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♪♪~お気楽手作り工房~♪♪~

趣味のビーズやパッチワークのことなど

七色の卵 

2017年02月13日 | おはなし

 空のずっとずっと上にふわふわふわと浮かぶ

 虹色のおうちがありました

 虹色のおうちの中では、虹色のふわふわ帽子をかぶった

 お母さんが小さな七色の卵の世話をしていました


 「そろそろかしら、まだ寒いかしら?」


 虹色帽子をかぶったおかあさんが七色の卵をトントントンと

 やさしくたたくと、

 
 「もういいよ、もう空を飛んでも大丈夫だよ」

 「うん、大丈夫だよ」


 卵の中から七つの可愛い声がしました

 
 「そうなのね、ではこれから羽を織るわね」


 おかあさんは、かぶっていた虹色の帽子の糸で卵につける羽を

 トンカタトンカタと織り上げ

 七色の卵に虹色に輝く羽をつけました


 「さあこれでいいわ、みんな用意はいいかしら

  強い風に気をつけるのよ」


 そう言うと羽をつけた卵を包み込むようにして持った手をのばし

 そっとひらくと、パタパタと虹色の羽がはばたき

 
「おかあさん、卵を育ててくれてありがとう行ってきます~」


 卵から可愛い声がすると卵は地上へ向かって飛んでいきました


 

 さてさて、、七色の卵はどうなるのかな?


 続きはまたあとでね




 編みあげたセーターですが写真を撮ろうと思ったらすでに

 毛玉が、、え~っ、、早すぎないっ、、、

 毛玉のついた写真を撮ってアップしていいものやらどうやら、、



 しかし、、毎日寒いです、、、が、、

 今週は金曜日にかけて暖かくなるようなので嬉しいです

 梅の花もあちこちで見かけるようになりました

 素敵な一週間を~~~♪




         いちご狩りいきた~い

白梅と春告鳥

2017年01月17日 | おはなし


 「ああ、今日もとてもいい香りがする
 
  白い花もとても可愛いな」

  
 小鳥は白く可愛い花の枝先に止まり


 「ホーホケキョ、ホーホケキョ」


 と白い花のために鳴きました


 「ああ、とても素敵な声だわ、

   わたしもあんな声で歌えたらどんなにいいかしら」


 白い花はまいにちきれいな声で歌う小鳥の鳴き声をききながら

 思うのでした。


 買い物の途中のちいちゃんが


 「小鳥さんが鳴いてるよ」


 と手をつないだおかあさんに言うと

 
 「そうね、ちいちゃんあの小鳥さんは鶯よ

             白梅もとてもいい香りね」


 白くいい香りのする白梅と緑色の春告鳥の鳴き声をききながら

 おかあさんとちいちゃんの心にもやさしい春の風がふきました





 
 まだまだ寒いのですが、早咲きの白梅の花が咲いていました

 ウグイスは、春告鳥とも呼ばれています




 寒いけど、、きょうも素敵ないちにちでありますように~♪





      桃色の梅のお花もかわいいよ
 

   

小さい人と黄色い王冠

2017年01月11日 | おはなし

 「わ~、この花すごくいい香りがするよ~」

 「うん、つやつやした花びらだね」

 
 小さい人は黄色いお花の前でくんくんくんと

 やさしい香りを嗅いでいます


 「あれっ、落ちちゃってる花もあるよ」

 「うん、そうだね」


小さい人は黄色いお花を拾い頭の上にのせてみました

 
 「わあ、王冠みたい」

 「うん、ツヤツヤ黄色の王冠だね」

 
 近くに落ちていた小枝を持ち

 落ち葉のマントを背中につけると


 「えへん、王様だよー」
 
 「うん、王様だよー」


 とちょっと胸をはって言いました


 顔を見合わせると

 なんだかおかしくなってクスクスと笑い

 イチニ~イチニ~と二人だけの小さな行進をしながら

 おうちに歩いて行きました




        

 庭の蝋梅の花が咲きました

 とてもやさしくいい香りがするのですが、

 つやつやした花びらも可愛いです

 
    

 なんだか、、、小さな王冠にみえない?





   ふ~ふ~ふ~~♪ 

            紅茶かな、コーヒーかな、それとも日本茶かな?
 

