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〖グレイトギフト〗1話~最終話迄全話あらすじ・感想!伏線と意外性に没入

〖グレイトギフト〗1話~最終話迄全話あらすじ・ネタバレ感想!
病理医(反町隆史)が殺人球菌【ギフト】を発見。
緻密な伏線、予想を裏切る意外性に没入すること間違いなしのサバイバル医療ミステリー。
2024年1月18日よる9時からテレビ朝日系にて放送開始。
『グレイトギフト』全話あらすじ・ネタバレ感想 tataraworks

〖グレイトギフト〗 

■主演:反町隆史
■脚本:黒岩勉(完全オリジナル)
■演出:本橋圭太、星野和成
■放送:毎週木曜日よる9時
   (テレビ朝日系)
※放送予定は変更になる場合があります



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〖グレイトギフト〗キャスト

 ※ゲストは各話に記載

〖グレイトギフト〗あらすじ・ネタバレ感想

第1話あらすじ・ネタバレ感想(2024年1月18日放送)
第2話あらすじ・ネタバレ感想(2024年1月25日放送)
第3話あらすじ・ネタバレ感想(2024年2月1日放送)
第4話あらすじ・ネタバレ感想(2024年2月8日放送)
第5話あらすじ・ネタバレ感想(2024年2月15日放送)
第6話あらすじ・ネタバレ感想(2024年2月22日放送)
第7話あらすじ・ネタバレ感想(2024年2月29日放送)
第8話あらすじ・ネタバレ感想(2024年3月7日放送)



〖グレイトギフト〗キャスト 

<明鏡医科大学付属病院>
― 病理部 ―
藤巻達臣 ふじまきたつおみ (反町隆史)
 うだつの上がらない病理医 50歳
 コミュニケーションをとるのが苦手
 愛宕克己の病理解剖を担当
 未知の殺人球菌【ギフト】を発見
久留米穂希 くるめほまれ (波瑠)
 藤巻が唯一心を開ける存在
 検査技師で31歳
奈良茉莉 ならまり (小野花梨)
 検査技師で26歳
 病理医の伊集院薫に言い寄られる
伊集院薫 いじゅういんかおる (盛山晋太郎(見取り図))
 藤巻を心の中で見下す病理医。33歳
 奈良茉莉に恋愛感情を抱いている

●関根美登里(周本絵梨香)
 病理検査室受付事務員

― 心臓外科 ―
白鳥稔 しらとりみのる (佐々木蔵之介)
 心臓外科の教授。56歳
 高度オペの執刀数ダントツ1位
 藤巻麻帆と神林琴葉の主治医
 理事長選で奥野信二に敗北した
郡司博光 ぐんじひろみつ (津田健次郎)
 心臓外科の医師。49歳
 白鳥稔の腹心で藤巻とは同期
 藤巻麻帆の担当医で元恋人
 看護師・鶴下綾香と不倫の関係

― そのほか病院関係者 ―
奥野信二 おくのしんじ (坂東彌十郎)
 理事長。58歳。財界に太いパイプ
 院内の不審死の隠蔽を藤巻に指示
 [アルカナム]オーナー・安曇と懇意
本坊巧 ほんぼうたくみ (筒井道隆)
 事務長。理事長の腹心。53歳
 金の管理を仕切っている金庫番
 安曇杏梨に想いを寄せている
鶴下綾香 つるしたあやか (片山萌美)
 看護師長。37歳。郡司博光と不倫
●教授(林和義)

<警視庁>
― 捜査一課 ―
月足修平 つきあししゅうへい (濱正悟)
 巡査部長。28歳。頭脳明晰で行動的
 神林育人の後輩で共に捜査にあたる

― 警務部厚生課 >
神林育人 かんばやしいくと (尾上松也)
 警部補。41歳。元捜査一課刑事
 職員相談支援センター勤務
 事件を捜査するうち藤巻と知り合う

<藤巻家>
藤巻麻帆 ふじまきまほ (明日海りお)
 藤巻達臣の妻。明鏡医大の元看護師
 夫に幻滅し夫婦仲は冷え切っている
 重い心臓病で入院
藤巻 ふじまき あかり(藤野涼子)
 東都薬科大学の1年生。19歳
 父親の藤巻達臣に反発している

