PCの部屋

PCパーツやPCについて個人的趣味のおもむくままにレビューしていきたいと思います。

Maker's PC「自作」アドバンスド:超高速フルデジタル・ファミリーマシーン

2011-01-23 08:41:13 | デスクトップPC全般
■Maker's PC「自作」アドバンスド:超高速フルデジタル・ファミリーマシーン


■応募部門:
勝手にオレが1番! 部門


■エントリーマシンの構成パーツ(メーカーと型番を明記)
・CPU:Core i7 2600K(OC:4.5GHz常用)
・マザーボード:GA-P67A-UD3R
・メモリ:G.Skill F3-12800CL7D-4GBRH DDR3-1600 4GB(2GB*2枚組)KIT CL7
・ビデオカード:MSI N460GTX CYCLONE OC(768MHz)
・SSD:Crucial RealSSD C300 64GB (CTFDDAC064MAG-1G1)x2
・HDD:WesternDigital WD20EARS(2T)x1、HITACHI HDS722020ALA330(2T)x1
・光学ドライブ:
 LG BH10NS30x1(BD-R)
 LITEON iHOS104x1(BD) 
 PX-880SAx1(DVD-R)
・CPUクーラー:CoolIT SYSTEMS社 ECO A.L.C.
・ケース:ANTEC DF-35
・電源:Antec TP-650AP(650W)
・ディスプレイ:EIZO S2411W


■その他のパーツ
・サウンドカード:ASUS XonarD2X(PCI-E)
・スピーカー:BOSE Companion2
・TVチューナーカード)
・アースソフトPT1(PCI、デジタル)、SKーMTV UBS3
・ルーター:BUFFALO AirStation NFINITI HighPower Giga WZR-HP-G300NH
・外付HDD:BUFFALO HD-H1.5TU3
・NAS:BUFFALO LS-AV2.0TL/A
・ネットワークメディアプレーヤー:FunTwist Cinema352
・プリンタ:CANON MX850
・WEBカメラ:QCAM PRO9000


■AV機器
・大画面大型液晶 LED REGZA 47Z1
・HDD:HD-AV2.0TU2
・シアターシステム:YAMAHA YRS-1000


■使用OS
Windows 7 Home Premium(32bit版)DSP版


■ベンチマーク結果
■CPU-Z 1.56


■Windows 7のエクスペリエンスインデックス結果


■PerformanceTest V7.0 Build 1019結果


■(参考)CrystalDiskMark3.0(SSD Crucial RealSSD C300 64GBx2)





■エントリーマシンの外観写真







■エントリーマシンの内部写真





●その他(AV周り)



■解説文
■メーカー製PCにはないPC、高性能でなんでもできて、家族全員の要望を実現できるPCを追求しました。超高速マシンであり、かつ静音、高音質、フルデジタル化等、リビングに最適な家族全員のためのPCを念頭に製作しました。
子供たちからお母さんまでの要求を満たし、なおかつお父さんのPC実験機と家庭用ユースを1台で両立させることはとても難しいです。が、こんなPC売られていたらいいなを形にしてみました。

●現行最先端の超高速・静音、かつ省電力
・昨年のエントリーマシンを完全リニューアル。最新のSandyBridge Core i7、SATA3対応SSDのRAID0、水冷等を導入しました。かつ、省電力も実現しました。
【高速化】
・SandyBridge Core i7 2600Kをオーバークロックし、4.5GH常用。超高速化
・GIGABYTE社の最新P67マザーでSATA3対応のGA-P67A-UD3Rを使用
・SSDは、SATA3対応のCrucial RealSSD C300 64GBx2をRAID0で導入、超高速転送を実現
・ビデオカードには、コストパフォーマンスが良く高性能なMSI社製のGeforce 460GTX OCモデル採用。
・BDドライブとして、x10書き込み可能な最速クラスLG BH10NS30x1(BD-R)を採用

【冷却・静音性】
・水冷の導入により、冷却を強化するとともに、静音化
・冷却性能の高いANTEC DF-35を使用し、ケースファンコン最小にて運用(静音化)