ちいちゃんと新年

2017年01月05日 | おはなし

 ちいちゃんが目を覚ますと

 かわいいピンク色の花柄のワンピースが

 枕元に置いてありました


 「わあ、新しいワンピースだ~」


 新しいワンピースを着てリビングに行くと


 「ちいちゃんおはよう、ワンピースは気に入ったかい?」


 と、お父さんが、にこにこしながら聞きました


 「うん、とってもかわいいの~♪」


 ちいちゃんは,お父さんの前でくるくると回ってみせました


 「まあ、ちいちゃんはお花の妖精のようね」


 新しいエプロンをつけたお母さんが

 おせち料理をテーブルの上にならべながら言いました


 「わー美味しそうだね~」

 「そうだね、お母さんは料理が上手だね」


 お父さんとちいちゃんがかんしんしていると


 「さあさあ、みんなでおせちをいただきましょうね」


 お母さんがエプロンをはずし、お父さんの隣に座り

 
 「明けましておめでとう今年もよろしくお願いします」

 
 三人で元気よく新年の挨拶をしました

 
 「わ~い、おせち食べる~」


 かわいい小鳥のついた小皿に大好きな黄色の伊達巻をのせると


 ちいちゃんはお口の中に入れました


 「あ~ふわふわで甘くて美味しい~♪」


 ホッペに手を当て嬉しそうなちいちゃんを

 お父さんとお母さんは、


 今年も健やかでありますようにと思うのでした




  あけましておめでとうございます

  今年もよろしくお願いします

  頑固な風邪で寝正月になってしまいました

  ので、、おせちも食べていません

  まだ、、のどがいがいがです、、しつこいな、、このかぜっ、、、

  ポーランド食器の福袋が届きました

  写真撮ったらアップしたいと思います~♪


 

     今年もあなたにとって素敵な一年でありますように~~♫♫♪

 

ちいちゃんと蝋梅の花

2016年12月30日 | おはなし

 ちいちゃんはお父さんとお買い物です

 「らんらんら~ん、お父さんとお使い嬉しいな~」

 「こらこら、、ちいちゃん走ると転んじゃうよ」

 「うん、じゃあお父さんと手をつなぐ~」


 ちいちゃんはお父さんと手をつなぐと

 ぶんぶんぶんと振りながら歩きました


 「ちいちゃんは元気だな~」

 
 花屋の前にくるとちいちゃんは


 「わ~このお花いいニオイがするよ~」

 
 黄色い花に鼻を近づけてクンクンくん

 
 「ほんとうだね、やさしい香りがするね」

 
 お父さんも黄色いお花に鼻を近づけるとクンクンくん


 「おかあさんにもきっと好きな香りだよね~」

 「そうだね、お母さんにもこの香りをあげようね」


 お父さんは黄色い蝋梅をひと枝買い求めました


 「お母さん喜んでくれるといいな~」

 「きっと喜んでくれるよ」


 お父さんは愛おしそうにちいちゃんと手をつなぐと言いました




 蝋梅の花言葉は慈愛や慈しみだそうです




 蝋梅が農産物センターで売っていたので買い求めました

 とてもいい香りです、わたしはこの香りが大好きです

 かわいいりんちゃんのお世話をしたら、、風邪がうつってしまって

 喉が痛いです、、、もう、、病院お休みなのよね、、、

 寝正月にならないといいけど、、、



 体調に気をつけてお過ごしくださいね~~


           ニコニコ太陽~♪


ちいちゃな天使

2016年12月25日 | おはなし

  私たちの住んでいるもっと、もっと空より上に、
 天の国がありました。

 そこには、天使たちが、住んでいるのでした。
 その中に、ちいちゃな、ちいちゃな天使がおりました。

 ある年の12月、ちいちゃな、ちいちゃな天使は、
 思ったのです。
 
 「地上には、泣いている人や、怒っている人が、 たくさんいる。

  僕だって天使だもん、地上の人達に笑顔を あげたいな~♪」


 ちいちゃな、ちいちゃな天使は、大きな大天使に


 「今年のクリスマスの日に僕の魔法で

  地上の人たちに、笑顔をおくりたいのです」

 「それは、良い考えじゃ、頑張りなさい」


 大きな天使は、ちいちゃな、ちいちゃな天使の頭を、
 ポン、ポンとたたいて、微笑んでくれました。

 「よし、僕頑張るぞ。」

 ちいちゃな、ちいちゃな天使は、
 毎日、毎日、呪文の勉強に励みました。

 そしてとうとう、クリスマスの日がやってきました。
 この日のために、ちいちゃな、ちいちゃな
 天使は、いっぱい、いっぱい呪文の練習を
 してきたのです。


 「僕の呪文で、地上の人たちに、笑顔を おくるんだ。」


 ちいちゃな、ちいちゃな天使は、持っている
 力をふりしぼり、呪文をかけたのでした。
 ちいちゃな、ちいちゃな天使の持っている
 ちいちゃな、ちいちゃな☆のついている
 魔法のステッキから、ちいちゃな、ちいちゃな
 呪文は地上へと舞い降りていきました。
 しかし、あまりにも小さい呪文は、
 途中で、流れ星になって消えてしまったのです。