<会員制ラウンジ アルカナム>
安曇杏梨 あずみあんり (倉科カナ)
 オーナー。39歳。
 急死した元総理・愛宕克己の愛人
 愛宕の遺族から殺人を疑われる
立花佑真 たちばなゆうま (市川知宏)
 ボーイ。“特別個室”案内役。25歳
●ラウンジ嬢(いずみかわみほ、安陪恭加、田代琴美)

<そのほか>
神林琴葉 かんばやしことは (中島瑠菜)
 神林育人の娘。13歳。重い心臓疾患
 明鏡医科大学付属病院に入院
愛宕克己 あたごかつみ (山田明郷)
 元総理大臣で78歳。安曇杏梨は愛人
 明鏡医科大学付属病院で急死する
 解剖で“未知の球菌”が見つかる

●4話~ナレーション
 (萩野志保子(テレビ朝日アナウンサー))



〖グレイトギフト〗第1話あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
元総理大臣の愛宕克己(山田明郷)が明鏡医科大学付属病院にて急死する。
愛宕は心臓疾患の手術を受けており、その検査入院中に容態が急変したのだ。
愛宕の遺体は病理解剖へ回され、同病院の病理医・藤巻達臣(反町隆史)は『急性心不全』と診断する。
だが、解剖に立ちあった検査技師・久留米穂希(波瑠)が異論を唱える。
「殺されたのかもしれません」と……。

久留米によると、愛宕は会員制ラウンジ[アルカナム]のオーナー・安曇杏梨(倉科カナ)と愛人関係にあり、遺産相続を巡って杏奈と揉めていた遺族が杏梨に殺人の疑いをかけ院内で騒いでいた、とのことだった。
藤巻が改めて綿密に愛宕の遺体を調べると右頸部に謎の黒ずみがあった。

藤巻が採取した液状検体から“未知の球菌”が見つかる。
しかも、この球菌は採取して1時間が経過した後、藤巻の目の前で突然消滅。
ひょっとしたらこれは“殺人球菌”かもしれない、と最悪の事態を危惧した藤巻は、理事長・奥野信二(坂東彌十郎)から秘密裏に許可を取り、新たな液状検体の採取に着手する。
そんな中、院内で新たに不審死が発生。
藤巻は絶体絶命の窮地に陥り……。

〖グレイトギフト〗第1話ゲスト

●若い臨床医(舟津大地)
●愛宕克己(山田明郷)
 元総理大臣。最初の犠牲者
●愛宕の妻(一柳みる)
●愛宕の娘(前野恵)
●愛宕の息子(竹林文雄)
●もつ鍋店の店員(小澤翔太)
●奥野理事長の秘書(宮田祐奈)
●峰岸厚生労働大臣秘書(紺野ふくた)
 ラウンジで奥野から金を受け取る
●2番目の犠牲者・安田勝(小高三良)
●安田の遺族・安田梢(阿南敦子)
●安田の遺族(松山尚子、柿沼慶典)
●定例教授会で発表する医師(林和義)
●看護師・後藤恵梨香(大藤由佳)
●看護師(富田玲奈)

●感想
脚本が『ラストマン-全盲の捜査官-』『マイファミリー』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の黒岩勉さんと知って視聴することにした。
私、これらのドラマを全て見ていて感想までブログにアップしているもの。
たから〖グレイトギフト〗だって絶対面白いに違いないと思うの。

主演の反町隆史さんのヒット曲
は、近年赤ちゃんが泣き止む曲として注目されている。
もうタケモトピアノの財津一郎さんを超えたであろう反町隆史さんが演じるのは、うだつの上がらない病理医・藤巻達臣(反町隆史)。
反町さんはイケメンなのにちょっと残念な感じが良いのよね~。

てか、みんな藤巻に対して心無いこと言いすぎじゃない?
面と向かってポンコツとかモテないとか、力が無いと鼻で笑ったりとか。
実の娘・あかり(藤野涼子)もそこまで言うかぁ?
藤巻は普段から目が死んでるけどさ。
奥野理事長(坂東彌十郎)を脅している最中ですら相手を見ないけどさ。
藤巻をもっと人間扱いしてよ。

善人ぶってただけの白鳥稔(佐々木蔵之介)の「偉大なるギフト」の台詞でタイトル回収された。
藤巻は白鳥に脅迫され、その上本当の球菌を作り出した何者かから代償を払ってもらうという内容の手紙を送られる。
誰も頼れない藤巻、どうするの?