【省電力】
・アイドル時 99~130W( 95~114W)
・負荷時   257~273W(216~238W):BioHazrd5ベンチマーク実行時


●家族のニーズを満たす高音質・高画質環境(含ネットワーク)
・完全地デジ化元年ということもあり、地デジチューナーカード2機(地デジ計3ch、BS/CS計3Ch)を搭載、リビング内ネットワークで47型LED REGZA+シアターシステムで視聴可能とするほか、iPodと連携可能なチューナーカードの導入より、動画の持ち出しも可能となりました。いつでもどこでも高画質・迫力の動画視聴が可能となりました。
【音質】
・BOSEスピーカー、に高音質サウンドカードASUS XonarD2X(PCI-E)を導入
・NAS(2T)に保存した音楽をBOSE製のスピーカーで高音質再生できます。ジュークボックス的活用

【フルデジタル動画】
・デジタル3波対応のTVチューナーであるPT-1、SK-MTC UBS3を搭載。
・地デジチューナーカードは、ダイレクトのMP4動画録画が可能で、専用アプリでiPod等への転送、視聴が簡単に行えます
・ネットワーク利用で、NAS、NMP経由で同じくリビングにある大画面液晶テレビ(LED REGZA47インチ)でも大迫力で視聴可能としました。YAMAHAの5.1chサウンドシステムも加わり大迫力です。
・REGZA録画データもDLNAの活用でPCで再生可能です。
・BDドライブx2+HDMI対応液晶モニターで高画質ビデオ再生
・NAS(2T)には、子ども達の成長記録ビデオ等をいつでも気軽に見られます。
・REGZA(W録画対応)と合わせるとTV録画(地デジ・BS/CS同時各5ch)とほぼテレビを見損なうことがなくなりました。CELL REGZAにも一歩近づく便利さです。家族4人が見たい番組を見損なうことは皆無となりました。


●つながる楽しさコミュニケーション
【コミュニケーション】
・200万画素の高画素WEBカメラで高品位なテレビ電話で海外のお友達ともコミュニケーション(Skype利用)。海外のお友達とも楽々コミュニケーション可能です。
・オンラインゲーム、普通のゲームなら楽々なスペック。Core i7 2600K OC4.5GHzは圧巻です。


●日常ユースもなんでもこなす
【基本・日常ユース】
・ワープロ、表計算、等インストールソフトも充実(MicrosoftOffice2010等)
・写真の加工や整理をすばやく大画面で作業可能(24インチ)。
・大容量データの保存もHDD、BDディスクに可能。合計9.5Tの保存環境です(REGZA用として2Tが別途あり)。
・複合プリンター(ASF付)でコピー&スキャン(PDF化)も楽々


●お父さんの趣味のPCいじりもフォロー
【PC実験機として】
・最新の性能を各種実験できるマシーン。
・SandyBridge、SATA3等の性能を満喫しています。OCも久方ぶりにチャレンジ4.5Ghz安定常用中です。
・今後は、Windows7 の64bit版を導入し、メモリー容量を増やす予定です。これにより、どんな動画処理でもバッチリにしたいと思っています。今の4Gでも全く問題は出ていませんが、完璧を目指します。


●制作のポイント
・既存のメーカー製パソコンを遙かに凌駕する機能に仕上げられました。
・最新のSandyBride新Core i7シリーズの高速CPU&安定したマザーの使用( Corei7 2600+GIGABYTE GA-P67A-UD3R)OC常用の見極め-->4.5GHzで常用化
・最速のSATA3対応SSDx2のRAID0での使用
・地デジTV録画チューナー導入x2枚-->多チャンネル録画、REGZA視聴、iPod持ちだしも自由自在
・広い画面で作業を快適に行えるため24型液晶、47型REGZAとの連携
・静音性、冷却性能、安定性からオールインワン水冷システム採用
・高速&大容量HDD(本体4T、合計9.5T)
・ブルーレイドライブの導入(x2)
・高音質確保のため高音質サウンドカード+BOSEスピーカー
・省電力(全体で負荷時でも200w強)