 「僕の小さな呪文では、地上の人達を笑顔で
  いっぱいには、出来ないんだね。」


 ちいちゃな、ちいちゃな天使は、ちいちゃな、ちいちゃな 涙を、
 ポロポロとたくさん、たくさん流しました。
 そっと、物かげから見守っていた大きな天使達は、
 ちいちゃな、ちいちゃな天使の流した涙に呪文を
 かけました。
 ちいちゃな、ちいちゃな涙は、ちいちゃな、ちいちゃな
 ハートになり、地上へと舞い降りていき、
 人々の心の 中に、そっと入り込みました。

 みんなあたたかな心になり 静かに、静かに笑顔が広がり、
 
 愛する人をそっと抱きしめ ました。

 ちいちゃな、ちいちゃな天使にもちいちゃな、ちいちゃな
 笑顔が戻りました。

 でも、ちいちゃな、ちいちゃな天使のかけた呪文、
 流れ星になってしまったけれど、
 流れ星を見て、笑顔になった人が、
 たくさんいたって、ちいちゃな、ちいちゃな
 天使は、知っているのかな?





 毎年同じ話ですが、、、クリスマスなので

 素敵なクリスマスを~~☆彡

 
 
 




       今日の夜も星がよくみえるようですよ✩

                   

クリスマスフラワー

2016年12月24日 | おはなし


 青年は花屋の店先にあった真っ赤な花の鉢植えを買い求めました

 テーブルの上に真っ赤な花の鉢植えを置くと

 殺風景だった部屋の中がパッと明るくなりました


 「やあ、なんだか素敵な部屋になったじゃないか」


 青年は嬉しくなりそれからは、仕事から帰ると

 毎日あったことを赤い花に話しかけるようになりました

 返事は返ってはきませんでしたが、

 真っ赤な花は頷いて聞いてくれているような気がしたのです

 クリスマスイブの晩、仕事からアパートに帰ると

 赤いコートを着た綺麗な女の人が玄関先に立っていました


 「あの、、、どうして僕の部屋の前に君はいるの?」


 青年が不思議そうにたずねると、


 「あなたに渡して欲しいと頼まれた物があるの」


 そういい青年に小さな箱を手渡しました


 青年がアパートの鍵を開け振り向くと、もう女の人はいなくなっていました


 「誰からのプレゼントなのかな、いったいあの女の人は誰なのかな?」


 部屋の中に入り不思議に思いつつ小さな箱を開けると、

 中からふわふわふわと小さな雪の結晶が部屋の中に舞い上がりました


 「ああ、雪だ、、」


 青年が部屋中に舞う雪に見とれていると

 白い雪の結晶は小さな音符に変わり、

 小さなきれいな音で小さなクリスマスの曲を奏でました


 「ああ、なんてきれいな音色なんだろう」


 青年はすんだやさしい音色につつまれて

 やさしく幸せな気持ちになりました
  

 「もしかしたらこのプレゼントをくれたのは、、、君なのかな?」


 青年はクリスマスフラワーに今年も雪の降る故郷へ帰れないことを

 話しかけたことがあったのを思い出したのでした


 「 素敵なクリスマスプレゼントをありがとう」


 青年がポインセチアの花にお礼を言うと

 真っ赤な花は、嬉しそうに笑ったようにゆれました





 ポインセチアは別名クリスマスフラワーとも呼ばれているそうです

 花言葉は、「あなたの幸せを祈る」

 


 きょうはクリスマスイブです

 
 なによりなによりあなたがしあわせのえがおでありますように~♪



           
          

