライブは2001年5月19日、まだ一年もたっていません。ちょっと年上のターキーが当時20台後半、、中島優美とノマアキコ(当時は浜田亜紀子)にいたっては二十歳そこそこ。それでいてこの重量感、スピード感が溢れる演奏、堂々たるステージ、とてもデビュー1年そこそことは信じられない。
このDVDのボーナストラックにシングル「ああ青春」のc/wである「かみなりが鳴ってたくさん雨が降る夜」というのがあります。製品版は持っていないのでよくわかりませんが、ライブではステージの端に座り、マイクも使わず、肉声。リード・ボーカルを交互に取りながら、ユウのアコギの澄んだ音色、アッコのタンバリン、ピアニカの音色が心地良い。そして鳴りよりも驚かされるのが二人の生歌のウマさ。アッコの声が良く響き、ユウの声が哀愁を感じさせる……最高の出来。
切ないラブ・バラードでありながら、
抜けた睫毛が生えてきた。
3本生えてきた。
と繰り返す、ユーモアもいいですね。彼女(アッコ)らしく、ちょっとブラック、ちょっとシュール、ちょっとキュート。
ちょっと聴いてみたい人はここにありますヨ。
タイトルに「真夏のダンスホール」としながら何故長々と昔の曲を取上げたかといいますと、最新マキシ「真夏のダンスホール」はノリノリの「真夏のダンスホール」よりc/wの「できもの」の方が断然いい。初回版のオマケでついてくるDVDにその録音風景が納められていますが、彼らにしてはめずらしい「一発録り」、つまり演奏も歌もドーンといっしょ。あっこが「アコースティックの空間みたいなものを大事にしたかったから」というようなことを言っていますが、実はそれで思い出したのが、先ほどの「かみなりが鳴ってたくさん雨が降る夜」。マイクも使っていないのにあの音の響き。そうか、これが欲しかったのかと一人で納得。ターキーは「色んな経験をつんでもっと上手くなる」、さすが、止む事のなき向上心。バンドとしての彼らの真髄。
「できもの」とは胸の奥にひそかに忍ぶ「痛み」の記憶。こういった意表をついた比喩がアッコの独断場。切ない歌詞にゆったりしたアコギのリズムが良く似合う。
逆になりましたがタイトル曲の「真夏のダンスホール」。ゴーゴー、サーフ・ロックに挑戦!ビーチボーイズなみのハーモニーを聞かせるところ、さすがツイン・ボーカル。演奏が最後まで軽めだったら、また歌詞がアゲアゲだったら並みの物まね。後半になってどんでん返しのある歌詞、そして後半になるにつれどんどんハードになってくる音作り、さすがゴーゴー。「一発録り」といい、サーフ・ロックといい飽くなき探求心のゴーゴーですね。そういえば「とのさまツアー2001於:日比谷野外音楽堂」に収録されているインストウルメンタル、「蒼い星くず」、ベンチャーズの曲でしたっけ?
「アイムラッキーガール」、おとなし目の曲ですが、それがゆえにかえって各人の演奏技術が光ります。間奏部分のユウの「アアーアアーアアー」と目一杯ディストーションを効かせたギターがかっこいいかも。
曲の出来からいったら「できもの」、「真夏のダンスホール」、「アイムラッキーガール」の順ですね。おりしもオフィシャル・サイトで新アルバム発売(詳細未定)が正式に発表されました。東芝からBMGに移籍した彼女達、なかなかバンドとしての活動が活発です。昭和歌謡調、パンクロックからサーフ・ロック、様々なジャンルをクロスオーバーする彼ら、次はどのような展開を見せてくれるのでしょうか。
ゴーゴーがデビューしたのが2000年6月28日で、このライブは2001年5月19日、まだ一年もたっていません。ちょっと年上のターキーが当時20台後半、、中島優美とノマアキコ(当時は浜田亜紀子)にいたっては二十歳そこそこ。それでいてこの重量感、スピード感が溢れる演奏、堂々たるステージ、とてもデビュー1年そこそことは信じられない。

切ないラブ・バラードでありながら、
抜けた睫毛が生えてきた。
3本生えてきた。
と繰り返す、ユーモアもいいですね。彼女(アッコ)らしく、ちょっとブラック、ちょっとシュール、ちょっとキュート。
ちょっと聴いてみたい人はここにありますヨ。
タイトルに「真夏のダンスホール」としながら何故長々と昔の曲を取上げたかといいますと、最新マキシ「真夏のダンスホール」はノリノリの「真夏のダンスホール」よりc/wの「できもの」の方が断然いい。初回版のオマケでついてくるDVDにその録音風景が納められていますが、彼らにしてはめずらしい「一発録り」、つまり演奏も歌もドーンといっしょ。あっこが「アコースティックの空間みたいなものを大事にしたかったから」というようなことを言っていますが、実はそれで思い出したのが、先ほどの「かみなりが鳴ってたくさん雨が降る夜」。マイクも使っていないのにあの音の響き。そうか、これが欲しかったのかと一人で納得。ターキーは「色んな経験をつんでもっと上手くなる」、さすが、止む事のなき向上心。バンドとしての彼らの真髄。
「できもの」とは胸の奥にひそかに忍ぶ「痛み」の記憶。こういった意表をついた比喩がアッコの独断場。切ない歌詞にゆったりしたアコギのリズムが良く似合う。
逆になりましたがタイトル曲の「真夏のダンスホール」。ゴーゴー、サーフ・ロックに挑戦!ビーチボーイズなみのハーモニーを聞かせるところ、さすがツイン・ボーカル。演奏が最後まで軽めだったら、また歌詞がアゲアゲだったら並みの物まね。後半になってどんでん返しのある歌詞、そして後半になるにつれどんどんハードになってくる音作り、さすがゴーゴー。「一発録り」といい、サーフ・ロックといい飽くなき探求心のゴーゴーですね。そういえば「とのさまツアー2001於:日比谷野外音楽堂」に収録されているインストウルメンタル、「蒼い星くず」、ベンチャーズの曲でしたっけ?
「アイムラッキーガール」、おとなし目の曲ですが、それがゆえにかえって各人の演奏技術が光ります。間奏部分のユウの「アアーアアーアアー」と目一杯ディストーションを効かせたギターがかっこいいかも。
曲の出来からいったら「できもの」、「真夏のダンスホール」、「アイムラッキーガール」の順ですね。おりしもオフィシャル・サイトで新アルバム発売(詳細未定)が正式に発表されました。東芝からBMGに移籍した彼女達、なかなかバンドとしての活動が活発です。昭和歌謡調、パンクロックからサーフ・ロック、様々なジャンルをクロスオーバーする彼ら、次はどのような展開を見せてくれるのでしょうか。