〖グレイトギフト〗第2話あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
明鏡医科大学付属病院の心臓外科医・白鳥稔(佐々木蔵之介)は、病理医・藤巻達臣(反町隆史)に培養させた殺人球菌を使い理事長・奥野信二(坂東彌十郎)を殺害した。
奥野は急性心不全と診断され、事は白鳥のもくろみ通りに進むかに見えたが、警視庁の元刑事・神林育人(尾上松也)は奥野の行政解剖を決断する。
白鳥は藤巻の妻・麻帆(明日海りお)の手術を盾に藤巻に証拠隠滅を命じる。

「私の球菌を勝手に使いましたね。代償を払っていただきます」
藤巻は、奥野が亡くなってすぐ消印のない脅迫状が届いたことを白鳥に報告。
白鳥はこれを書いた真犯人を特定しろと命じる。
そんな中、藤巻の行動に違和感を覚えた久留米穂希(波瑠)は藤巻に球菌の培養理由を追及し……。

〖グレイトギフト〗第2話ゲスト

●剣持学(津村知与支)
 東京都監察医務院の監察医
 奥野理事長の行政解剖を担当
●安田の遺族(阿南敦子)
 久留米の行きつけの店の人
●警備員(葉山昴)

●感想
藤巻(反町隆史)が白鳥(佐々木蔵之介)に相談したのが運の尽き。
妻・麻帆(明日海りお)を人質に取られたような状態で白鳥の指示に従うしかなく、久留米(波瑠)にも脅されて一緒に球菌培養をするはめに陥る。
神林育人(尾上松也)からは友達だからと警察のスパイを頼まれ、もうにっちもさっちもどうにもならない。
藤巻の首はきゅーきゅー締まるばかり。

超小者の伊集院薫(盛山晋太郎)にまで殺人球菌ギフトの存在を知られ脅されるが、白鳥の方が上手だった。
白鳥が平然と邪魔者を排除していくのが怖すぎる。
でも、藤巻もウザイ伊集院をギフトを使って葬ろうとチラッと考えたよね。

結局、伊集院が消されても藤巻の苦しさが増しただけ。
最終的に藤巻が覚悟を決めて白鳥を殺すしか道が無さそうだけど…まあ、そんな単純な発想でストーリー展開しないか。



〖グレイトギフト〗第3話あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
殺人球菌の存在、それによる奥野前理事長(坂東彌十郎)の殺害に気づいた病理医・伊集院薫(盛山晋太郎)は、現理事長・白鳥稔(佐々木蔵之介)から1億円を奪う事を計画し逆に殺された。
藤巻達臣(反町隆史)は、非道な行為も厭わない白鳥に反感を抱く。
だが、妻・麻帆(明日海りお)の主治医である白鳥には従うしかない。

悩む藤巻に、元々白鳥の腹心で藤巻とは同期の心臓外科医・郡司博光(津田健次郎)が驚愕の情報を提供する。
郡司によると白鳥は医学系大学連合会議の議長の座を狙っており、白鳥が次にターゲットにするのは一番のライバルで悪名高い副議長・大泉篤(西岡德馬)だと言う。
白鳥は大泉に軽井沢の別荘に招待されており、そこで大泉を殺すかもしれない。
藤巻は郡司から2人で命を救おう、と持ちかけられ……。

〖グレイトギフト〗第3話ゲスト

●大泉篤(西岡德馬)
 聖橋大学病院理事長
 医学系大学連合会議の副議長
●看護師・後藤恵梨香(大藤由佳)
●麻酔科医(小川智弘)
 麻帆の出術を担当

●感想
久留米(波瑠)の大泉篤(西岡德馬)評価が厳しい~。
「大泉先生はクズです」
「ただのクズです」
ブッハー(ノ∀≦。)ノ
厳密にはクズばっかりだよ。
郡司(津田健次郎)、お前もか……。
津田健次郎 写真集「ささやき」

白鳥を演じている佐々木蔵之介さんは、朝と夜にお風呂に入り、特に朝風呂には台本や水などを持ち込んで今日やるべき事を整理するんだとか。
そうやって、患者には善人、私利私欲の為なら殺人すら厭わないキャラをじっくり作り上げているのね?

