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セントポーリアの用土・ロシア完コピー&肥料の濃度

2023-07-19 | African violet (Saintpaulia)セントポーリア
暑い日々が続いています、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
猛暑到来ですね、外に出ると暑くて血管が浮き出てきます。
そして動悸や頻脈になってしまいます。
庭の水やりも危ない暑さ、昨日は日中は日陰でも35℃もありました。
暑い暑いと言っても体温は普通↓




人によっては35℃台だと低体温と思われる方も。
最近では体温はいつも36℃前後です(35.7〜36.3)
体温は高いほど良い、温活、37℃がベスト、みたいな説を信じている方が多いんですよね〜、それって本当?
筋肉が多い方は体温が高めなのは理解できるんですが、そうでない場合の話です。
筋肉が多いわけではないのに体温が高めの場合、身体の中で炎症が起こっていると体温が高くなると思うんですけどね。
低すぎるのはマズイですが、アメリカの論文によれば35.8〜36.3℃くらいが1番長生きなんだそうです。



みなさんも電気代をケチらずに、設定温度も高くせず身体が楽になる温度でエアコンをつけてくださいね。
電気代をケチったばかりに、熱中症や体調不良になって病院へ、なんてことになったら高くつくので本末転倒ですヨ。
我が家は私が暑がりなので、リビングは23℃〜24℃で24時間つけっぱなし(私がよくいるキッチンは25℃くらいまで行くので暑いです)
寝る時の寝室の温度は20〜21℃台と低めです。
人間が一番心地よく眠れて、睡眠の質が良い温度は20〜22℃なんだそうですよ。
電気代をケチって、室温27℃以上で寝た場合、下手をしたら熱中症になる危険性もありますし
暑くてよく眠れない、目が覚めるなんてことになったら、病気のある方は症状が悪化したり、寝不足で体力を消耗してしますので
ケチるのもほどほどにお願いしますね、命に関わることですから。
私の身体もおかしくなったようで、室温22℃くらいは寒く感じて、23℃を超えると暑く感じます(笑)
なので寒くなると今度は寒くて仕方がなくなります。。。





セントポーリアの用土ですが、ロシアの栽培家のマネで完全コピーして使っています。




何人かの方にはロシアの栽培家のYouTubeをご紹介したのでご存知の方はわかると思いますが
ついにあのフォームボールを入手し、黒曜石パーライトの代わりに入れています。
フォームボールといっても、実はクッションの中のビーズなんですけどね(笑)
近年ではロシアの栽培家が多く使っています。
使ってみてわかったことは、これはイイ!ということです。
黒曜石パーライトって、多孔質なので水はけも良い代わりに粗めのピートモスに混ぜるとウィック栽培でない場合は乾燥しすぎる場合があるのです。
その点、フォームボールはただの発砲スチロールが材料なので穴がありません。
しかし使うピートモスが粗めなので、根腐れ等は特にありませんし水はけ、通気性も良いです。





先日植え替え(鉢増)したもの。
黒曜石パーライトを多めだと乾燥してしまうのでウィック栽培でないと難しい。
このように根がたくさん回って根詰まり気味にもなりやすく、乾燥が早いので
乾燥で根が痛む場合も多いです。
夏は室温が高い場合が多く乾燥気味に栽培する方も多いと思いますが
乾燥もほどほどにしないと、根が乾燥で痛み、そこへ水やりをすると根腐れしますのでご注意を。
更に、育って欲しいからと濃い液肥を与えたら、セントポーリアが溶けちゃうかもです。
私は2週間に1回の割合で液肥を与えていますが、5:6:5の1000〜2000倍です。
ベストな希釈濃度は、窒素リン酸カリ(NPK)が希釈した際に0.5:0.5:0.5程度です。
ピータース20:20:20であれば4000倍になりますし、18:18:18なら3000倍。
5:6:5であれば1000倍ですね。


ここでロシアの方御用達の液肥(Etisso、ドイツ製、日本未発売)のNPKの割合を調べたのでご紹介しますね。
セントポーリアには3種類を使い分けているようです(それぞれNPKの割合)


