師走に入り紅葉も終盤を迎えた12月2日、木曜日ですが今日はふれあい健康館ペン習字講座が休講日なので、恒例のランチ会だけをしたのち有志3人で徳島市内はずれにある古民家を訪ねてみました。そこは伺ったメンバーの一人と同じ町内にお住いの隣人が別宅としている建物です。
農村住宅を買い取り、リノベーションして手工芸品などの手作り作品を展示・販売しているようでした。お店というのか工房というべきなのか古民家施設には、「むかしむかしと昔と今を」???「おおかみこどもの雨と雪」よりも読みにくくややこしい名前の書かれた木製の看板が掲げられていました。そして、建物内には古い着物の生地や帯を装飾品や小物類にリサイクルした作品をたくさん並べてありました。
製作者はプロの方で、現在はこちらの古民家に住み込みで作品作りと販売をされているとのことで、家主である奥さまは、先生の寝食のお世話などもされておられるご様子でした。
我々が伺った際には、製作者の先生も奥さまもちょうど居られて、室内の展示作品や庭に植えられている木々や草花などの説明もして下さりとても勉強になりました。
周辺は、自然の宝庫「山里の村」といった雰囲気の空気の澄んだ田舎で、山に囲まれて田畑の景色がとても心癒されるロケーションでした。季節にはホタルも飛び交う光景が見られるということで、住んで良し、訪れて良し、帰り道も良しと三拍子揃った山里の古民家でした。また訪れてみたい所だなぁ、、、出来ることなら一晩でも泊まって、星空を眺め花鳥風月を愛でながら熱燗徳利を傾けてみたいものだなぁ、と妄想しながら帰途につきました。
玄関への誘導スペースは広く長い、、、
近隣の民家に溶け込んでいて、リノベーションをしたという違和感はほとんどない。
納屋の壁面に貼られた大きな旗のようなものが、目立っていて訪れた時の目印となった。
写真の右の方に看板、その更に右に入り口があるが、閉まっていると分かりにくい。
ズームしてみると扉の境目も分かるかな
先の持ち主の方が使っていたと思われる大きな樽が3つ、今はインテリアか
地面に散りばめられた瓦片はツバメをイメージしている。庭師の方から助言を貰いながら奥様が描かれたそうだ。
玄関を入ってすぐのところにもたくさんの作品が並べられている。
古い着物の生地等で覆って作った色々な物入れ木箱
母から娘へ伝えられてきた大切な花嫁衣裳
撤去した古い瓦を積み上げたオブジェ?というものかな。右は井戸か
ロフトに登っていく階段。4畳のスペースをベッドルームにしているとのこと。
シッカリと補強された吹き抜け天井
立派な梁は、130年以上この家を支えている。
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