tasom日記

ベルギーで暮らすtasomの日記

『流星ワゴン』重松清

2006-09-03 02:42:54 | Weblog
子を持つ父親層に大絶賛だったという、父子関係を中心に描かれた作品だった。

うーん、女に生まれてきたことを後悔した事はないけれど、むしろ生まれ変わる時も女でありたいと思うけれど、こういう作品を読むと、ちょっと、ジェラシーだ。しょせん、女には父親と息子の関係、感情、葛藤、憧れ、とかとか、わからない。男性が、母親と娘の関係を分からないように。

人生やり直しができるか、いや、過去は変わらない、ということをしみじみと感じた。あ、あの時こういっておけばよかった、あの時、あんなふうに言うべきではなかった、あの時こうしてればよかった、後悔しても始まらない、ということ。

だからこそ、人生って面白いんだと思う。生きていくことは、簡単じゃない。思い通りに運ぶのも簡単じゃない、だから、人はそれをどうにかしようとする。

なにかを原因にして、人生に怠慢だった自分を省みてしまった。

内容を紹介するつもりではないので、訳の分からない感想文?みたいになってしまいましたが、心に響くものがありました。男性にはさらにオススメだと思います。







人生やり直しは、できないんだよ。





でも、立ち上がる自分を誰も止められないんだ。

さぁ、遅くはない、いつだって遅くはない、立ち上がれ。


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2 コメント

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Unknown (シュウ)
2006-09-04 17:13:21
ぜひ読んでみる。
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ぜひぜひ (tasom)
2006-09-22 05:39:54
よんでみそ。



またブックレビューかこーっと。
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