霧が原因だとまだ救いが有るのですが、恐らく黄砂やチリが原因でとにかく視界の酷い日でした。道路の反対側が良く見えません。写真は午後1時頃の朝陽区の三元橋近辺(空港高速と三環路の交わる南側くらい)で、北京居住の日本人には馴染みの日本企業が集中しているエリアです。先ずは車の後部座席から三環路走行中の写真です。三元橋の看板が見えると思うのですが、北側にカメラを向けた写真です。ビルが殆ど見えません。
車を降りて歩道から道路の反対側を写しました。このあたりは合計で18車線有るとはいえ、道路の向かい側が明らかに霞んでいます。
三環路と順源街の交差点というか三元東橋の交差点(北京在住日本人にはお馴染のこの街で一番大きい某日本人向けクラブの入居する京信大厦の反対側から撮影)です。やばいよ、この空気汚染は!ということで、すぐにマスク着用となりました。こういう日にこの辺でマスク付けてる人の内、何回も洗って使う布製マスクは中国人で使い捨てマスクは日本人ですな。
約束時刻に少し遅れそうになりながらも、こんな下らない写真を撮ってから約束の場所に向かいました。心の奥底でその場に行きたくない気持ちが強かったのかも知れません。案の定、夜中になっても僕の気持ちは今日の北京の空気のように澱んでいます。引退した第二通訳さんに代わって誕生した、第三通訳見習いさんと第四英語通訳さんとの今夜の食事会もキャンセルさせていただきました。
第一通訳が子供たちを日本に残したまま突然やってくるかも知れない。中国人は親戚が大きいから、病状の危ない人がいたら関係によっては外国からでも飛んで帰ってこないといけない。あいつに会えるのは嬉しいけど、誰かのご不幸絡みだと喜んではいられない。不謹慎だけど、中国の結婚式は何度かこなしたものの、お葬式は参加したことがない。あいつの悲しむ顔を見たくないので、どうか回復して欲しいと心から祈ります。僕はお会いしたことは無い人だけど、話を聞くにつけ絶対に回復して欲しい。 中国人に効き目があるかどうかわからんが、我が家にある日本の神社のお札に祈りました。