確かに藤巻(反町隆史)はぼんくらだ。
すぐ人を信じちゃってまた追いつめられてしまった。
でも、藤巻って応援したくなる人だ。
誰にも相談できず、あっちからもこっちからも責められ逃げられず、苦しいよ、あの状態。
よく耐えてるよ。
今日はキレたけど。

「私はただ藤巻先生に好意を抱いてるんだと思います」
久留米の淡々とした告白にビックリ。
色気無し、でも久留米らしい。



〖グレイトギフト〗第4話あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
藤巻達臣(反町隆史)は、執拗に殺人球菌【ギフト】に興味を示す検査技師・久留米穂希(波瑠)のことを【ギフト】を作り出した人物だと疑っていた。
ところが久留米から
「藤巻先生が好きだから、放っておけないんです」
と告白されてしまう。

【ギフト】を使って邪魔者を消している理事長・白鳥稔(佐々木蔵之介)は、藤巻と自分の協力者・郡司博光(津田健次郎)を教授に任命。
より良い医療を目指す白鳥は早々に大学病院の改革に着手。
その矢先、政財界の大物3人が急性心不全で立て続けに死亡する。
死因は【ギフト】だ。
藤巻が培養していた【ギフト】が何者かによって盗まれ……。

〖グレイトギフト〗第4話ゲスト

●安田梢(阿南敦子)
 2番目の被害者・安田勝の娘
●安田の家族(柿沼慶典)
●君島学(高橋光臣)
 [ミラージュコンサルティング]
 経営コンサルタント
●君島の部下(一條恭輔)
●教授(林和義)

●感想
藤巻役の反町隆史さんは日が出る少し前から起きているらしいよ。
さて、木曜ドラマはだいたい9話構成なので4話で新展開を見せる。

本坊事務長(筒井道隆)、純愛ってほざきやがった。
そして、郡司(津田健次郎)は躊躇しないな~。
あの2人の死体、どうすんの?

自分が話した事を相手が一切覚えていないと淋しい気持ちになる。
関心が無いってことだものね。
藤巻の妻・麻帆(明日海りお)は嫌な女かと思ったが、プリンはあまり好きではないと何度言っても藤巻は記憶に留めておかずプリンを買ってくるというエピソードが切なく思えた。
「死ぬかもしれないのにまた同じ事を言うなんてバカらしくて」
確かに言う気力なくすわ。

権力亡者達による争いが続く限り、藤巻は脅され【ギフト】を培養し続けなければならないのか?
【ギフト】くれくれちゃん、増殖中。



〖グレイトギフト〗第5話あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
藤巻達臣(反町隆史)と事務長・本坊巧(筒井道隆)の弱みを握り支配下に置いた郡司博光(津田健次郎)は、理事長・白鳥稔(佐々木蔵之介)を裏切り自分が理事長になることを企てる。
郡司は、会員制ラウンジ[アルカナム]のオーナー・安曇杏梨(倉科カナ)の協力を得て暗躍を開始。

郡司の命令に逆らえない藤巻は、妻・麻帆(明日海りお)の安全を考え転院させようとするが思うように進まず。
そんな中、杏梨に恋慕する本坊は一念発起し、藤巻と久留米穂希(波瑠)に郡司の不倫相手を見つけ、そのネタを切り札に反逆しようと持ちかける。
藤巻も麻帆の為に起死回生の一手に出るが、麻帆の裏切りで……。

〖グレイトギフト〗第5話ゲスト

●君島学(高橋光臣)
●君島の部下(一條恭輔)
●看護師・前田(富田玲奈)
●居酒屋料理人(柿沼慶典)
 安田の遺族
●白鳥の秘書(宮田祐奈)
 前理事長・奥野の秘書だった

●感想
立花くん(市川知宏)、いずこへ?
[アルカナム]では殺人の後始末までしちまうのかい?
とんでもねーな。
てか、立花くん、君島(高橋光臣)とその部下(一條恭輔)の遺体を見てもさほど驚いていなかった。
慣れてるのか汚れ仕事(((゜Д゜;)))

藤巻(反町隆史)の妻・麻帆(明日海りお)は前から郡司(津田健次郎)と不倫をしてて、しかもキャンキャンうるせぇ娘のあかり(藤野涼子)もそれを知っていた…どころか応援しとったと…。
ふ、藤巻、気の毒すぎる。
やはり最終的に藤巻は【ギフト】を使う側になるんではなかろうか?

