天草市立本渡歴史民族資料館にて。筑前、豊前等の国名が見える。
九州大学ホームページによると以下のような説明がある。
この地図は、オルテリウスがテイセラの図をもとに作成し、1595年に刊行した世界地図帖「世界の舞台」の第107図に収めたものである。この日本図は、従来のヨーロッパでのそれよりもはるかに正確な形状で描かれており、多分古くからの行基図系日本図や桃山時代の日本図屏風などを参考にしたものとされている。朝鮮半島が島として描かれているのは、この地図の大きな特徴である。裏面にラテン語で、日本の国土(島と66の州)、周辺との位置関係、動植物(特に稲)、住民の気質や生活習慣(穏やかで友好的。茶を好む等)、社会構成(「トノ(殿?)」、「ボンジィー(僧侶)」、農民その他)等についての解説がある。