リサ、まっしぐら!

劇団扉座所属、鈴木里沙が日々書き綴っていきます。。

唐辛子の話し。。

2007-11-29 02:13:55 | 稽古日記。。
有『リサは辛いもんは得意な人??』
リ『得意ではないです。好きですけど、舌が耐えられなくなりますね。兄さんは?』
有『オレはどうも割りと得意なようなんや』
リ『どうも、というと?』
有『例えば、餃子やった辣油、ピザやったらタバスコを使うやろ?』
リ『使いますなぁ』
有『その量が、人より多いんやな』
リ『あ~、いますねそういう人』
有『中でも好んで大量に使うのが・・・・』
リ『何でしょ?』
有『七味唐辛子なんや!』
リ『ほう!』
有『これにはな、理由があってな』
リ『何でしょ?』
有『茅野さんも一緒やと思うんやけど、阿佐田哲也さんの影響なんや』
リ『阿佐田哲也さん・・・・・・・って誰ですか?』
有『知らん?「麻雀放浪記」っちゅう映画にもなった有名な小説の作者や』
リ『その小説と辛いモノと関係があるのですか?』
有『オレが読んだんは高校生やってんけど、メチャメチャ面白かってん。主人公が戦後の混乱した時代に、生きる為に博打の世界にはまり込んでいく話しなんやけど・・・・』
リ『兄さんは高校生で麻雀を知ってたんですか?』
有『いや、覚える前やった。でも楽しめたんや。で、その主人公は、博打の元金を節約する為に、食事を一日一食にするわけや』
リ『一日一食なら私もやった事ありますよ!!!』
有『それは目的が違うやろ。。』
リ『お・・・・・・・・・・・・』
有『でな、一日一食かけそばを食うわけさ』
リ『「一杯のかけそば」っすね』
有『でな、ココからが凄まじいんやけどな、お店にある七味をな・・・・・』
リ『ここで兄さんの好きな、七味登場!』
有『容器ごとドバーっと全部入れてまうねん!!!』
リ『ひゃ~~~~~~~~~~!!!!!』
有『で、七味でドロドロになったかけそばを、一気に汁ごと飲んでしまうのよ』
リ『何の為に・・・・・』
有『辛いから、体中がカーっと火照って、安宿の薄い布団も気にならない、そして胃がやられて次の日お腹が空かないっちゅうわけやな』
リ『そんな節約・・・・・・・』
有『「アルコール中毒、ヒロポン中毒などがあるが、唐辛子中毒、これは効く」っちゅう節があったなぁ』
リ『中毒・・・・・・・』
有『舌の方はな、どんどん慣れるっちゅうか耐性ができるわけ。でも、胃がやられて、確か一ヶ月程で栄養失調でぶっ倒れた』
リ『・・・・・・ダメじゃん』
有『いやぁ、今回の辛い話しはまだまだ語れるなぁ。。』
リ『兄さん、もしかして真似した・・・・??』
有『まぁそれは次回教えたる。・・・・・あかん!こんな話ししとったら辛いもんが食いたくなってきた~!!おい、ハンラサン行こ!!!!オモニ鍋が食いたい!』
リ『兄さん、まだ稽古中ですから・・・・』
有『お・・・・・・・・・』


つづく。。





今日は真柴あずきさんがいらっしゃいました☆
兄さんはマキノさんの時は緊張な面持ちでしたが、
女性の隣りだとにこやかですね。



差し入れに、かりんとうとどら焼きを頂きました!ありがとうございました!!
美味しかったです☆

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