郡司の愛人・鶴下(片山萌美)は嫉妬にかられ【ギフト】を使って麻帆を殺そうとするが、白鳥理事長(佐々木蔵之介)にあっさり消される。
でも、この後の展開が……。
こ~わ~い~!

突然【ギフト】のチームが判明。
もう私が藤巻だったら頭おかしくなっちゃうレベルだよ。
まごうことなきクズの本坊事務長(筒井道隆)はともかく、久留米(波瑠)、アンタも今まで演技だったんかーい!?



〖グレイトギフト〗第6話あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
明鏡医科大学付属病院理事長・白鳥稔(佐々木蔵之介)は、殺人球菌【ギフト】を使って邪魔者を排除し続けている。
一方で【ギフト】の存在を知る者達を一つのチームにまとめ上げていた。
そのチームには、藤巻達臣(反町隆史)と協力関係にあったはずの久留米穂希(波瑠)もいた。

白鳥は、医学系大学連合会議の議長選で勝つ為の裏金作りを計画。
会員制ラウンジ[アルカナム]のオーナー・安曇杏梨(倉科カナ)が持つ闇ルートで【ギフト】を売りさばくことを宣言する。
さらに白鳥は藤巻の忠誠心を疑い、藤巻の妻・麻帆(明日海りお)に【ギフト】を贈ると脅迫する。

今まで麻帆を救う為に犯罪に手を貸してきた藤巻だが、麻帆から郡司博光(津田健次郎)との不倫を告白された上、離婚も切り出されており、白鳥の脅しに屈する必要性を感じていなかった。
藤巻は自分の意志で【ギフト】を作ると宣言し、白鳥にとんでもない交換条件を切り出す。

藤巻は人が変わったように大胆になり、警視庁の元刑事・神林育人(尾上松也)に事件の全貌を密告する。
【ギフト】の闇取引の日時が決まり、このチャンスを活かし証拠を手に入れようとするが、【ギフトの創造者】を名乗る人物から藤巻に電話が……。

〖グレイトギフト〗第6話ゲスト

●安田梢(阿南敦子)
●安田の遺族(柿沼慶典)
●看護師・前田(富田玲奈)
●看護師・政宗明日香(彩羽)
●月足の上司・貴島主任(荒川浩平)
●月足の上司・真壁係長(川井つと)

●感想
「もう人質はいません。
これからは自らの意志でギフトを作ります」
「今までの人生がバカらしくなるような法外な金を」

逆襲の藤巻(反町隆史)、失うものがなくなった藤巻は強いぜ~、白鳥(佐々木蔵之介)先生よぉ。
でも、白鳥先生の闇落ちも半端ない。

本坊事務長(筒井道隆)、笑っちゃうほどゲスいな(((*≧艸≦)ププッ

あー、やっぱりね、神林(尾上松也)は裏切っとったかあ。
そんな神林にすら寄り添う言葉をかける藤巻、お人好しすぎる。

真犯人から電話がかかってきたが、今までの登場人物の中で球菌を作れそうなのは奈良茉莉(小野花梨)くらいしか思いつかないんだが……。



〖グレイトギフト〗第7話あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
殺人球菌【ギフト】の創造者から藤巻達臣(反町隆史)に電話がかかってきた。
創造者は、白鳥稔(佐々木蔵之介)の【ギフト】の密売をやめるよう要求し、その見せしめに入院患者を殺害した。

創造者は、使用したのは【オクトセブン】であり【ギフト】には大きな欠点があると言う。
藤巻は遺体から検体を検出し、白鳥の命令で久留米穂希(波瑠)とともに【オクトセブン】の培養および研究を開始。
やがて、想像を絶する異変が……!

