畳職人(松浦畳店3代目のブログ)

和室は家族の一体感を高めます。

ショーシャンクの空に

2022-05-26 06:21:00 | 生活
金曜ロードショーを録画して昨日観ました。

この映画は妻と愛人への殺人罪で投獄されたエリート銀行員アンディの話です。
実際は冤罪です。

地獄のような劣悪な環境(暴力、人間性を貶める行為にさらされる)であっても希望の一点を信じて前向きに生きていった話です。
普通なら自暴自棄に成らざるを得ない状況です。
自分を痛めつけたり、唾を吐いてくる相手に対してこれほど、真摯に相談相手になりよき方向に導こうとするだろうか。
彼は違う。彼の人間性に感服する。
そして最終的には脱獄に成功する。

最後にレッドに当てた手紙の文章が印象的でした。

”僕の計画を助けてくれる人間が必要なんだ。君を待ってる。チェス盤も用意した。レッド、希望は良いものだ。多分最高のものだ。素晴らしいものは決して滅びない。君がこの手紙を見つけ、元気であって欲しい。アンディ”

月並みですが、決して希望を失わない姿勢って大事だなと思わされました。

また冤罪を生み出さないためにも人を既成概念(潜在意識、色眼鏡)で見るのはよくないことだし、容疑者、被害者(映画の場合、既に殺害されている)双方の意見、事実確認を徹底するべきだと思いました。

彼の牢獄で過ごした19年間は帰ってこないのだから......