カボスクラブ

消化器・小児外科勉強会Case and Evidence Based Surgery(通称:カボスクラブ)の活動報告

腸閉塞(2月15日 担当:平塚先生)

2016年02月16日 | カボス
腸閉塞について平塚先生に教えて頂きました。

イレウス=腸閉塞ではない!
イレウス、腸閉塞の定義、診断から治療手順、チェックポイントなどを簡潔にまとめて頂きました。

平塚先生は、われわれのヴァイブルである「消化器疾患ベストアンサーVol.1」にもイレウスのCQを2個執筆しています。
CQ22: 機械的イレウス(単純性)に対し、イレウス管による減圧療法時に手術に踏み切るタイミングは?
CQ23 :機械的イレウス(単純性)に対するガストログラフィン造影は病態の改善に有効か?

どちらもなかなか答えの見つからない難題ですが、たくさんの文献検索をもとに、ひとつの答えを導いてくれています。
ぜひご一読を!

では、今日のスライドです。
























イレウス管の鼻固定について、
イレウス管留置後の鼻固定については、バルーン拡張の有無や胃内でたわませているかどうか、などによって管理の方法が異なるため、主治医が「鼻には固定しないで下さい」とか、「鼻で固定しても良いです」とか、必ず指示を出す事、と取り決めました。
以後、皆様よろしくお願い致します。

そしてなんと、今日は「い、ろ、は」を見事にもじってくれました



お後がよろしい様で


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