娘の命を守る為、本当なら白鳥理事長を逮捕すべき警察の人間でありながら手を組んだ神林育人(尾上松也)もまた真犯人である創造者を探す。
そして、【ギフト】の最初の犠牲者で元総理大臣の愛宕克己(山田明郷)と深い関係を持つ[国立生命理工学研究所]の元職員が[明鏡医科大学付属病院]に在籍していることを突きとめる。

同じ頃、藤巻の妻・麻帆(明日海りお)は不倫関係にある郡司博光(津田健次郎)の妻・佳澄(西原亜希)から……。

〖グレイトギフト〗第7話ゲスト

●北本秀介(柏原収史)
 細胞培養士
 【オクトセブン】を知る人物
●郡司博光の妻・佳澄(西原亜希)
●看護師・政宗明日香(彩羽)
●稲場堅三郎(川野太郎)
 国立生命理工学研究所の元所長

●感想
犯人曰く【ギフト】は欠陥があるとのことだが、【ギフト】は血管に侵入し心臓へ到達すると、心筋内で毒素を生み心不全を誘発する。
そして、血流に乗って右頸部の頸動脈洞に集まる。
宿主が死ぬと皮下組織内に嚢胞を作る。
温度が低下すると球菌が死滅する為、解剖しても発見されず急性心不全の診断が下される。
1リットルの水差しに5ミリリットルの【ギフト】を一口飲んだだけで1分以内に心停止してしまう。

…て、どう考えても完璧でしょ?
と疑問に思っていたら、なるほどね~、コピー可能かぁ。
【オクトセブン】はコピー不可能。

自分こそ夫を裏切っていたのに、その夫に新たなお相手が存在する事には腹が立つなんて、勝手な女だな、麻帆(明日海りお)。
笑顔で相手を追いつめていく郡司佳澄(西原亜希)もこえ~。
でも、この女同士の戦い、要るの?
ストーリー上どうでも良い気がするのだけど、わざわざ絡むのだから愛憎劇以外の何かあるんでしょうな?

久留米(波瑠)はうっかり“Oct7”って書いた為に創造者だとバレたが、連続殺人犯ではなさそうね。



〖グレイトギフト〗第8話あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
殺人球菌【ギフト】の正体は、国立生命理工学研究所で勤務していた頃の久留米穂希(波瑠)が偶然生みだした【オクトセブン】だった。
久留米は明鏡医科大学付属病院内で起きている事件の犯人ではないと主張。
それを照明すべく真犯人像を推察するのだが、理事長・白鳥稔(佐々木蔵之介)はなおも久留米を疑う。

白鳥は、久留米の手を借りて【ギフト】を培養していた藤巻達臣(反町隆史)に、改良型の【オクトセブン】の出処を探るよう命令する。
久留米の無実を信じる藤巻を、久留米は“秘密の場所”へ案内する。

その頃、白鳥は藤巻と久留米に【ギフト】を送ろうと計画。
だが、【ギフト】は1本しかない。
そこで、白鳥は検査技師の奈良茉莉(小野花梨)に培養させようと……。

〖グレイトギフト〗第8話ゲスト

●郡司博光の妻・佳澄(西原亜希)
●安田勝(小高三良)
●稲場堅三郎(川野太郎)
●北本秀介(柏原収史)

●感想
【ギフト】のカウンター球菌ですと?
久留米(波瑠)、ちゃっかりひとりで研究してたんだな。
それをまるごと藤巻(反町隆史)に託すとは。

はい!タイトル回収!

奈良茉莉(小野花梨)が簡単にちゃっちゃと球菌培養できたのは変だろう。
この娘、何かと久留米にちょっかい出してたし、そういう所がずっと不自然に見えてたんだよね。
いや、でも、実は奈良は天才なのかも。
今まで大人しかった北本秀介(柏原収史)の線もある…だろう?

最後に藤巻の妻・麻帆(明日海りお)の名前が[国立生命理工学研究所]の雇用者リストの中にあったけど、麻帆があんなモノを培養できるとは思えない。
麻帆より奈良が犯人の方がまだ説得力がある気がするのだけど?