ちいちゃんと夢うさぎ

2016年12月24日 | おはなし


 お母さんが、ちいちゃんを抱きしめて 「おやすみ」 をいい

  お布団に入るとちいちゃんは、

 すうすうとカワイイ寝息をたて夢の中へ 


 「わ~、お花がいっぱい咲いてる~」

 「あっ、うさぎさんだ」

 「ちーちゃんこんにちは、ここはうさぎの国よ

  きょうは楽しく遊びましょうね」


 「うん、なにして遊ぼうか?」

 「私たちはお餅つきがとくいなのよ」

 「わー、お餅つきしてみた~い」

 
  うさぎとちいちゃんが


 「ぺったんぺったん餅つきぺったん、

  ぺったんぺったんうさぎのように白いお餅になあれ~♪」


 と歌を歌いながら杵でつくと

 ほわほわとやわらかいお餅になりました


 「わ~、美味しそう~、ちいちゃんお餅好き~」



 「ちいちゃん、ちいちゃん朝よ、もう起きましょうね」

 「お母さんおはよう、あれっ、うさぎさんは、、、」

 「うふふ、うさぎさんの夢をみたのね」


 ちいちゃんがお着替えをして食卓の椅子に座ると


 「なぜかしら、、急にお餅が食べたくなってしまったのよ」


 お母さんは、首をひねりながら小さく笑うと

 焼いたお餅に海苔をまいて

 ちいちゃんに出してくれました。



 なぜだっ、、PUNIよ、、クリスマスイブだというのに

 お餅の話なんだ、、、っ、、

 う~ん、、、なぜだろ、、、なぜ餅つき話なんかになっちゃったんだろう、、

 しかも、、昨晩録画した小田さんのクリスマスの約束をみながら書いたという、、

 別に今、、お餅が食べたいわけでは、、ないのですが、、

 で、、、餅つきの話を書いたあとでなんですが、、、

 きょうは、クリスマスイブです~♪

 あとで、、、クリスマスの話でもアップできたらとおもいますが、、



 素敵なクリスマスイブを~~♪




      チキンカジカジ~した~い♪

 

ちいちゃんと冬至

2016年12月22日 | おはなし


 「あっ、今日のおかずはかぼちゃだ~」

 「そうよ、ちいちゃんはかぼちゃが大好きよね」

 「うん、甘くて美味しいよ~」


 ちいちゃんは、お母さんが作ったカボチャの煮物をパクパクと食べました

 晩御飯を食べ終えると、お父さんとお風呂に入りました


 「お父さん、、お風呂に何か浮いてるよ」

 「これは柚子だよ、いい香りがするだろう?」

 「うん、いいニオイがするね~」

 「さあさあ、ちいちゃん湯冷めしないように
   100数えてから出ようね」

 「うん、いち、に~、さん、し~、ご~」

 ちいちゃんはプカプカと浮かぶ柚子を転がしながら

 100数えました

 ちいちゃんがお風呂から出ると

 お母さんは、柚子の香りがほんのりする

 湯上りのちいちゃんをバスタオルでやさしく抱きとめました


 ある、冬至の晩のことです




 昨日は定期検診で病院に行った帰りに冬至だったことに気づき

 あわててカボチャを料理しました

 かぼちゃを食べると運がいいことあるそうです、、
 
 冷蔵庫の中にあった小さな柚子でゆず湯にして

 はいりました。

 柚子の香り大好きです~♪


    
   今日のおやつはチョコケーキ~✩


      

小さな人のないしょね✩

2016年12月21日 | おはなし


 「ねえ、、何しているの?」

 
 赤い毛糸の帽子をかぶった小さい人が、

 青い毛糸の帽子をかぶった小さい人に聞くと


 「うん、、、ちよっとね、、」


 と言いながらサッと長い棒を袋の中に入れてしまいました


 「ふ~ん、、そうなの」


 赤い帽子をかぶった小さい人は、

 秘密はちょっとだけさみしいなと思いました

 しばらくして今度は


 「ねえ、、何をしているの?」


 青い毛糸の帽子をかぶった小さい人が

 赤い毛糸の帽子をかぶった人に聞くと


 「ああ、びっくりした、気がつかなかったよ」


 といいながら長い糸を袋の中に入れてしまいました


 「へえ~、そうなの」


 青いぼうしをかぶった人は、

 内緒はすこしだけかなしいなと思いました


 「ねえ、明日はクリスマスだね」

 「うん、そうだね」


 翌朝、小さい人が目を覚ますと可愛いプレゼントの袋がありました

 
 「わ~、赤いセーターだ~」

 「うん、わ~青いセーターだ~」

 「とってもふわふわであたたかいな~」

 「うん、もあもあで気持ちいいな~」


 小さい人は、あの時に内緒にしていたのは

 それぞれにセーターを編んでいたことを知ったのです


 
 「すてきなプレゼントありがとう~♪」

 「うん、あったかいプレゼントありがとう~♪」

 
 
 セーターを着てみると

 小さい人たちは、心の中もふわふわにあたたかくなりました


 
 
 
              プレゼントいいな~✩