●効果
・家族4人全員が満足いく機能を、超高速に実現できるスペックとなりました。
・超高速・静音でありかつ省電力
・高音質・高画質
・ネットワーク+NMPにより、リビングの液晶TV(47型LED REGZA)、デスクトップPC、ノートPCで動画や音楽、写真が場所を選ばず楽しめるようになりました。とっても便利です。
・完全地デジ化完了しました。iPod touchへの転送も地デジ録画MP4で直接転送できるので、便利です。地デジ録画も直接MP4として録画できるチューナーカードを導入したので、効率性が上がりました。
・ライフスタイルが変わってきました。
・これまでは静音性や省電力性はあまり考えていなかたったので、少々騒々しく、電気食いなものでした。そこで、今年はメンテが簡単で運用上も安心なオールインワン水冷システムを採用。また、低消費電力も意識して仕上げました。ケースファンもファンコンで最小限に絞っているので、かなりの静音性、消費電力を達成。家族からも好評です。


■Windows 7を使って良かったと感じた点
・なによりも安定して使える点が良いです。ブルー画面や、警告画面はほとんど見なくなりました。
・インストールが無茶苦茶高速になりました。高速SSDを使った場合など20分以下で終了してしまいます。また、インストールミスもほとんどありません。ありがたいです。RAID0を組む場合でもドライバを内含していますので、外部ドライバ読み込みは不必要で、簡単です。
・復元ポイントへの復元も、以前より安定性が良い気がします。結構、助けられています。
・個人アカウント設定により、別々のデスクトップを作れるため、iPodもアカウントごとに別々に管理でき好評です(家族4人分)
・両端にWindowsをドラッグすると、自動的にWindowを画面半分にフィットさせてくれる機能はやめられません。
・デスクトップの壁紙がスライドショーのように変えられるのが家族全員気に入っています。それぞれが好きな写真複数枚を利用してテーマを作成しています。
・Windows Media Centerは、リモコンで簡単に操作できるので、妻や子供たちに大好評です。AVパソコンに変わります。リモコン(IO DATA)を使うと家電並み機能が実現可能です。
・このコンテスト応募にも役だったのですが、画面のキャプチャがアクセサリ内にあるSnipping Toolで行え便利です。
・そして何よりも小学生まで、ほとんど説明なく簡単に使えるので、家族全員で安定的に楽しめる点がありがたいです。


SandyBride Core i7 2600 概観

2011-01-18 23:23:05 | M/B
Core i7-2600 BOX

■GIGABYTEのP67マザーボードGA-P67A-UD3Rには、当初、Core i7-2600を用いました。


















話題のP67M/B、GA-P67A-UD3R

2011-01-10 12:45:19 | M/B


■2011.01.09に解禁になった、話題のP67マザーボード、GIGABYTE社のGA-P67-UD3Rを入手しました。
PCパーツ長者のNDA付き体験レビュー(GIGABYTE次世代マザーボード)に当選することができました。







■同包物一覧です。
■手持ちのSATA2用ケーブルでRealSSD C300 64GB (CTFDDAC064MAG-1G1)x2
をSATA3モードで接続したのですが、RAID0アレイが崩れる等の問題が生じました。しかしながら同包の青いSATAケーブルに変更したところ安定しました。



■M/Bの全景です。
■CPUクーラー取り付けようの穴はソケット1156と同じです。



■リビジョンは1.0です。





■CPU周りです。
■ソケット1156とあまり違いは、感じられません。
■電源は10フェースです。







■背面のI/Oパネル周辺です。



■PCI-E、PCIスロット配置です。



■M/B下部のUSBヘッダピンx3です。
■電源、HDDアクセスランプ用のピン配置も掲示します。





■SATAポートです。
■白色がSATA3対応ポートで、P67チップにコントロールされています。
■IDE、FDDポートは廃止されています。



■出荷時のBIOSは、F2でしたがWebページではF4までリリースされていたので、Windows上で手軽にBIOS更新できる、GIGABYTE社の@BIOSを用いてBIOSをF4にしました。



■Intelの天野氏の講演によると、倍率可変のK型(Core i7-2600K/Core i5-2500K)以外のCore i5/i7でも、Turbo Boost時の設定倍率を「定格+4段(0.4GHz)まで上げられる」とのこと。
■この情報に大いに興味を惹かれたのですが、当M/BでTurbo Boostをいじってみても(BIOS F4)、Turbo Boost時に4Gが最高でした。設定をもう少し詰めてみたいと思いますが、かなりいじくったので、これが限界かもしれません。
■CPU Core i7 2600のノーマル時のCPU-Zでは、負荷時MAXで3.8Gとなっていますが、TB倍率をいじると4.0Gまで持って行くことができました。しかし、この後、なぜだがAUTOでか4.0Gを拝むことはできず、3.9G程度がMAXでした。
 一方でTB=3.9Gでは安定しました。
■ノーマル時(TB=MAX時)