それにしても本坊巧(筒井道隆)、本当にクズだな。
本坊が手に入れたい杏梨(倉科カナ)は藤巻に興味が移ったように思うよ。



〖グレイトギフト〗第9話(最終話)あらすじ・ネタバレ感想 

●あらすじ
藤巻達臣(反町隆史)は久留米穂希(波瑠)をかばって【ギフト】を打ち込まれるも、久留米が秘密裏に開発した【ギフトのカウンター球菌】によって一命を取り留めた。
藤巻と久留米は、堂々と白鳥稔(佐々木蔵之介)に挑む。

しかし、藤巻は妻の麻帆(明日海りお)が【ギフト】が誕生した[国立生命理工学研究所]で働いていたことを知り驚愕する。
藤巻は真相を確かめるべく、久留米と共に麻帆に会いに行く。

心臓外科医・郡司博光(津田健次郎)の妻・佳澄(西原亜希)は、夫を次の理事長にしようともくろみ、事務長の本坊巧(筒井道隆)と協力関係を築いていた。
本坊は、郡司に【ギフト】の細胞株精製をさせ、これまで支配者であった白鳥理事長に【ギフト】を飲ませ殺す復讐計画を実行に移す。
絶体絶命の危機に瀕する白鳥。

その頃、白鳥と手を組んでいたはずの真犯人は次の一手を打つ。
真犯人は、藤巻、久留米、郡司、本坊を引き込もうとするのだが……。

〖グレイトギフト〗第9話ゲスト

●郡司佳澄(西原亜希)
●稲場堅三郎(川野太郎)
●北本秀介(柏原収史)
●麻酔科医(明良孝勇)

●感想
佳澄(西原亜希)は自分を裏切った浮気夫の郡司(津田健次郎)に恨みを抱いていた。
そりゃそーだ!
よく浮気者の男性が妻に許してもらって調子に乗っているが、私はそういう男を見ると
「歳取ってから介護虐待という仕返しをされないようせいぜい気をつけろよ」
と思う。

ああ、やっぱり奈良茉莉(小野花梨)だったか。
あの子、やたらと久留米(波瑠)に絡んでくるのがおかしいと思ってたんだ。
喋り方がいちいちシャクに障るわ。
「研究者の性」と言っていたけど、自己顕示欲の塊で久留米に張り合って勝ちたかっただけだよね。

「ありがとうって言ってもらえるだけで昔は充分だったんですけどね」
と言う白鳥(佐々木蔵之介)は患者さんにはとても優しいお医者さんなのに。
【ギフト】に取り憑かれて気の毒。
本当の目的を見失ってただの殺人鬼になってしまった。

「僕には、人と比べたり人に勝とうという欲がないんです」
実に藤巻(反町隆史)らしい言葉だな。
最終的に藤巻も病院を辞めるしかなさそうだけど、果たして行き場があるのだろうか?
元妻・麻帆(明日海りお)の誤解は解けたけれど元サヤにはおさまらないし、藤巻の前途は多難だと思う。
それでも何かを達成した人として藤巻はかなり自信を手に入れたはず。
地道に強く生きていくんだろうなあ。

最後に北本秀介(柏原収史)が出てきたのにはビックリ。
この人も結局スパイだったのか。
藤巻の前で気弱そうに見えたのは芝居だったのか。
あの女、やるわね。
まだまだ続きそう、殺人球菌争奪戦。

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

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ご訪問ありがとうございました

コメント一覧

tataraworks-lynx50
@sue2006 スー様、コメントありがとうございます。
藤巻がグッと耐えていますけど、ほんとみんな言い過ぎですよ。
奥さんも娘も冷たすぎるのに、藤巻の方は家族の事を想っているのが切ないですね。
最終的に家族関係は良好になってほしいですけど(ーー;)
sue2006
こんにちは
1話目、あまりにも藤巻が見下されていて、可哀そうでしたね。
あの心臓の悪い奥さんも何であんなに態度が悪いんだか。
これから追い詰められつつも、
波瑠さん演じる久留米穂希が救いになって、
藤巻の逆襲?が始まるのですかね。
tataraworks-lynx50
ヌマンタ様、コメントありがとうございます。
1週間だけ病院の経理のバイトをしたことがあります。
医者⇒看護師⇒補助と上から下への圧が凄かったです。
自分より下を見つけようとする人間関係の悪さにどん引き。
絶対病院では働かねぇと心に決めました(((゜Д゜;)))
ヌマンタ
病理医ってアメリカの医療ミステリーでは重要な役割を果たすことが多いですが、日本ではあまり評価されていませんね。どんな展開になるのか興味津々です。

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