幼苗 7.1、3.1、4.2
中苗 6.0、5.0、6.0
開花株 3.8、7.6、7.5


上記の1000倍希釈。
与える頻度は用土が乾いたら、ということですがピートモス用土の基準であり
更に乾きやすい保水性のないパーライト、バーミキュライト用土の方が乾くたびに与えると確実に肥料過多です。
日本ではなぜか常識の薬浴をして分解する菌がいない場合は肥料が分解されず致命的です。
硝酸態窒素が蓄積します。
(私はピートモス用土においても一切の殺菌剤は使っていませんし、使ったこともありません)
セントポーリアにおいての肥料過多の症状は(窒素)葉の緑が濃い、葉の縁や全体が丸まる硬くなる、全体的に葉が萎縮したり、ガール葉ではギザギザが減り萎縮したように硬くゴワゴワになる
株の中心が硬くマイツにやられたようにギューギューに中心に寄るなどがありますね。
肥料は吸収できない量を与えてはかえって害になりますし、肥料を与えれば与えるほど成長するというわけでもありませんね。
濃く与えて、病気になりやすくして、殺菌剤をローテーションしなければいけないのは、もはや不健全だと思います。
肥料はセントポーリアが消化できる量で、極力薬を使わない方がセントポーリアにとっても良いです。





興味深い比較栽培↓






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こちらの記事で紹介した葉挿しをその後植え付け。







同じ品種のセントポーリアを葉挿しの苗で実験。
右は2オンス(5cm)→3オンス(6cm)に植え付け、肥料は1000倍を2週間に1回程度。
左は葉挿し苗をいきなり3号(9cm)ポットに植え付けたもので、肥料は1000倍を月1回。



同じ品種に見えませんね。
しかも葉挿しから分離していきなり3号という大きめのポットに植えた方がのびのびと大きくなっています。
私は最近、葉挿し苗を分離したあと、小さいポットに植えず、ある程度の大きさにいきなり植えてます。
やはりポットが小さいと環境が変化しやすく、肥料も蓄積しやすいですし、根が伸びにくいようなのです。
セントポーリアはポットの底に根が到達すると開花しやすいですが、小さいポットだと根が少ない状態になり
未熟な状態で開花させてしまうと後で弱るかもしれません。
小さめのポットでストークがついても育てるために摘蕾するのなら、初めから大きめのポットでいいや〜、と思います。
根腐れ?乾くまで水やりしなければ良いだけですヨ。
これに気づいたのは、ユカコの脇芽苗を2オンスポットに植えてもあまり成長せず、3オンスに植えたら急激に成長し半年で開花した経験からです。
この件はまた記事にするかも?






Lyon’s Sassy Sadie
もう1株もストークいくつか上がってきています。










Marquise
マールキーズと読みます。
これは3年前に個人輸入したもの。
もう1株もストーク上がってきています。
この種は肥料が多いと葉がゴワゴワになりますね。








AV Antide pressant
うーん、本来の色じゃないし。










Morgan's Chutney Popcorn
葉挿しからの開花株なんですが、先月ストーク5本摘んだのに、また6本ストークが上がってしまった。
根っこ植え替えでいじったから、開花しないで欲しかったのに。
このセントポーリアはお気に入りです。







ユカコ
過去記事にある猫にやられたユカコの脇芽から。
キメラと確認済です。
これ、半年くらい前は2オンスカップで小さかったんですよ。
今も葉がまだ特徴あるユカコのでろーんとした葉ではなく子供?です。
でも直径20cmありますが。






RS Ofelia
葉がゴワゴワ
こういうフリル葉は窒素を少なくしないとダメですね。









AE Meteor Shower
こちらは3年前に個人輸入
マイナーなのか、メルカリで1苗私が出品した以外にヤフオクでもメルカリでも見たことがないですね。
開花画像は過去記事にあったかな?







Ma’s melody girl
メルカリのおまけにつけてかなり減らしたはずがまだいくつかありました。
上の2つはそろそろ開花サイズなんですが、ストークはまだです。



開花画像です








VaT Mistika
またまたストークが上がってきています。
この種は肥料(特に窒素)薄くが鉄則ですぞ。






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