いきなりマンションのドアをノックされました。玄関はオートロックなので普通は訪ねてくる人は受付からインターフォンなんです。てっきり近所の人かと無防備にドアを開けると、長身の警察官が5，6人立っていました。婦人警官も一名いたことを覚えています。恐らく不法滞在者の取り締まりだと思いますが、こんなことは初めてです。こっちの住民票の様な物（臨時住宿登記表）とビザ（私の場合は居留許可）等を見せろと言われ、素直に従いました。期限を過ぎないように手続きしなさいと言い残して立ち去って行きました。ここは不法入国者が住めるようなアパートでは無いと思うんですが、果たしてそんな人がいるんでしょうか？まさか、私の家だけ狙ってやってきたということは無いと思います（思いたいです）。しかし臨時住宿登記表って小さな紙切れですが、無くすと面倒なことになりそうだ。ニュースで調べてみると罰金300元とか書いてあるけど、その程度の事案の調査にしては結構迫力のある面々だった。とにかく意味も無くビビったな。丁度色んな書類と格闘中だったけど、彼らが帰った後は結構気力が失せました。何もしてなくても結構恐いもんですよ。でもこんな検査に遭遇したなんて他の外人からも耳にしたこと無かった。時期が時期だけにちょっと気持ち悪い。最後に何を言っていいのか分からずに「同志们(お役人の皆様)、再见。」なんて言ってしまったけど、出来れば来てほしくない。何も話せない今年の初めとかだったらどうしたんだろう？当時は第二通訳さんがいたな。そういや全く会って無いというか音信不通になってしまったな。今は第一通訳だけで十分ですが、当時は第二通訳さんがとても有難い存在だった。その第一通訳から日本の区役所で少し意思疎通に手間取った様で、今日ヘルプを求める電話が入りました。日中の一方の国では互いに本邦人と外国人の立場になるので、助け合って生きていかないとな。