■TB倍率変更で4Gに(一瞬)



話題のCrucial製SSD RealSSD C300 64GB+マッハドライブで最適化

2010-07-19 06:01:35 | SSD



ディスクアクセス高速化ソフトウェア マッハドライブ


■今、話題のSSD、CrucialのRealSSD C300 64GB (CTFDDAC064MAG-1G1)を購入しました。

■今回は、IO-DATA社から発売されているマッハドライブというディスク高速化(アクセス改善)ユーティリティソフトを使用してみました。

■このソフト、PCに搭載されている物理メモリの一部をSSDやHDD用の超高速キャッシュとして活用し、SSDやHDDへの直接読み書きを減らして、高速化を図るソフトです。

■店頭では3千5百円程度(実売)、ネットでは2千円強で売っていますが、まずは、お試しと言うことで、IO-DATA社で指定品ユーザーに無償で公開されているLE版を使用してみました(DLに際して、指定商品のシリアル確認があります)。

マッハドライブ
http://www.iodata.jp/product/hdd/soft/mach_drive/index.htm
LE版
http://www.iodata.jp/promo/soft/data/speed/machd.htm

■高速化もさることながら、SSDで使用した場合は、初期型SSDでのプチフリ改善や、寿命の延命化なども期待できます。

■高速化については、ソフトの性格上、物理メモリー上にどの程度キャッシュ領域を当てはめるかに左右されますが、本ソフトでは、オート設定モードがあり、自動で最適化されるようになっています。

■当方の環境で設定はオート設定にしたところ、自動的にドライブへのアクセスが最適化され、バッファーサイズ=256MBに設定されました。





■ということで、早速SSD RAID0環境下の速度をCrystalDiskMark3.0で測定してみました。

■CrystalDiskMark3.0では、Testsize=100MBと1000MBで計測してみましたが、キャッシュ容量=256MB以内のTestSize=100MBでは、超高速なアクセス速度を計測しました。

■しかしながら、TestSize=1000MBと、キャッシュ容量=256MBを超えてしまうと、本来の速度より若干(5%ほど)の速度低下が見られました。




TestSize=100MB
Sequential Read : 5887.354 MB/s
Sequential Write : 6065.566 MB/s
Random Read 512KB : 5105.001 MB/s
Random Write 512KB : 5169.577 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 134.956 MB/s [ 32948.2 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 125.111 MB/s [ 30544.7 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 166.319 MB/s [ 40605.2 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 160.945 MB/s [ 39293.2 IOPS]

TestSize=1000MB
Sequential Read : 500.116 MB/s
Sequential Write : 78.971 MB/s
Random Read 512KB : 453.702 MB/s
Random Write 512KB : 102.106 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 31.228 MB/s [ 7624.1 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 4.129 MB/s [ 1008.1 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 26.536 MB/s [ 6478.6 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 4.083 MB/s [ 996.8 IOPS]


■このソフトを使用した場合、キャッシュ容量の大小によって速度が左右されますが、体感上、若干早さが増した感じとなります。おそらくキャッシュ容量=256MBを超えるデータの移動はそうないからかと思われます。

■2千円強のソフトとしては、内容的に二重丸ですし安定性も良いです。おまけに、読み書きを減らすことから高価なSSDの延命対策にもつながります。保険的な位置づけとして購入しても良いかもしれません。

話題のCrucial製SSD RealSSD C300 64GB ケースでの設置

2010-07-16 07:55:26 | SSD





■今、話題のSSD、CrucialのRealSSD C300 64GB (CTFDDAC064MAG-1G1)を購入しました。

■2台をANTECのゲーミングPCケースDF-35に設置しました。





■このケースには、内部3.5インチベイに2つ分のスワップベイが用意されていて、2.5インチデバイスも設置可能となっています。
■追加購入することなく、そのまま2.5インチSSDが設置できるのはとでも便利です。ねじ締めも不要です。