韓国旅行の間、ゲストハウスに泊まっていた。
宿のおかみさんは小学校の時まで日本にいたので
日本語が堪能だ。
初対面の私に向かって
おかみさん:「親は責任を持って子供を育てなくてはいけない。
うちは主人が事業で失敗したので私は命がけで子供を大きくした。
子供は3人いてそれぞれ立派に成長した。
一人は早大大学院を卒業した。
子供は何もわからない。親を見て育つ。
国を栄えさせるためには立派な大人に育て上げなくてはならないよ。」
自分の国(韓国)を愛する気持ちが切々と伝わってきた。
日本で愛国心といえばニュアンスが微妙な面もあるが
おかみさんの話す言葉は素直に受け入れられた。
おかみさんの年齢は70歳前後。
今は民宿の傍らボランティアもしているという。
大変心に残る言葉だった。